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意外と盲点?住まいの重要な要素のひとつ「照明」について

今回のスタッフブログでは、住まいにおける重要な要素のひとつでありながら、これまで当ブログでも注目されてこなかった「照明」についてのお話をいくつかご紹介したいと思います。
 
皆さんのご自宅には、どんな「照明機器」が設置されていますか?
蛍光灯、LED、中には「ストリップライトテープ」や「ディスプレイライト」などの最新機器や専門的な照明を導入している方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
興味を持っている方もきっと多いと思いますので、一般的なものから、そのような専門的な所までのお話も盛り込んでいくこととしましょう。
 
では、さっそく最初のセクションからお送りしましょう!
 

 

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 自宅には、どんな色の「照明」がベストなのか?

 

 

 
さて、今回のテーマである「照明・照明機器」ですが、誰しも真っ先に知っておきたいのが「自宅にはどんな照明がベストなのか?」という点かもしれません。
 
ただ、ここでは一歩先に進んで「自宅には、どんな『色の』照明がベストなのか?」という観点から、お話を進めていこうと考えています。
 
 
一般的に「光・明かり」というものは、それを構成する要素として「色」と「光量」によって比較されています。
 
この2つの要素は、光量・明るさが「ルーメン」、光の色は「色温度」として「ケルビン」という単位で表されているのですが、こういった「照明」を「光量」において比較する場合、主に「ワット」という単位が用いられてきました。
 
 
ただ、この「ワット」という単位は、白熱電球や蛍光灯における『消費電力』を表す数値であり、本来は「光量・明るさ」を示す単位ではないこともあって、LED電球が登場してからは「ルーメン」という単位が用いられるようになった、という経緯があります。
 
 
そして、このセクションで重要となるのは、どちらかといえば色温度を示す「ケルビン」の方なのですが、この単位は、基本となる数値が「5000ケルビン」とされており、これは「自然な太陽光に最も近い色の光」かつ「白色」となっているのです。
 
そして、この「5000ケルビン」を中心に「数値が低くなるほど、赤みが増した落ち着いた色の光」となり、反対に「数値が上がるほど、青みが増した明るい色」になっていくのです。
 
 
ここまで説明すれば、ピンと来た方も多いでしょうが、この「ケルビン」を参考にすれば「自分が照らしたい色のイメージに合った数値の照明機器」を使うことで、自宅に最適な「照明の色」が選べるようになる、というわけです。
 
一般的な照明機器などで使われている「ケルビン」の範囲は「2000K〜8000K(単位の「K」は「ケルビン」の略)」ですので、電球や蛍光灯、照明機器を購入する際は、自分の欲しい光の色に合った製品を購入してみましょう。
 
 

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「リモートワーク」に適した「照明」を知りたい!

 

ショールームにはこのように並んでいる場合も多いですが、比較しづらいという意見も多いようですね。

 
続いては、近年定着している「働き方」のひとつ「自宅でのリモートワーク」の際に、適切な「照明選び」のノウハウをご紹介しましょう。
 
一般的に、パソコンの画面(ディスプレイ)からの光は、それぞれさまざまな色がついていますが、この「画面からの光の色」は、実は「部屋の照明機器の光の色」によって、若干の影響を受けているのです。
 
 
そして、その明るさや色によって、私たちが室内でパソコンを使って仕事や作業をする際の「目の疲れ」も変わってきます。
 
よく言われているように「ディスプレイ画面からの『ブルーライト』が目に良くないのでしょ?」という声もありますが、実はこの『ブルーライト』は「有害な紫外線の波長に近い『500nm(ナノメートル)』を持つ光」を指す言葉であり、パソコンの画面以外からも発せられるケースがあるのだそうです。(適切なタイミングで浴びる『ブルーライト』には、人体への好影響もあるのだとか)
 
 
話が脱線しかけましたが、では本題の「リモートワークに適した照明」についてお話すると「太陽光5000Kに近いもので、光量は多過ぎないもの」がベスト、だと言われています。
 
