質の高い教育環境で人気の街「護国寺」駅!特徴を色濃く残す「文教地区」!
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回ご紹介するのは、アクセスなどの利便性から人気が衰えない、
東京メトロ有楽町線「護国寺」駅です。
護国寺本堂
駅名にも採用されるほど、街のシンボルとして古くからこの地にある「護国寺」。そんな「護国寺」のお膝元であるこのエリアは、都内の主要エリアへも足を伸ばしやすく、お茶の水女子大をはじめ、多くの学校施設が存在する文化的な表情を持っている地域です。
そんな「護国寺」駅の耳寄りなタウン情報を今回もお届けします!
護国寺仁王門
護国寺不老門
護国寺多宝塔
護国寺案内図
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「護国寺駅」の駅・街の歴史
現在の「東京メトロ」は過去「営団地下鉄」という名称で営業していたことを覚えている方も多いことでしょう。
今回の「護国寺駅」が属する「有楽町線」もその「営団地下鉄」が、1974年(昭和49年)に営業開始した路線です。(1968年(昭和43年)の都市交通審議会では「東京8号線」と呼ばれていました。)
もちろん「護国寺」駅は、有楽町線のデビュー時からある、いわば「創設メンバー」。40年以上の長きにわたり文京区で暮らす人々や働く人々の行き交う姿を見つめ続け、今日もそれは続いています。
駅名の由来でもある「護国寺」は、1681年(天和元年)五代将軍の徳川綱吉がきっかけとなり建立された「幕府の祈願寺」でした。
広大な敷地と荘厳さすら感じさせる本堂(国の重要文化財です。)、多くの文化財を併せ持つ護国寺も明治の時代以降は金銭的な苦境に立たされることもあったそうです。
墓所には宮家の要人や、明治政府関係者をはじめ(山県有朋、大隈重信など)多くの著名人や文化人などが眠っており、近年ではあの尾崎豊さんの葬儀が行われたことでも有名です。
幕府と深い関係があったのは「護国寺」だけではありません。
このエリアがある「文京区」も幕府の影響が色濃く反映された地域です。
文京区では、歴史の教科書で知名度の高い「弥生時代」の命名のきっかけになった遺跡が出土するなど、古くから人が住みやすい環境があったようです。
おかげで時代が進むにつれ、徐々に発展を続けていたこの地域は、徳川幕府の成立とともに武家屋敷などが立ち並ぶ一帯に変貌を遂げていきます。
三代家光の乳母であった春日局にちなむ「春日」や、「享保の改革」の施作の一つである「小石川療養所」のあった「小石川」など、ゆかりの地名なども次第に増えていく中、周辺の区域は1878年(明治11年)の「郡区町村編制法」により、それぞれ「小石川区」と「本郷区」となりました。
さらに時代が進み、終戦を迎えた後の1947年(昭和22年)に「小石川区」と「本郷区」が合併、正式に「文京区」となります。
「文京区」の区名は、明治〜大正時期より、この地域での出版業界が盛んとなっていたことと(今でも講談社が護国寺に居を構えています。)、学校施設が多かったこと、かの夏目漱石をはじめ、文人たちが多く住んでいることなどに由来した「文の京(都)」(ふみのみやこ)から。
現在でもそれらの特徴を色濃く残す「文教地区」としての顔を持っています。
「文京区」や「護国寺」周辺の住みやすさは古代から現在まで続いているだなんて、驚きますよね。
歴史の話はこれぐらいにして、次は「護国寺」エリアの商業施設をご紹介しましょう。
護国寺駅周辺の商業施設
「商業地区」というよりは「オフィス街」としての性格が強いこのエリアですが、それでも駅前には深夜1時までオープンしているスーパー、「マルエツプチ護国寺駅前店」があります。エリア住民の暮らしを支える強い味方です!
東京都だけでも150店近い店舗数を誇る「マルエツプチ」、首都圏〜東関東在住の方なら、ご存知の方も多いのでは?
護国寺駅前を通る音羽通り
護国寺駅周辺の観光スポット
やはりというか、当然というか。
観光スポット的にも、このエリアで欠かせない存在は「護国寺」ですよね?
しかし、ここではあえて「東京カテドラル聖マリア大聖堂」をご紹介しましょう!
