「小竹向原駅」駅・街の歴史編 東京メトロ有楽町線・副都心線・西武有楽町線
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回はガラッと趣向を変えて、以前好評だった「おかわり企画」をお送りいたします。
その企画とは、今までに登場したエリアをさらに徹底解析し、アクセス環境や住まい環境、駅・街の歴史などの項目別に特集しちゃおう!というもの。
そして登場するのは、激レア路線としておなじみの「西武有楽町線」をはじめ「東京メトロ有楽町線・副都心線」の3路線が利用可能な「小竹向原駅」の「駅・街の歴史」を中心にお送りします。
では、さっそく「小竹向原駅の歩み」からスタートです!
小竹向原駅
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「小竹向原駅」の歩み
「駅・街の歴史」という形では、以前の回でもご紹介していますが、今回はさらに「小竹向原駅」が歩んできた歴史を掘り下げてご紹介していきましょう。
冒頭でもご紹介した通り、この「小竹向原駅」の最大のメリット・特徴は「3路線が共用する駅」であるということです。
だからこその「疑問」となるのは「一番最初に開業したのはどの路線?」という部分でしょう。
過去回でも登場しているネタではありますが、改めてご紹介しておくと、かなりギリギリの線で「東京メトロ(当時は営団地下鉄)有楽町線」が勝利していますが、その差はわずか「三ヶ月」というのだから驚いた方も多いでしょうね。
(営団地下鉄が1983年(昭和58年)6月24日に、同年の10月1日に西武鉄道がそれぞれ開業している)
実はこの両路線、開業時において「相互直通運転」に際し「西武有楽町線」側では「自社車両」を使用しておらず、当時の「営団」から車両を借りて運行していた、という経緯があるのですが(もちろん現在は自社車両を利用)、ここからも分かるように「基本は東京メトロ側にある」とされています。(実際に管理も「東京メトロ」が行う)
しかし、開業後から続く「相互直通運転」は、路線の複線化や「副都心線の共用参入」などの機会ごとにその距離を伸ばしているので、西武鉄道側にとってもかなりのメリットが見込める路線となっています。
加えて、「西武鉄道」側では、この路線の正規名称を「西武有楽町線」としていますが、実際の駅構内でのアナウンスでは、お客の混同を防ぐために「西武線」とだけコールされているのだとか。(気を使っているようにも感じますよね?)
さすがに3路線もあると、路線に冠するエピソードだけで紙面が尽きてしまいましたが、もちろん今後また別角度からお話することもありますので、今回は一旦ここまでにしておきましょう。
「小竹」+「向原」=「小竹向原」? ~駅周辺の街の歴史~
さて、今回も「駅名と地名が異なるケース」となっていますが、続いては駅のある「練馬区小竹町」にスポットを当てていきましょう。(駅名になっている「向原」も合わせて取り上げていきますね)
この「小竹町」も、現在の「練馬区」に属しているだけに、そのルーツを探っていくと「武蔵国豊島郡」に行き着くのですが、実は当時は「上板橋村」に属しており「字」としての扱いとなっていたそうです。(「小竹村」となっていた時期もあるのだそう)
それがなぜ「練馬区」になったのかというと、1947年(昭和22年)の「練馬区成立」時、他の地域とともに正式に「練馬区入り」したからだそう。
話を「上板橋村」時代に戻すと、この時「小竹」と共に同村の一員であったのが、何を隠そう駅名での相方となる「向原」だったのだとか。
この「小竹」「向原」ともに、1932年(昭和7年)の「板橋区発足」時にそれぞれ「小竹町」と「向原町」となりましたが、お互いに独立した「町」になっていることからそれぞれが「上板橋村」の中ではそれなりの地位を築いていた事がわかりますね。(規模が小さければ合併させられてしまうケースもあった)
そんな両地の仲を引き裂いたのが、前述の「小竹町の練馬区への移管」であったわけですが、実はこの移管には少々事情があったのです。
どういうことかというと、この「小竹町」はそもそも「板橋警察署江古田駐在所」の管轄であり、この「江古田駐在所」は1937年(昭和13年)の時点で設立された「練馬警察署」にいち早く移管していたそうです。(ちなみに現在の「小竹町一丁目」の最寄り駅は「西武池袋線江古田駅」とされています)
これが引き金となり、続く1944年(昭和19年)に「板橋区役所練馬支所」が設立された際に、上記の警察の管轄と同様の管轄範囲を採用します。
そして、運命の「練馬区発足」を迎えたわけですが、当然上記の「管轄範囲」をそのまま「練馬区」が踏襲したという複雑な理由があったのですね。
そんな経緯を踏まえた上で、この2つの地名をひとつにした「小竹向原駅」という駅名が生まれた、と考えると、なかなか粋なネーミングだと思いませんか?
