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一周回った今だからこそ「タワーマンション」の「本当の評価」とは?

当ブログでも数多く取り上げ、現在ご紹介している物件の中でも、根強い人気を誇る「タワーマンション」。
 
今回の記事では、現状で「肯定・否定入り交じる評価」となっているこの「タワーマンション」について、さまざまな視点から詳細な解説をするとともに、あえてこのタイミングで、私たちおうち不動産なりの「タワーマンションの本当の評価」をしていこうと思います。
 
では、早速最初のセクションから!
 
 

 

あらためて「タワーマンションとはどんなもの?」から振り返る

 

 
さて、当ブログの過去回でも取り上げたことのある「タワーマンションとはどんなもの?」という疑問と回答ですが、まずはその辺りをおさらいする所から始めましょう。
 
 
【「タワーマンション」とはこんな物件!】
 
・主に「日本の不動産市場」において用いられている「物件ジャンル」
 
・一般的には「超高層マンション」と表現するのが正しい
 
・定義としては「建物の高さが『58mを超えるもの』・『18階建て以上』」
(一部の定義では「高さ98m以上」というものもある)
 
・国土交通大臣により「耐震性認定」を受けているもの
 
 
ざっとこんな所が、一般的な『タワーマンションの定義』ですが、日本の「建造物」に対しての法律においては、「高さ100mを超える場合は緊急用のヘリポートを設置しなければならない」というルールもあるため、この条件に該当する「タワーマンション」の場合は「ヘリポートを備えている」と考えて良いでしょう。
 
ただ、厳密な意味での「公式なタワーマンションの定義」というものは存在していませんので、それとほぼ同じとみなされている「超高層マンション」に関するルールが、そのまま「タワーマンションにも適応される」と考えて良いでしょう。
 
ちなみに、ここでいう「超高層マンションの定義」から考えると、日本で最初の「タワーマンション=超高層マンション」は、1976年(昭和51年)に建設された「与野ハウス」が「第1号」なのだそうで、その高さは「66m」となっています。
 
 
このように「建物の高さ」がその象徴となっている「タワーマンション」ですが、一時期は「価格の高さ」も「タワーマンション」を表す一要因となっていました。
 
そのため、同じマンションの住人であっても「低層階よりも高層階に住んでいる人たちの方がすごい」という誤った認識が蔓延(まんえん)しており、これが遠因となって「住民同士のトラブル」も発生している、なんて話もあったようです。
 
 
ただ、高層階においては「ステータスシンボルとしての優越感」や「他を凌駕(りょうが)する眺めの良さ」などのメリットだけでなく「緊急時の避難が大変」であったり「地震の際は揺れが他の物件や住宅よりも長く続いてしまう」などのデメリットもあるため、必ずしも「住みやすい」とは限りません。
 
 

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賛否両論?「タワーマンション」のメリット・デメリット

 
 

こんな高さなら、タワーマンションと名乗っても不足はないはず
 
 
 
さて、続いては、現在では意見がまっぷたつに割れてしまいがちな「タワーマンションにおけるメリット・デメリット」を見ていきましょう。
 
まずはいつもの「箇条書き」でまとめてみました。
 
 
【タワーマンションのメリット】
 
・周辺の住宅よりも非常に高い位置にあり、邪魔されない「眺めの良さ」が味わえる
 
・高い位置にあり、単純に飛んで来れないため「害虫が侵入しにくい」
 
・高層階の場合「建物外を登って侵入」という経路が考えにくいため「セキュリティ面で強みがある」
 
・制度により「固定資産税」の面で若干有利になる
 
・「タワーマンション=価格が高い」というステレオタイプ(注1)が定着しており、住人であるだけで「裕福層」と認識される場合が多い
 
※注1:ステレオタイプとは、多くの人に信じ込まれている「思い込み」のこと
 
 
実際にはこの他にも、数多くのメリットが存在しています。
続いて、デメリットに関しても同様に並べてみましょう。
 
 
【タワーマンションのデメリット】
 
・大規模災害などの非常時は、建物外に避難するのに非常に時間がかかる
 
・災害時はエレベータが停止するケースも想定されるため、その場合階段で移動しなければならない
 
・地震の際の「長周期地震動」の面で不利であり、建物の揺れが長くなる
 
・通勤・通学の時間帯など、多くの人が一斉に移動するケースでは、より時間がかかる
 
・日光を遮るものがないため、太陽光や気温の影響を受けやすい
 
・日常的な買い物の場合、荷物を運ぶのが大変になる
 
といった所がデメリットですが、ニュースによって広まった「デメリット」として「災害時には下水など、生活に不可欠なインフラに不具合が生じやすい」という点もあるため、これから「タワーマンションを購入したい!」と考えている方は注意が必要ですね。
 
ただ、このような「デメリット」に関しては「同じタワーマンションでも、低層階に住む分には影響を受けにくい」ものも多いため、それを避けてあえて「低層階」に住むのも一つの手ではありますね。
 

 

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今「タワーマンション」は「買い!」なのか?

 

 
続いては、ここまでの内容を踏まえた上で「今『タワーマンション』は『買い!』なのか?」について、皆さんと一緒に考察していきましょう。
 
 
まず結論から言うならば「何が何でも!と言うほどの『タワーマンションに対する思いがある』ならば、買うのに適したタイミングである」という所でしょうね。
 
 
その理由としては「否定論も多く出てはいるが、だからといってタワーマンションの価格が大幅に下がるわけでもなく、一部の物件を除き『売れ続けている』ことには変わりがない」ためです。
 
確かに、多くの否定論がニュースや動画サイトなどで流れたことで、いわゆる「タワーマンションブーム」は過ぎ去ったかのように見えますが、その影響は正直な所「微々たるもの」に過ぎません。
 
 
逆に、ブームのときには見えにくかった「デメリット」が良く見えるようになったこともあり、さまざまなメリット・デメリットを踏まえた上で「正当な判断を下しやすくなった」点については、あまり知られていませんが「タワーマンションの売買」に対して「確実に良い影響となっている」と言えます。
 
もしあなたが「ブームが過ぎ去っても、それでもタワーマンションに対する強い思いを持ち続けている」のであれば、余計な注目を受けなくなった今は、まさに「タワーマンションを手に入れる絶好のタイミング」なのかもしれませんね。
 
 

一生モノの「憧れ」を手に入れるなら「タワーマンション」を購入しよう!

 
 
最後にご紹介するのは、前セクションでも軽く触れた流れから「タワーマンションを購入しよう!」という考えについてのお話です。
 
 
多くの人が「自分や家族にとって理想の住まいを手にしたい!」という思いや、希望を胸に「住まい探し」を進めています。
 
そして、そんな人たちの多くが、実際に「住まいを購入」した場合、意外にも「初志貫徹」して「最初から挙げていた『譲りたくない部分』を変更することなく、購入した」が少なくないのです。
 
 
もちろん、住まい探しの中で、私たちのような不動産仲介店や、同じように住まいを購入した知人・友人などの意見や話を聞いて、軌道修正をすることもあるのですが、ほとんどの人が「一生に一度」の頻度となるほどの「高額な買い物」である「住まいの購入」については「自分の強い憧れ・気持ち」を優先するようにしています。
 
もしあなたが「それでも、私はタワーマンションに住みたい!」という思いを持ち続けているのなら、ここはその思い通りに「タワーマンション」を購入してみてはいかがでしょうか?
 
 
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
 
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
お気軽に、私たち「おうち不動産」までご相談ください。
 
 

 

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(2024年11月追記)

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