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文京区(23区)Bunkyo-ku

ハイソで閑静な住宅街・文京区「小日向・小石川地区」

「都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!

 

今回は「新しい試み」として、「地区そのものをエリアの中心」に設定したのですが、栄えある初回は「文京区」でも人気の高い「小日向・小石川地区」を取り上げます。

 

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春日通り」を中心に、東西に分かれる形となっているこのエリア、歴史のある「後楽園」や「小石川植物園」などを有する「古き良き街並み・雰囲気」が「ハイソで閑静な住宅街」へと変貌を遂げていったのはどうしてなのでしょうか?

その辺りの秘密にも迫っていければ、と思っておりますが、さっそく街の歴史から行ってみましょうか。

 


小石川植物園

 

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「小日向・小石川地区」の街の歴史

 

今回の主役「小日向・小石川」が歴史の中に登場するのはかなり古く、両者ともに「江戸時代以前」からこの名前を持っていたそうです。(「小日向」は「古日向」の表記も、「小石川」はそもそも「武蔵国豊島郡小石川村」)

「農村」として歴史の表舞台に登場した「小日向」は、早くも「江戸時代の間」に「市街」としての変化を遂げており、1713年(正徳3年)には「町奉行」により管理されることとなっていました。

 

ということは「幕府にとって正式に町である」という認識がされたこととなるため、当時の規模で見ても「立派な市街地」であったことは間違いないでしょう。

かたや「小石川」の方は、「江戸時代」からその大半が「伝通院」として知られる「浄土宗」のお寺の「寺領(寺などの運営のため、設けられていた所領地)」であり、ある意味「特殊な農地」だったのだとか。(寺領の最も多い利用法が「荘園」、すなわち「田」であったことから)

 


伝通院

 

その後、現在の区画よりも広大なエリアに「小石川」の冠名が付けられていたことからも分かるように「一町名ではなく一地域」としての認識がされていましたが、江戸初期から「小石川後楽園」をはじめとする庭園などが設けられるなど「身分上位の者が闊歩するハイソな地域」化を進めていきました。

 


小石川後楽園

 

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両地域共に、これらの流れが変わり始めたのが「明治」の時代のこと。

江戸の世の間に自然と「武家屋敷が多く立ち並ぶ地域」への変貌を遂げていた「小日向」では、明治維新を境にそれまで隆盛を誇っていた「武家」が次々と没落していったため、維新後は「空き家だらけ」の惨状に。

 

正式な「町」として区画されていた「小日向」の一部は、さまざまな整理・合併を繰り返して行くこととなります。(これらの中には「小石川」の一部との合併を果たした地域すらあったそう)

同様に、明治の世を迎えて次第に「町」となっていった「小石川」では、産業化していく中で「閑静な住宅地」から「流入してきた労働者」たちの影響を受ける形で「庶民的な町」へと変わっていきます。

 

そして1878年(明治11年)を迎えるころには「東京15区」のひとつ「小石川区」が発足し、広い地域として知られていくようになるのですが、この「小石川区」には「小日向」区域の多くが属することとなり、この両地域は後の「文京区」に至る一歩を踏み出すこととなったのです。

しかし、ここで「小日向」地域は、いきなり存亡の危機に直面します!
1911年(明治44年)のこと、当時は「小日向町・小日向台町・小日向水道町」以外にも多くの町・区域が「小日向」を冠名としてつけていたのですが、この年、前述の3町以外はその冠をすべて外されるという事態に直面したのです。

 

かたや「区名」、かたや「3町のみ」という格差が生まれた両エリアでしたが、戦後を迎えた1947年(昭和22年)には「本郷区」との合併を機に現在の「文京区」となり、さらに1966年(昭和41年)の「住居表示」により、現行の「小日向一~四丁目」が成立したことで、格差は埋まり現在の姿に。(実はこの時、従来の「こびなた」ではなく、濁らない「こひなた」へと読み方すら変わったのだとか)

 

両エリアの歩みはここまでにして、次のセクションへ行きましょう!

