「テレワーク時代」の不動産取引はこうなる!
まさに「全国民が望んでいた」という表現がふさわしい「緊急事態宣言」の解除がとうとう行われました。(記事執筆現在)
しかし、首都圏を中心に、まだまだ予断を許さない状況下であるのは間違いありませんが、それでも街は普段のにぎやかさを取り戻しつつあります。
ただ、皆さん共通の認識として「コロナ以前に戻ることはない」という意識が深く浸透しており、政府においても「新しい生活様式への転換が望ましい」という方向性が提示されていますので、私たちにとっての「日常」が変化していくことには変わりません。
今回は、そのような現状を踏まえた上で「新しい生活様式」の象徴ともいえる「テレワーク」を軸に、これからの「不動産取引」に関するトピックをご紹介していきましょう。
「テレワーク時代」=「ネットワークの利用が前提となる生活環境」?
このブログを読んでいる方の中でも、この自粛期間に「テレワーク」を経験した方もかなりいらっしゃると思います。
店舗など「直接お客様と対面しなければならない職種」の方にとっては、夢物語ともいえる「テレワーク」ですが、資料や書類のやり取りがメインの業務となる方々にとっては「自宅で業務を行う」メリットははかり知れません。
この「テレワーク」にとって、根底を支える存在となるのが「インターネット」をはじめとするさまざまな「ネットワーク」なのですが、今後、これらの「ネットワーク」は生活のあらゆる場所で「必要不可欠なもの」としての存在感を増していくことでしょう。
ということは?
このブログで取り上げている「不動産取引」に関しても、より優位に進めていくには「インターネットの利用が不可欠」となるということです。
特に、優良な物件情報を手に入れるには、「ネット」の存在を無視することはできませんし、周りも「ネット」を利用しているということは「優良情報に達するスピードが増していく」ということにもつながります。
しかし、当店でも「コロナ以前からすでに不動産情報はネットから調べている人がほとんど」という認識は持っているのですが、今後はさらにさまざまな面から「ネットへの依存度が増していく」と考えています。
そして、私たちのような「不動産店」において大切な部分となるのが「お客様とのやり取りもネット上で行う比率が増していく」という点でしょう。
このように、今後においては、不動産取引に関しても「ネットの重要性」がものをいう時代へと移行していくでしょう。
今後は「アフターコロナ型住宅・物件」が次々と出てくる?
これからは「不動産物件そのもの」についても何らかの変化があるでしょう。
例えば、「テレワークに向いている」という点をウリにした物件(仕事環境を整えやすい間取りや、すでにLAN回線が各部屋に張り巡らされている、など)や、出社しないことを前提に「駅近ではない物件」の価値が上がるなどの変化です。
不謹慎な部分ではありますが、今回の自粛期間があったからこそ「テレワーク」という「働き方」がより早く浸透した面もありますので、この流れに沿って行くと、前述したような「物件の変化」も急激に押し寄せてくる可能性が高いですね。
そして、この流れが押し進むということは、「住宅ローン」をはじめとする「支払い」の面でも、新しい流れがやってくるということです。
以前にも、こちらのブログで「緊急事態宣言」以降の「住宅ローン」に起こり得るいくつかの変化・影響をご紹介しましたが、あの記事以降もさまざまな場所で同様の「不動産取引に関するお金への影響」が予想されていますよね。
もちろん、当店でご紹介した以外にもいろいろな説や可能性が、さまざまな媒介やメディアから出ていますので、まずは広範囲にアンテナを張って、さまざまな情報を集めてみることも大切になってくるでしょう。
少し話が脱線しましたが、基本的には「不動産取引の相手側(こちらが購入側であれば売却側)心理を想像してみる」ことが先読みのコツですので、その線で行くと、売り手からすれば「できる限り、新たなニーズ(テレワーク)に沿った物件を用意」したい、という動きは予想しやすいはず。
ですので、まずは「テレワークや自粛生活にも対応できる住宅」とはどんなものか、皆さんもいろいろ考えてみることが大切ですよ?
「不動産店ホームページのポータルサイト化」とは?
次のテーマは、以前も取り上げた「テレワーク時代の不動産店のあり方」に関わる部分のお話を進めていきますね。
今回、この「自粛期間」によって、大きな注目を集めた分野があります。
その分野とは、何を隠そう「VRを利用した内見」です。
先ほどの「テレワーク」同様に「内見」に関しても、以前より一部では浸透し始めていましたが、今回の自粛期間においてその認知度は飛躍的に高まってきています。
もちろん「まったく実際の物件を見ずに不動産を購入する」ということは、「アフターコロナ」となる今後においてもあり得ないかと思いますが、その頻度が少なくなることは「効率」の面を考えても明らかですよね?
さらに今後はこれらのような「VR内見」や、当ブログなどの「不動産に関する情報」、もちろん「物件情報」などの「コンテンツ」が充実していけば、私たちのような「不動産店のホームページ」はより「住まいに関するさまざまな情報収集に向けたページ構成」にシフトしていくはずです。
これが、セクションタイトルにもある「不動産店ホームページのポータルサイト化」の正体なのですが、まだまだ「ポータルサイト」という言葉自体をごぞんじない方も多いかもしれませんので、少しばかり解説を。
この聞きなれない「ポータル」という言葉は「門や入口・玄関など」を指す言葉となっていて、さまざまなサービスやコンテンツ、情報などへの「入口」、つまり「インターネットを始める際の入り口ページ・サイト」の役割を務めるページを「ポータルサイト」と呼ぶようになっているのです。
(「Yahoo」などが代表的なポータルサイトの例)
今回の自粛期間における感想の中には「時間があってもやることがない」という声も多かったようですが、言い換えれば「魅力的な娯楽がない」ということでもあります。
例えばそんな時に「住まいを買いたいと思う方にとって役に立つ情報や物件情報の収集になるようなホームページ」があればどうでしょうか?
さらには、「VR内見」のように、小さいお子さんもイメージしやすい形で「新しいお家」の様子を一緒に見る、なんてこともできますよね?
このような「不動産をメインに据えたエンターテイメント要素」も、今後の「不動産取引」を考える上では「欠かせない部分」となっていくのではないでしょうか?(当店もさらにこのようなコンテンツを充実させていきたいと思っています)
新しい時代の幕開け ~「アフターコロナ」時代の「不動産取引」~
さて、最後のセクションは、今回の事態を踏まえた上で、今後の「不動産取引」が進んでいくであろう方向へ目を向けてみましょう。
まず間違いない部分としては「ネット上で出来る部分が拡大していく」という面でしょう。
今回の自粛生活は「通常の生活基盤を維持・継続しつつ、外出などの行動を制限される」という、私たちにとっては「はじめて」に等しい状態でした。
(災害時など「通常の生活とはまるっきり異なる」とは言えない状況)
そして、いざその状況を迎えた時に、これまで考えが及ばなかった部分にあった「問題点」が否応なしに浮き彫りになってしまったのです。
しかし、少なくとも「ネット」を利用することで「外出せずに出来ることの範囲」が広がりつつあることも認識できたはず。
「不動産取引」をはじめ、より一層「ネット」の利用が「通常の市民生活」を送る上で「不可欠」になっていくのであれば、私たちがすべきことは、PCやスマホなど、ネットに接続できる機器やさまざまなサービスに対する「正しい知識」を身に付けるべき、ということではないでしょうか?
当社では、今後も「不動産取引」におけるさまざまなサポートを行っていきますので、「不動産取引」でお悩みの方はお気軽にご連絡ください!
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