閑静な住宅街と治安の良さが魅力的な有楽町線・副都心線「氷川台」駅
「練馬区」に突入したこちらのタウン情報、今回は東京メトロ有楽町線・副都心線「氷川台」編をお送りします。
タウン情報内でも以前から続く「東京メトロ有楽町線と副都心線の共通路線」にある駅のひとつである「氷川台駅」ですが、女性の一人暮らしに最適！なファクターが多く揃っている貴重なエリアでもあります。
では、その「氷川台駅」の魅力に様々な角度から迫っていきましょう！
いつもと同様に駅・街の歴史からスタートです！
氷川台駅出口
「氷川台駅」の駅・街の歴史
これまでに登場した「東京メトロ有楽町線/副都心線」の駅同様に、この「氷川台駅」のはじまりも1983年（昭和58年）、営団地下鉄（当時）の「有楽町線」所属駅としてのものでした。
ご存知の通りこの「副都心線」は、「東京13号線」として、古く1970年代前半からその構想があり、将来的な旅客量の増加・業務の拡大も視野に入っていたため、すでに1985年の段階で一部区間の先行建設が終了していました。
副都心線
しかし、先行建設区間は「小竹向原－池袋」となっており、ギリギリでこの「氷川台駅」はその対象から外れてしまいます。
それが影響しているのか「副都心線」の中でも唯一の「相対式ホーム」の駅となっているんですね。（有楽町線として見ても、当駅と「新富町駅」のふたつのみ。）
ちょっとした部分ですが、毎日のように乗車する利用者にとっては利便性がある、とも言えます。
「東京メトロ有楽町線/副都心線」の他の駅はおおむね、有楽町線ホームの真下に副都心線があり、乗り換える際にフロアをまたぐ移動となります。
しかし、「氷川台駅」の場合は、同じフロアですので、新木場方面にも、渋谷や横浜方面でも面倒な移動が最小限で済むのです。
地味ですが、実に大きなポイントですね。
その後、他の駅同様に2004年（平成16年）の民営化に伴い、駅業務は東京メトロに引き継がれましたが「副都心線」はそれから4年後の2008年（平成20年）、構想から実に40年近い歳月を経て、ようやく「副都心線」の駅としてのスタートを切ることとなるのです。
では、次に駅名にもなっている「氷川台」という地名に関するよもやま話をひとつ、ご紹介しましょう。
この「氷川台」という地名は、地域にあるシンボル的存在の「氷川神社」によるものです。（「氷川町」ではないのは、板橋区にある「氷川町」との競合を避けたため。）
氷川神社①
この「氷川神社」ですが、創建こそ1457年（諸説あります）ですが、現在地へ移転したのは1744年－1748年ごろと言われています。
主祭神（メインで祀っている神様）は皆さんおなじみの「スサノオ（須佐之男命）」です。
「荒ぶる武神」的なイメージで語られることも多いスサノオですが、実は「日本初の和歌を詠んだ人物（神）」だったなど、意外と文化的な側面もある多彩な神様なんですね。
と、街の歴史はこのぐらいにして、先に進みましょう。
氷川神社②
氷川台駅周辺の商業施設
「氷川台駅」周辺の商業施設事情は、「スーパーが多く買い物に便利」という暮らす人たちにとって嬉しい面が大きな特徴です。
駅のちょうど真上に存在する「アコレ氷川台店」を中心に、「氷川台店」や「氷川台駅前店」を名乗るスーパーが5店あり、営業時間や品揃え、価格などでお互いにしのぎを削っています。
駅周辺には個人店・チェーン店両方の飲食店が多く存在するのもポイントのひとつです。
アコレ氷川台店
サミットストア 氷川台駅前店
コモディイイダ 氷川台店
氷川台駅周辺の観光スポット・公園施設
住宅地として知られる「氷川台駅」周辺エリアですが、実は都内でも有数の26ヘクタールの敷地面積を持ち、遺跡展示やドッグランなど多彩な施設が併設されている「都立城北中央公園」という観光スポット・公園施設が存在します。
都立城北中央公園①
戦時中、「防空緑地」として整備されたこの区域は、あの「立教学院」へ1955年（昭和30年）に貸し出されることとなり、総合グラウンドとして整備されている最中に縄文時代～平安時代ごろの遺跡が出土するという不思議な道をたどった区域でした。
その後、政府の方針により立教学院側に土地の返還要請があり、1970年（昭和45年）に東京都に返還された敷地と、すでに「上板橋緑地」として公園化されていた部分が合わさって現在の「都立城北中央公園」となります。
敷地内にある遺跡のひとつ、「栗原遺跡」は旧石器時代のこの地域に暮らす人々の暮らしぶりを反映した石器など、貴重な品だけでなく、弥生時代ごろの竪穴式住居も見つかっています。（弥生時代～平安時代ごろのもの）