 


春日通り(茗荷谷駅周辺)

 

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「小日向・小石川地区」エリアに存在する鉄道路線・駅について

 

普段のタウン情報とは逆の流れになっていますが、ここで今回ご紹介している「小日向・小石川」に存在している鉄道・駅をご紹介していきましょう。

(これまで当タウン情報に登場している駅ばかりです)

 

まずは「小日向」地区唯一の鉄道駅となるのが「東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅」です。

 


東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅

 

こう聞いて「あれっ?」と思った方もいらっしゃるでしょうが、実はこの「小日向」は、ギリギリ「東京メトロ有楽町線」「江戸川橋駅」と接していないんですよね。

逆に「小石川」地区は同様の理由で「茗荷谷駅」に肉薄するものの「含んではいない」という状況になるのですが、その代わり「都営三田線・大江戸線 春日駅」「東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅」を含んでいる状況です。

 


都営三田線・大江戸線 春日駅周辺(文京シビックホール)

 

これらを踏まえると、この両エリアは「4路線・3駅」を利用しやすい環境にある(「江戸川橋駅」を含めると「5路線・4駅」)ため、交通の便もかなり優れた地域であるといえますよ。

 

「小日向・小石川地区」エリアの不動産物件の傾向は?

 

さて、このエリアに関する、現在の不動産物件の傾向をつかむ上で、非常に参考になるのが「東京メトロ 茗荷谷駅」のタウン情報です。

この両エリアのほぼ真ん中に存在する、「春日通り」に沿った形で存在するこちらの駅は、文字通り「両エリアを二分する」駅であるため、まだご覧になっていない方は後程チェックしてみてくださいね?

(他にも当タウン情報では、前述の「後楽園駅」なども取り上げています)

 

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ちなみに「小石川」エリアでは、現在ちらほらと「新築マンション物件」が見受けられるようですが、その価格は「6,000万円台~」(間取りなど諸条件により前後する)といった所で推移している模様。

もちろん、その他にも新築・中古問わず豊富な物件がありますが、やはり「高級住宅街」として知られるエリアであるため、価格帯としては高めの部類となっていますが、気になる物件を見つけた方はお気軽に当社までご連絡くださいね?

 

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「小日向・小石川地区」エリアは住みやすい? ~エリア内の街の情報~

 

さて、最後のセクションは、今回登場した両エリアの住みやすさ情報をお届けしましょう。

まず「小日向」エリアにおいては「アクセス・生活に便利な環境共に「茗荷谷駅」が中心となる」という点を覚えておいてください。

 

先ほどもご紹介した通り、「東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅」近辺にも足を伸ばせるこちらのエリアですが、住環境の充実度合で言えば「茗荷谷駅」に軍配が上がる状況となっているため、こちらをメインに利用する地元住民も多いようです。

 


茗荷谷駅付近の春日通り

 

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続いて「小石川」エリアにおいては、逆に「アクセス・生活に便利な環境は前述した「春日駅」「後楽園駅」を中心にすると非常に便利」です。

皆さんもごぞんじの「東京ドームシティ」を有する「後楽園駅」周辺は、単に娯楽施設が集中しているだけでなく、ショッピングや行政サービスを受けるにも便利な環境がそろっています。

 


後楽園駅(メトロエム)

 

さらに、こちらの両エリアにおいては、基本的に「エリア内は閑静な高級住宅街」でありますが、「買い物環境に優れたエリアが近隣に存在する」ため、毎日少しずつ日用品・食料品を買うよりも、時間を取ってまとめ買いし、ストックするスタイルの方が合っているようです。

(繁華街の喧騒から距離が置けるのも良い点ですね)

どちらにせよ「都心近郊での落ち着いた暮らし」を実現するために、「最短距離」といえる環境がそろっている両エリアですので、じっくり吟味した上で住まい探ししたいものです。

 

 

・お気軽にお問い合わせください ~専門スタッフが丁寧に対応します~

 

古い時代から「閑静な住宅街」としての位置づけがされてきた「小日向・小石川」の両エリア。
ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽におうち不動産までご相談ください。

専門スタッフが丁寧に対応し、あなたの理想の物件探しをサポートいたします。

 

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小日向・小石川地区周辺地図(茗荷谷駅)

 

文京区の学区域情報

小学校
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/elementaryschool/tuugaku.html

中学校
https://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kyoiku/gakko/juniorhighschool/tuugaku.html

(文京区役所ホームページより)

 

 

戸建て(新築戸建て・中古戸建て)でもマンション(中古マンション・リノベーションマンション)でも、お客様のご希望条件に合わせて多数ご紹介できます!東京23区を中心に首都圏で気になる物件が あればご相談下さい。

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(2024年9月追記)

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