この「5000Kの色温度」に関しては「パソコン画面の光の色にあまり影響を与えない」というれっきとした理由があり、プロの映像や写真編集の現場では「5000Kの照明が基本」とされているようです。
 
 
そして「リモートワークにおける目の疲れ」を防止するために、重要なポイントが「パソコン画面(ディスプレイ)の後ろを照らすバックライトを設置する」です。
 
実は、画面の後ろにある壁や室内が、パソコン画面そのものと「極端に光量差がある」場合、私たちは「目の疲れを感じやすくなる」のだそうです。
 
これは「明るいパソコン画面」と「暗い壁・室内」を目が往復する際に、いちいち「目の調節機能」を使っているからであり、その光量差が少なくなれば、疲れを感じにくくなる、という仕組みになっています。
 
意外と簡単・安価に「パソコン画面のバックライト」は設置できますので、気になる方は今すぐに実践しちゃいましょう!
(筆者も自宅デスクモニター裏にはバックライト(いわゆるテープライト機器)を取り付けて快適になりました!)
 
 
 
 

家族の食卓・団らんを彩る「明るい照明」とは?

 

 
さて、続いては「家族の食卓・団らんを彩る『明るい照明』」に関してのお話ですが、こちらも前述した「色温度・ケルビン」の意味を知っていれば、意外と簡単に導き出せるはず。
 
ですので、ここではいきなり「正解」をご紹介しておくと「落ち着いた印象となる2700K辺りの色温度がオススメ」なのですが、実は「赤みの強い照明は、同じ光量でも暗く見える場合がある」ため、よりベストを目指すなら「色温度が変更できる照明機器を設置し、時間帯や季節によって落ち着く色温度を選ぶ」ようにするのが「大正解」となるでしょう。
 
 
実は「2700Kの色温度は、朝や昼などの『活動的な時間帯』にはあまり適しておらず、むしろ『暗い印象を受ける場合がある』」ので、常時使うのはなかなか難しいのだそうです。
 
もちろん、それだけが理由になりませんが、リビングの照明の色温度が良くないせいで「なぜかやる気が出ない」なんて場合も想定されるため、気になる人は、せっかくの機会ですから「色温度が変更できる照明機器」を導入してみてはいかがでしょうか?

 

「照明機器」を見直すことで「住まい環境」をグレードアップさせよう!

 
さて、最後のセクションでは、これまでの各セクションでのお話を踏まえた上で、ご自身の「住まい環境」をグレードアップさせるための「照明機器」について、一緒に考察していきましょう。
 
 
ここまでではご紹介できませんでしたが、実は「照明選び」には、前述の「光量・ルーメン」や、今回大活躍の「色温度・ケルビン」の他にも、いくつか重要なポイントがあり、それによっても大きく印象が変わるのだそうです。
 
本記事では、内容へのとっつきやすさを重視し、より重要度が高いものを優先してご紹介したのですが、これだけでもかなり「ご自宅の照明環境」は変わるのではないでしょうか?
 
 
舞台やLiveステージなど、曲の雰囲気やお芝居の局面によって、さまざまな照明効果や照明機器が活躍していますが、これらのように「場面場面で適切な照明を選ぶ」ことで、住まいや住宅における「雰囲気づくり」や「気分転換」も実現するのです。
 
そして、前述のような「プロ用の照明機材」は、それこそ「目玉が飛び出るような価格」となるものですが、自宅や部屋に導入する「照明機器」は、それほど高いものではありません。
 
 
興味が湧いてきたり「よしやってみよう!」と思った方は、まず「ネットショッピングの照明機器のページ」や、お近くの「家電量販店」などで「自分の目で良し悪しをとらえる」ようにしてくださいね。
 
 
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
 
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
まずは、私たち「おうち不動産」まで、お気軽にご相談ください。
 
 
 
 

 

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(2024年11月追記)

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