学生の街「江古田」駅はファミリーにも便利で人気な街vol.２

毎回、都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや街の便利な情報をお届けしている「タウン情報」ですが、今回は以前にご紹介した中でも人気の高い駅を、また別の角度から改めて掘り下げる「Vol.2」シリーズをお送りしましょう。（以前「目白駅」で前後編に分けてお送りした例がありますので、「初」ではないのですが）

そのシリーズ初回は、西武池袋線の「江古田駅」が満を持して登場です！

前回では主に「懐かしさすら感じさせてくれる、住みやすい学生の街」という側面からご紹介していきましたが、今回は果たしてどうなるでしょうか？

では、いつもの通り、最初は路線と駅の歴史、といいたい所ですが、今回は「エリア内の近年住宅事情」から出発していきましょう！

江古田駅北口

江古田駅周辺エリア内の近年住宅事情

以前にご紹介した際は、どちらかといえば「昔ながらの街並み」を色濃く残していたこのエリアですが、その流れは、今でも「ほぼ」変わってはいません。

江古田駅周辺の様子

しかし、ごく最近では「既存物件の新陳代謝がはじまっている」のです。

この「新陳代謝」とは何なのかというと、既存の住宅が「販売→入居→退去→再度販売」というサイクルを辿ることであり、「人気のある中古物件」の場合、そのサイクルが2周目・3周目に入る、もしくはすでに入っているものも存在します。

では、なぜそれがこのタイミングなのか？というと「中野区に属する江古田（えごた）も含めた、このエリア全体での街づくり計画・再開発計画がはじまっている」ことと「このエリアの初期の分譲地（主に昭和40年代から）が軒並み、建て替えに入る時期を迎えている」のが大きな理由であり、さらに2020年開催の「東京オリンピック」に合わせ、街全体が「モダン化」しようとしているためです。

しかも、このエリアは都内でも有数の「背の高い住宅が少ない地域」であるため、街の雰囲気に合わない「高層タワーマンション」なども建てづらく、建て替わったとしても「戸建て」ないし「低階層マンション」となるわけですね。

江古田駅周辺の住宅街①

こちらのタウン情報がすでにおなじみになっている方であれば、「現在だけでなく、過去の街づくりが住宅事情を左右する場合もある」という例は何度かお目にかかったことがあるはず。

そのため、目の肥えた方であればこのような考察も可能になることでしょう。

と、ひと段落着いたところで、続いてはこの江古田駅周辺における「物件の種類・傾向」を見ていきましょう。

とはいっても、前述した通り、このエリアの「主要な不動産物件」は「新築・中古の戸建物件」と「中古のマンション物件」に絞られてきます。

中には「あれ？新築マンションはないの？」と思った方もいらっしゃるでしょうが、このエリアに限らず、現在都心の主要な地域では「大規模の不動産会社」でなければ「新たに分譲マンションを建てる用地確保が難しい」傾向が進んでおり、仮に用地が確保できたにしても、現在のトレンドである「高層マンション・タワーマンション」を建てたいと考えるはず。

現に「GoogleMap」などで駅周辺の航空写真を見てみると、圧倒的なほど「戸建て物件」が多いことがわかりますね。（この傾向は「大江戸線新江古田駅」付近まで続いており、実際この駅を境に「新築分譲マンション」物件も数が増えているようです）

江古田駅周辺の住宅街②

これを踏まえた上で、今回の「江古田駅」で狙い目の物件をズバリいうならば、「新築戸建て」一択でしょうね。

実際に街を歩いてみると、懐かしい雰囲気の中に突如としてモダンな一軒家がチラホラ見受けられますが、今後このような物件も前述の理由から、徐々にその数を増やしていくはず。

街自体は「住みやすく治安も良い」ことに定評がありますし、買い物環境も充実していますので、まさに「新生活を始めたいファミリー向け」のエリアとなっていますので、気になった方はお気軽に当社までご連絡くださいね？

江古田駅周辺の住宅街③

江古田駅周辺にはどんなお店が多い？

前回もご紹介した通り、このエリアの大きな特徴のひとつが「昔ながらの学生街である」という点ですが、この「学生街」に欠かせないお店といえば「安くてボリュームがあるメニューを備えた飲食店（特に居酒屋など）」でしょう。

