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住まいの「屋根の選び方」のポイントとは!?

今回は屋根についてお話したいと思います。

屋根をリフォームする際や注文住宅をお考えのときに、屋根の知識が無いために、ついつい屋根の形状について業者さんに任せっきりになっていませんか?

実は屋根は住む地域の気候によって適したものが存在したりするのです。この記事を参考に少しでも「屋根の知識」を身に付けていただけると幸いです!

 

屋根の種類と特徴

家を、風雨や紫外線などの厳しい自然環境から守る屋根には、耐久性、耐水性が求められます。また、屋根の形は、家の外観イメージを大きく左右します。屋根の形と勾配は、家のデザイン、屋根の大きさや長さ、屋根材などによって決まるだけではありません。その土地の気候風土、風習によっても変わってきます。

 

積雪寒冷地方 の屋根

屋根の勾配を緩くすると、雨漏りや雪が溶けたときの漏れがおこりやすくなります。積雪が多く、寒冷な地方では、緩勾配の屋根は避けるか、無落雪屋根にするのが一般的です。

風の強い地方・沿岸地方の屋根

風の影響が強い沿岸地方では、軒を低く、軒の出を浅くするのが普通です。金属系の屋根材は塩害を受けるので避けましょう。また、屋根と軒桁、垂木をしっかりと結びます。

豪雪地方の屋根

屋根の勾配を十分にとった急なものにし、形も複雑なものは避けて、単純な切妻にします。屋根勾配は4~6寸勾配が用いられます。数寄屋造りでは水平感を強調するために4~5寸勾配が一般的です。

 

≪参考≫屋根勾配を角度で表した場合

1寸勾配→5.71度   緩勾配
2寸勾配→11.30度   ↑
3寸勾配→16.69度   |
4寸勾配→21.80度   |
5寸勾配→26.56度  並勾配
6寸勾配→30.96度   |
7寸勾配→34.99度   |
8寸勾配→38.65度   ↓
9寸勾配→41.98度  急勾配

一般的な屋根材

戸建てで用いられる屋根材は、大きく分けると4種類になります。その種類を見ていきましょう。

 

~粘土系~

粘土瓦
粘土を焼いて成形した、昔ながらの黒色や銀ねずみ色の和瓦のことです。生産量全国一位の三州瓦(愛媛県)、石州瓦(島根県)、淡路瓦(兵庫県)が日本三大瓦として有名です。寒冷地では冷害で割れないようなものを選び、雪下ろしの際に瓦がずれないような工事が必要となります。

いぶし瓦
粘土瓦が焼きあがったあと、素地の表面に美しい灰色の炭素膜をつけたものです。やや光沢のある、均一の灰色が特徴です。低温で焼いたものなので若干の吸水性があるが、ほとんど割れることがありません。

陶器瓦
現在最も多く使われている瓦です。陶器のように形成した粘土瓦を乾燥させ、高温で焼き、表面に釉薬をかけたものを釉薬瓦、そのままのものを無釉薬瓦といいます。釉薬の配合で様々な色調になります。表面が陶器質のガラス被膜に覆われているため、吸水性が小さく、耐寒性に優れ、強度があるため寒冷地でも使用できます。

 

~スレート系~

天然スレート、化粧スレート
天然スレートは玄昌石などの岩を薄く剥いだもののことです。化粧スレートは、セメントを主原料として粘板岩の粒子を混ぜ、天然スレートを模したもので、現在はこの化粧スレートが主流となっています。価格は瓦の半分くらいで、屋根材の中では金属系のカラー鉄板と並び安価です。不燃材で色彩が豊富なのも特徴です。軽量で裁断、施工性に優れているので、複雑な形状の屋根にも対応できます。

アスファルトシングル
道路に使う黒いアスファルトを使ったものです。アスファルトルーフィング用紙に、スレートアスファルトを密着・浸透させ、表面に着色珪砂を付着させた屋根材です。スレートと似た仕上がりになります。葺き方もスレートと同じように材を重ね、釘とアスファルトで固定して施工します。安価で防水性、柔軟性、加工性に優れ、安っぽさが無く、簡単に早く美しく施工できます。日本ではまだ実績は少ないですが、アメリカの住宅では多く使用されています。

 

~金属系~

最も安価なカラー鉄板で、耐久性・耐候性に優れた建材として注目を集めているガリバリウム鋼板と、塗装の塗り替えが永久に不要なフッ素樹脂塗装鋼板などがあります。
いずれも耐久性に富み、軽量で加工しやすいです。急勾配の施工も可能で、デザイン性のある屋根にも対応できます。軽量で、割れずれが少なく、地震にも強いです。雪下ろしの必要な豪雪地帯にも向いています。ただし断熱性、遮音性が無いため、下地に断熱材や遮音材を入れる必要があります。

 

 

色々な屋根の形

切妻

屋根の原型ともいわれ、古くからある最も基本的なもの。形が単純なので工事がしやすく、雨漏りなどの心配が最も少ない。

 

寄棟

切妻と並び古くからある代表的な屋根の形。四方から屋根を寄せた形からこの名前がついた。稜線が4本生まれ、工事は複雑になる。

 

入母屋

切妻と寄棟を合体した日本独特の屋根。社寺建築に多い。形が複雑なので、工事の手間がかかる。小住宅では、美しさが出し切れない。

 

差し掛け

切妻屋根の上部をずらした形。デザイン的に面白いだけでなく、2階の高い位置に採光用の窓が取れ、2階の居住性がよくなる。

 

方形

四方から一点に向けて屋根が集まった形。見た目が美しく、寺院の宝塔などによく使われる。建物の平面が六角形、八角形のものもある。

 

片流れ

一方向にのみ傾斜した屋根。最も単純な形。小さな建物でも大きく見える。シンプルモダンテイストの住宅でしばしば使われる。

 

 

いかがでしたか?屋根は、材料だけでなく、形状や勾配によっても工事費に差が出ます。シンプルな切妻より寄棟の方がかかるコストも高く、軒の出が深い、急勾配、屋根の重なりが多い場合でもコストは高くなります。

屋根材は、耐候性、重量、コスト面で差があります。屋根材を選ぶときは、デザイン面だけではなく、住む地域の気候・風土を考え、耐候性に十分配慮するようにしましょう。

また、何年くらいで塗り替えや張り替えが必要になるのか、その費用はどれくらいかかるのか、ランニングコストのことも考えることが重要ですね。

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