当時の人々の暮らしがうかがえるこの栗原遺跡、住まい探しの一環として、はるか昔の人たちを参考にするのも良いかもしれませんね。
都立城北中央公園②
都立城北中央公園③
氷川台駅周辺の地域の小・中学校学区情報
この「氷川台駅」周辺となる地域は、住所的に「練馬区氷川台一～四丁目」にあたります。
こちらのセクションでは「練馬区氷川台」の小中学校学区をご紹介しましょう。
このエリアは、小学校において一丁目～三丁目全域と四丁目の一部がそれぞれ「区立開進第四小学校」（一丁目・三丁目）と「区立仲町小学校」（二丁目・四丁目の下記地域以外）に指定されています。
四丁目の一部（38～39番・43～45番・51～59番）のみ「区立開進第一小学校」となりますので、若干注意が必要です。
次に中学校に関しては一・二丁目全域と、三丁目の1～36番、加えて四丁目内で「区立仲町小学校」となる地域が「区立開進第四中学校」となり、三丁目のその他区域と四丁目の「区立開進第一小学校」が指定されていた区域が「区立開進第一中学校」の学区となります。
（学区や制度のご確認は「練馬区」にお問い合わせください。）
氷川台駅周辺の地元商店街情報
今回ご紹介するのは、「氷川台駅」が走る「都道441号線」に沿った形で運営している、そのものズバリ「氷川台駅前商店街」です。
氷川台駅前商店街①
こちらの商店街の面白い特徴が「不動産店が多い」こと。
近隣にスーパーがひしめき合っていることもあり、日用品を取り扱うお店が少ないのも特徴です。
その代り、生花店やパン工房をはじめ、美容や化粧品店、呉服屋さんやインテリアアートのお店まで、専門的なお店が多く存在する珍しいタイプの商店街となっており、地元スーパーとの共存共栄が成り立っている商店街でもあります。
氷川台駅前商店街②
氷川台駅周辺の住宅情報・住みやすさ
マンションや住宅などが多く存在し、落ち着いた雰囲気を持つ「氷川台駅」周辺エリア、その住宅事情はどんな様子なのでしょうか？
このエリアの大きな特徴が、「女性の一人暮らしに最適な治安の良さ」と、「日々の買い物に便利なスーパーの充実」という点です。
駅前近隣の各スーパーは、営業時間的に見ても朝7：00～深夜1：00の時間帯をカバー（5店の総合です）しており、特に駅前の1店が深夜1：00までとなっているので終電間際でも駅前は明るく、その点も治安の良さに結びついている感があります。
上記の2つの点に加え、渋谷・横浜方面なら「副都心線」、池袋・有楽町方面なら「有楽町線」の2線が、フロア間の移動もなく利用できるアクセスも魅力です。
環境的にも、近くを流れる石神井川沿い・周辺に多くの公園があり、休日も家族と一緒に楽しめる環境が揃っていますので、ファミリーで住むのにも向いています。
子供さんのいる方にとっては治安の良さも嬉しい所ですね。
氷川台を流れる石神井川
住む環境としては極上のこのエリア、デメリットもあるにはありますが、正直、大きいデメリットではありません。
注意を喚起するためにも、デメリットもいくつかご紹介します。
ひとつめは「圧倒的なコンビニの少なさ」が挙げられます。
ただ、前述の「豊富なスーパー」で補える部分が大きいので問題ないでしょう。（昼夜逆転のお仕事や生活をされる方には大きなデメリットですが）
ふたつめは「治安は良いが駅前の自転車窃盗事案が多い」点。
治安が良いエリアはたいてい、人が多く住むようになるため、自転車の窃盗のみが増える傾向にあります。
この点も、施錠の注意や、駅前の駐輪場を利用するなどの対策を行っていれば、取るに足らない点かもしれません。
毎日の生活に便利なスーパーが豊富で、治安も良く、アクセスも良いと三拍子そろった優良エリアの「氷川台駅」周辺。
機会があれば、ぜひ住んでみてはいかがでしょうか？
【周辺関連記事】
・三路線利用可能な「小竹向原」駅（有楽町線・副都心線・西武有楽町線）とは！？
氷川台駅周辺地図
氷川台駅周辺の学区域情報
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/shochu/gakkuiki/index.html
（練馬区役所ホームページ）
氷川台で利用できる路線
東京メトロ有楽町線「氷川台駅」
東京メトロ副都心線「氷川台駅」
戸建て（新築戸建て・中古戸建て）でもマンション（中古マンション・リノベーションマンション）でも、お客様のご希望条件に合わせて多数ご紹介できます！東京23区を中心に首都圏で気になる物件が あればご相談下さい。
豊富な実務経験と実績を積んだスタッフが交渉を⾏い「仲介⼿数料無料」もしくは「半額」で対応します。
この街で気なる物件があれば今すぐチェック！
