人気の文京区！「新大塚」駅の魅力とは！？ | 仲介手数料無料のおうち不動産株式会社(東京/池袋)

丸ノ内線「新大塚」駅周辺の魅力とは！？

今回、タウン情報をお届けするのは、巡り巡って…という感のある

東京メトロ丸ノ内線「新大塚」駅です。

以前、「人気の山手線大塚駅周辺のタウン情報」の記事で紹介した「大塚駅」からも近い、東京メトロ丸ノ内線「新大塚」駅をお送りしましょう。

JR「大塚」駅が地名的に「大塚ではない」という衝撃の事実。それは様々な人や駅の思惑が絡み合って生まれた数奇な偶然だったわけですが、実はこの「新大塚駅」もそうした運命をはらんだ存在であったりします。

もちろん、その謎は後程たっぷりとご紹介するので乞うご期待！

それではいつもの通り、駅・街の歴史から行ってみましょう！

新大塚駅①

「新大塚駅」の駅・街の歴史

さて、この「新大塚駅」ですが、駅としてのデビューは東京メトロ（旧営団地下鉄）の駅としては最古の1954年（昭和29年）組となります。

（現在の「銀座線」は営団発足前の「東京地下鉄道」時代の開業・「新大塚駅」のデビューは「丸ノ内線」自体の開業と同時（同年1月20日））

そのため、この丸ノ内線と銀座線のみ、現在の地下鉄では用いられていない古い形式である「第三軌条方式」（走行用のレールとは別に、給電用のレールを利用した方式）を採用しています。

当時、低地には技術的に地下鉄の敷設が難しく、そのため、「本来予定されていたJR大塚駅の真下を通る」計画を諦め、現在の位置に駅を作ることとなりました。

しかし、現在の「新大塚駅」の位置は、ただ無作為に選ばれたのではありません。実は今の場所は「本来、JR大塚駅が建設を予定していた場所」そのものなのです。（もちろん、たまたま高台にあったことも関係していますが。）

このエピソードに何か不思議な因縁を感じるのは、私だけではないはずですよね？

新大塚駅②

続いて、今度は地名としての「大塚」（文京区）に迫っていきましょう。

こちらの「新大塚駅」があるのは「東京都文京区大塚四丁目」ですが、この「大塚」は一～六丁目まで存在する、わりかし広い区域。

この広さは、旧「小石川区」に存在した、通称「大塚地区」に由来しています。

（大塚町・大塚坂下町など大塚が付く地名が集合していたことによる。）

では、この「大塚」という名前自体のルーツは？

それは歴史の教科書などでお目にかかる「古墳」から来ているそうです。

（諸説あるうちのひとつです。）

歴史ロマンを感じさせてくれる地名、ということなのかもしれませんね。

新大塚駅周辺の商業施設

「新大塚駅」は国道254号線「春日通り」に沿った形で存在するため、出口の多くが春日通りに面しています。しかし、ビル街というわけでもなく、駅からすぐの距離に「スーパージャンボ」やスーパー「マルエツ」など、日常の買い物が可能な商業施設が存在しています。

他にも上記の春日通りの分岐点から、より商業施設などが多くある「南大塚通り」にもつながっているので、買い物などの際はこのままJR「大塚駅」方面に向かう地元住民も多いようです。

マルエツプチ　新大塚店

春日通り

新大塚駅周辺の観光スポット

今回取り上げている「新大塚駅」周辺よりも、池袋側にはなりますが、変わった印象間違いなしの観光スポットをひとつ、ご紹介しましょう。

駅周辺からも徒歩圏内で行ける「公益財団法人古代オリエント博物館」です。

博物館と聞くと「堅苦しいのは、ちょっと…」と敬遠する方もいるかもしれませんが、こちらの古代オリエント博物館では、音声ガイドアプリの導入や、有名ゲームのゲームモードと連携したツアー体験など、興味をそそるコンテンツも多く開催される「エンターテイメントな博物館」です。

古代オリエント文明の足跡や、文明が果たした、人類の歴史上において重要な役割など、タッチパネルや映像などから楽しく、分かりやすく知ることができますし、他とは決定的に違う「オモシロい」お土産が揃う「ミュージアムショップ」（古代ヒエログリフが簡単に書ける定規や、雰囲気を感じさせてくれる粘土板のレプリカ）もあり、お子さんなどと一緒に、文化的な休日を過ごすのにももってこいの観光スポットです。