まさに「住宅地パラダイス」!な「小竹町」 ~駅周辺の街の歴史②~
続いては「歴史」というよりも、知っておいて損はない「小竹町」のまめ知識をご紹介していきましょう。
実は、駅のある「小竹町二丁目」は、れっきとした「第一種低層住居専用地域」となっているので「3階以上の建物が建てられない」のです。
あまり聞いたことがない人も多いと思われる、この「第一種低層住居専用地域」という用語ですが、その意図としては「低層階住宅の良好な住環境を守るため」であり、住宅はもちろんのこと商業施設にも多大な影響を与えるルールです。(13種類の「用途が限定されている地域」の中では最も厳しいルールとなっているのだとか)
より詳しく知りたい方は実際に調べてみることをオススメしますが、このエリアではルールもあってか、比較的余裕のある住居(主に戸建て物件)や低層マンションが多く存在しており、良質な住宅が豊富にある「住宅パラダイス」なのです。
最初のセクションでもご紹介した通り、この「小竹向原駅」エリアは「3路線利用できる」ことからアクセス面でのメリットも大きいため、潜在的に「住まい探しの穴場」となる要素を備えている「優良エリア」ですので、こちらの記事で気になった方はお気軽に当店までご相談くださいね!
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今後どうなる?「小竹向原(小竹町)」が歩む道とは?
最後のセクションは、魅了的な要素が目白押しの「小竹向原(小竹町)」の今後を、この記事をまとめつつ一緒に考えてみましょう。
今もまだ記憶に新しい「コロナ禍」後、住まいの購入を検討している人にとって「練馬区の人気に拍車をかけるような動き・社会的な変革」が多く見られました。
その結果が、現在の不動産取引を左右する「郊外志向」という「流れ」なのです。
板橋区立小茂根図書館
もちろん、この「小竹向原駅」周辺エリアにおいてもその流れの影響は大きいといえますし、今後しばらくはこのエリアだけでなく周辺の「練馬区」も人気が続くことでしょう。
しかし、この「小竹向原駅」周辺エリアにおいては、その状況に加え「従来の都心住宅地に求められてきた、優れたアクセス環境なども併せ持つ」という「万能さ」が備わっています。
今後は、おそらくですが、その「メリット」に気づいた人が次々に増えていく可能性があります。
ですので、いち早くこのエリアの良さに気づいた方には、直ぐに行動を起こすことを何よりもオススメします。
最高の住まいを手に入れるためにも、気になる物件が見つかった方は当社までお気軽にご相談ください。
板橋区立小茂根公園
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今後もその人気に拍車がかかる?そんな「小竹向原駅」周辺エリアにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽におうち不動産までご相談ください。
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小竹向原駅周辺地図
小竹向原駅周辺の学区域情報
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/000/000388.html
(板橋区役所ホームページより)
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/shochu/gakkuiki/index.html
(練馬区役所ホームページ)
小竹向原で利用できる路線
東京メトロ有楽町線「小竹向原駅」(「池袋」駅まで約5分)
東京メトロ副都心線「小竹向原駅」
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(2024年8月再追記)