本駒込駅は落ち着いた緑のある環境がいい!
「都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回は徐々に登場回数を伸ばしている「東京メトロ南北線」の「本駒込駅」をお送りします。
この「本駒込駅」エリアは、周辺を含めると約30箇所もの「寺院」がひしめく「お寺銀座」として有名ですが、その状況も手伝ってか、このエリアの治安はすこぶる良いのだそうで、23区内で子育てを考えている方にとってはまさにオススメのエリアですね!
では、今回もいつもと同様に「駅・街の歴史」から進めて行きましょう!
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「本駒込駅」の駅・街の歴史
今回の主役「本駒込駅」は、所属路線の「東京メトロ南北線」においては第2陣となる1996年(平成8年)の「四ツ谷-駒込」間の開業時にデビューした駅のひとつです。
それ以前に開業していた区間においては、4両編成での運行がされていた「南北線」ですが、この第2陣開業の数ヶ月前に「6両編成」での運行に移行していますので、今回の「本駒込駅」はギリギリで「4両編成時代」を経験しなかったこととなりますね。
なぜ最初にこのお話をしたのか。
実は、駅だけでなく地域的にも、隣駅の「駒込駅」とこちらの「本駒込駅」は同じような名前でありながら「明暗別れる」結果となることが多いため、なのです。
その最初の例が「南北線のデビュー時期の違い」というわけだったのですね。
(地名での「明暗分かれた例」については後述します)
さて、この「南北線」が現在と同じ「6両編成」となった経緯はお話ししましたが、実は今後、さらに2両分を増設した「8両編成」化が実現する可能性があるのだそうで、一部の駅はすでに「8両編成分のホームドア」が建設済みとなっており、それ以外の駅でも2両分の増設を賄うための「170m区間」がすでに確保されているのだとか。
ただ、以前「目黒駅」の延伸開業時に、想定していた利用者見込みの半分すらクリアできなかったことで早期の「8両編成」化は見送られ、現在でも「正式な8両編成化」は曖昧なまま。(2022年度の運行開始予定ではあるが、確定には未だ至っていないのが現状となっている)
こんな裏話に加え、2020年の混乱した状況を考えると、悲願の「8両編成化」が実現するのはまだまだ先のことになるかも知れませんね。
さて、続いては駅のある「文京区本駒込(駅の一部は「同区向丘」にもかかっている)」の歴史に迫っていきましょうか。
先ほど、ほんの少し触れた「駒込」との関係ですが、そもそもこの「駒込」という地域は、弥生後期の遺跡が出土するなど、非常に古い時代から「人が居住していた」環境の良い場所であり、ほぼ現在と同様の市街地が形成された「江戸時代」には多くの武家屋敷が立ち並んだ「高級住宅街」でした。
しかし、さらに下った「明治時代」になると、広大な地域であった「駒込」は細分化され、かろうじて地名に「駒込」を冠することで「駒込の一員である」というアイデンティティを保っていましたが、時代が進むにつれ現在の「豊島区」と「文京区」に分かれて定着していくこととなります。
ここまでくれば、カンの良い方はお気づきになられたかも知れませんね。
現在の「文京区」は、かつて「小石川区」と「本郷区」に分かれていたのですが、この「本郷区」に属していた方の「駒込」が、何を隠そう「本駒込」の正体、というわけです。
「本郷区」という形こそ失われてしまったものの、「本郷地区」という名とともに「本駒込」という地名の中にもその痕跡を残していたんですね。
文明が発達していくにつれ、地名や地域など「区切る」必要が出てきた上で、仕方がなかったとは言え、別々の道を歩むようになった「駒込」と「本駒込」。
隣同士ということもありますが、何か不思議な気持ちにもなりますね。
では、「本駒込」に関するお話はこれぐらいにして、次のセクションへまいりましょう!