江古田駅周辺にはたくさんの飲食店があります

ここ「江古田駅」の場合、その傾向はより店舗が多く集まっている「南口側」の「千川通り（都道439号線）」近辺でさらに強まってきます。

さらに「飲食店」というくくりでいえば、ここ最近の傾向として「オシャレな外観のカフェ」も増えてきているようですよ？

パーラー江古田
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13185945/

PEACE
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13026648/

cafe Escape（１Ｆはブックオフ）
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13009898/

TULLY’S COFFEE　江古田店（江古田駅南口すぐ・線路沿い）
https://map.tullys.co.jp/tullys/detailMap?account=tullys&accmd=0&bid=593

そしてもうひとつ、このエリアに多いお店が「スーパーマーケット」。

駅周辺は「一人暮らしの学生」も多いことからか、中には「24時間営業」のスーパーも！

スーパーと異なり、営業時間は日中に限られますが、毎日の買い物であれば「昔ながらの個人商店・商店街」も非常に充実していますので、いつ何時でも日用品などの買い物が可能な環境、といえますね。

マルマンストア江古田駅南口店（営業時間9：00〜23：00）

ビッグ・エー練馬栄町店（営業時間24時間営業）

マルエツ新江古田駅前店（営業時間6：00〜25：00）

江古田駅周辺の主な公共施設

続いてはこのエリアの主な公共施設をいくつかご紹介していきましょうか。

実はこのエリア、公共施設としては「公園」が豊富に存在しています。

（ただし、比較的小規模なものに限られる）

北口側には駅から最も近い「練馬区立江古田駅北公園」をはじめ、「練馬区立小竹児童遊園」、「練馬区立やくも公園」などがあり、反対側の南口から最も近い「練馬区立旭丘なかよし緑地」や、隣の「中野区」となる「中野区立こぐま公園」「中野区立江原屋敷森緑地」などかなりの数が点在していますので、散歩するコースには事欠かないでしょう。

ここでピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね。

このような「比較的小規模な公園が多い」ということは「子供さん・子育て中の親御さん」も多いはず！

まさにその通りです、このエリアにおいては「大学が多い」のもさることながら、そこかしこに「公立・区立小学校・中学校」が見受けられるほど豊富であり、実際に街には多くの「子供さん」が見られます。

練馬区立江古田駅北公園①

練馬区立江古田駅北公園②（駅近くの公園でボール遊びが可能なエリあり）

練馬区立小竹児童遊園

練馬区立やくも公園①

練馬区立やくも公園②

練馬区立旭丘なかよし緑地

中野区立こぐま公園

そのため、公共施設とは少し異なりますが、駅近くには「練馬総合病院」がありますので、これから「都心で子育て」をお考えの方にもおすすめのエリアとなっているんですよ。

練馬総合病院

総合的な「江古田駅」周辺エリアの「住みやすさ」は？

さて、最後のセクションは、今回登場した「江古田駅」周辺エリアの「総合的な住みやすさ」をご紹介していきましょう。

このエリアでは、事あるごとに「昔ながらの学生街」というフレーズが登場していますが、それは仮の姿に過ぎず、実際は「一人暮らし～ファミリー」というあらゆる層をカバーできる「非常に住みやすい街」と断言できます。

街は常に人通りが多く、深夜まで営業している店舗が点在しているため夜道も明るく、治安の面でもかなり優秀です。

ただし、エリア全体で見れば「狭い地域に多くの建物がある状況」ですので、少し窮屈に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

「交通の面」に関していえば、徒歩圏内に「大江戸線新江古田駅」や「西武有楽町線新桜台駅」がありますので、通勤通学にも便利であり、都心エリアの住宅街には珍しく「主要な道路の幅が広め」ですので、車の利用もしやすい環境となっています。（ただし「都内の中」ではという枕詞が付いてしまう点は否めませんが）

このような状況が揃っていながら、物件価格などの相場でいえば周辺エリアと比べても「リーズナブル」な設定となっているのですから、まさに「住まい探しの穴場」といえます。

ですので、このエリアでの「不動産購入」をご検討中の方はお早めに！

新江古田駅近くの目白通り