「東京カテドラル聖マリア大聖堂」
1877年(明治10年)布教のために来日したピエール・マリー・オズーフが、当時は禁止されていた「土地の購入」を行い(現在の「文京区関口」・浅草教会の信者の名義で購入したそうです。)、1900年(明治33年)に「聖母教会」として独立したのが大聖堂の母体となる「カトリック関口教会」です。
戦火により、教会にあった木造の聖堂が失われてからもしばらくは再建のメドが立っていませんでしたが、戦後高度経済成長の真っ只中であった1964年(昭和39年)に、3名による建築デザインコンペを経て、建てられたのがこの「東京カテドラル聖マリア大聖堂」でした。
当時としても、現代の目で見ても際立ったインパクトのあるデザイン(実はGoogle Mapなどで上空から見ると「十字架」の形に!)は、度々改修を重ねるごとに重厚感や荘厳な雰囲気を増し、この地域のランドマークとして認知される存在になっています。
光を取り込んだ時の美しさは格別で、思わず息をのむほどの大聖堂、もちろん誰でも見学が可能ですが、あくまで聖堂は「祈りを捧げる場所」ですので、見に行く際はマナーに気をつけてくださいね?
ジョセフィーヌの鐘①
ジョセフィーヌの鐘②
ルルドの洞窟①
ルルドの洞窟②
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護国寺駅周辺の地元商店街情報
オフィス街としての表情が濃い「護国寺駅」周辺エリアですが、ビルに囲まれた中にも地元商店街の「音羽護国寺商店会」があります。
でも、ぱっと見で商店街らしさはわかりにくいかもしれません。
この商店会の特徴として、「ビルのテナント店舗が多い」が挙げられます。
(もちろん立地もありますが)
都道435号線が走る両脇には多くのビル、ビル、ビル。
そんな中ですから、自然と飲食店が多くなります。
オフィス街での飲食といえばやっぱり「ランチ」中心でしょうか?
でも、この辺りのお店は夕方〜ディナー向けのメニューがあったり、飲み屋さんもあったりとバラエティに富んだ印象です。
仕事をする以外にも、オフィス街って穴場があったり、謎なお店を見つけたりと一筋縄ではなかったりします。ノープランでの休日散策もお試しあれ!
護国寺駅周辺の住宅情報・住みやすさ
さて、注目の「護国寺」エリア、住宅事情はどうでしょうか?
このエリアの大きな特徴として「圧倒的な治安の良さ」と「昼夜人口の差の激しさ」の二つがあります。
オフィス街かつ、文教地区であるこのエリアの治安は安定して高いのですが、住宅や地価は都心でも高めなので、必然的にお家賃相場が高くなります。実際ファミリー向けの物件も数多くありますが、住んでみるなら、ある程度の余裕を持った方にオススメします。
「もう一つの特徴って、住むのにあんまり関係ないんじゃ?」
そう思った方はいるでしょうか?
実は意外にもこの「昼夜人口の格差」は住みやすさとも大きく関係します。
「昼間は働くため人口が多い」ということは「働きには来ても居住している人は少ない」ので、必然的に「平日の午前や土日は非常に静か」で落ち着いた環境になりますし、「お店や街自体が早くに暗くなる」ので「帰り道は人通りも少なくなる」ということが言えます。
その点を考慮すると、落ち着いて一人暮らししたい人向けのエリアです。
オフィス街ならではの「一人暮らし向けポイント!!」がもう一つ。
「スーパーは少ないが、ドラッグストアやコンビニはそこそこある」という点。
単身者の日々の買い物は、スーパーよりもドラッグストアやコンビニで済ませてしまった方が実際には安上がり。まとめ買いで古くなってしまう事も防げますからね。
他にもこのエリアも、以前紹介した「雑司が谷駅」同様に「意外と急な坂道が多い」というデメリットがあります。
自転車など移動サポートのための対策をしておくと良いでしょうね。
・お気軽にお問い合わせください ~専門スタッフが丁寧に対応します~
今後も独特の立ち位置で、住民の暮らしを見守り続ける「護国寺」駅エリア。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽におうち不動産までご相談ください。
専門スタッフが丁寧に対応し、あなたの理想の物件探しをサポートいたします。
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護国寺駅周辺地図
護国寺駅周辺の学区情報
小学校
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/elementaryschool/tuugaku.html
中学校
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/juniorhighschool/tuugaku.html
(文京区役所ホームページより)
護国寺で利用できる路線
東京メトロ有楽町線「護国寺駅」
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(2024年10月追記)