本駒込駅周辺の商業施設
今回の「本駒込」エリアですが、その中心を走る「本郷通り」をはじめ、交差する「神田白山線」や「本郷通り」と一部並列で走っている「国道17号線(旧白山通り)」など、道幅が非常に広い道路が多いため、このエリアの商業施設はどちらかと言えば「ロードサイド店舗」の性格が強く出ています。
しかし、「本駒込駅」駅前からは離れているものの、以前登場した「都営三田線」の「白山駅」方面まで連なる「白山上向丘商店街」があるため、意外ではありますが、わりかし買い物環境も充実しています。
ただし、「商店街」があるとは言え、お店の多くは「飲食店」であり、スーパーやショッピングセンターなどのお店は多くはありませんので、実際に住むことを検討するのであれば、この状況を頭に入れておくべきでしょう。
使い勝手が非常に良い、とは言えないのが玉にキズではありますが、商業施設の面においてもこのエリアは及第点、と言えるでしょうね。
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本駒込駅周辺の観光スポット
さて、今回の観光スポットは、冒頭部分でもご紹介した「エリア内に約30箇所もあるお寺」に関してのお話と行きましょうか。
もちろん、ひとつひとつを取り上げていくと紙面が尽きてしまいますので、とりあえず代表的なものをピックアップしてご紹介して行きますね。
まずは駅からわずか徒歩5分の距離にある「吉祥寺」から。
いえいえ、これは地名ではなくれっきとしたお寺の名前ですよ?
正式名称は「諏訪山 吉祥寺」というこのお寺ですが、こちらには小学校のどの銅像でおなじみの「二宮尊徳」のお墓があり、都心の一等地であることが嘘のような、広大な敷地は歩いて一回りするだけでも一苦労です!
有名人のお墓、と言えば、この「吉祥寺」には、かの「箱館戦争」で明治政府に公然と戦いを挑んだことでも知られる、元蝦夷共和国総裁の「榎本武揚」のお墓もあるのだとか。
吉祥寺
続いては、駅からすぐの所(白山小台線沿い)にある「常徳寺」。
こちらには病気に苦しむ方の身代わりとなってくれる、というご利益を持つ「身代わり地蔵尊」が境内に立っており、現在でもそのご利益にあやかりたいと多くの参拝客が訪れるお寺です。
紙面に限りがあるので、わずか2つのご紹介ではありますが、仏閣巡りが好きな方にとっては見逃せないエリアですので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
諏訪山 吉祥寺
住所:文京区本駒込三丁目19-17
※足を運ぶ際は参拝マナーや拝観ルールを遵守してください。
常徳寺
住所:文京区本駒込三丁目7-16
※足を運ぶ際は参拝マナーや拝観ルールを遵守してください。
本駒込駅周辺の住宅情報・街の情報
さて、最後のセクションは、今回登場した「本駒込駅」周辺エリアの住宅事情・住みやすさ情報をお届けしましょう。
このエリア最大の特徴が「治安が非常に良く、買い物環境もそれなりに揃っており、徒歩圏内の「白山駅」を利用すればアクセス性も高い」という点です。
ですので、このエリアに住むにあたっては、前述の「都営三田線白山駅」やその周辺エリアを上手く利用するのがカギとなっています。
例えば、交通面。
もちろん「東京メトロ南北線」も利便性は高いのですが、「池袋」や「新宿」、「渋谷」などに行くには「必ず1回は乗り換えなければならない」という欠点があり、単体では少々「使い勝手が良くない」部分があります。
しかし「都営三田線」を利用できるとあれば、選択肢がさらに広がることでかなり便利な環境が手に入るのです。
そして、特筆すべきはこの「穏やかで落ち着いた緑のある環境」。
前述の通り「お寺が豊富なエリア」ですので、「23区内」でありながら都会の喧騒からかけ離れた、静かな街並みが実現しています。(もちろん、大通りは交通量も多いので、物件によっては必ずしもこの限りではありませんが)
となると気になるのは「家賃・物件価格帯」ですよね?
このエリアに関しては、ほぼ周辺エリア(「駒込」「東大前」)と同水準、もしくはやや安い状況なのですが、実は「ファミリー向け」の広めの物件に関しては周辺エリアをも上回る価格帯となっていることが多いようです。
より「ファミリー」に合ったエリアとなっているため、例えこのような「少々お高めな価格帯」であっても、住む人が増えているのですから、もし予算が許すならば思い切ってみるのも良いと思いますよ?
・お気軽にお問い合わせください ~専門スタッフが丁寧に対応します~
都会でありながら、少々異質な穏やかな時間が流れる「本駒込駅」周辺エリア。
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本駒込駅周辺地図
本駒込駅周辺の学区域情報
小学校
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/elementaryschool/tuugaku.html
中学校
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/juniorhighschool/tuugaku.html
(文京区役所ホームページより)
本駒込で利用できる路線
東京メトロ南北線「本駒込駅」
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(2024年9月追記)