練馬区【小竹向原エリア】マンション事情に迫る!?
今回は、当サイトでもたびたび取り上げている練馬区「小竹向原」エリアの「マンション」事情に迫っていきます!
「落ち着いた暮らしが実現できる」という印象と、近年の状況で注目されるようになった「郊外志向」から、ここに来て「練馬区」の人気が高まっていますが、そんな「練馬区」の中でも以前から「抜群のアクセス性」で人気だったのが、何を隠そう今回の「小竹向原エリア」です。
今回の特集は、その人気は今も健在の「小竹向原エリア」での住まい探しに「出遅れてしまった…。」と嘆く皆さんのための記事を目指して進めていきましょう!
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物件探しにおける「小竹向原エリア」の範囲とは?
さて、まずは今回の「小竹向原エリア」の範囲から学んでいきましょうか。
まず知っておいてほしいのは、駅名こそ「小竹向原」となっていますが、駅を中心に考えると「練馬区小竹町(一丁目〜二丁目)」と「板橋区向原(一丁目〜三丁目)」という2つの地域に、駅の北西側にあたる「板橋区小茂根一丁目」を加えた3つの地域が「小竹向原エリアの範囲」となる、という点です。
ではなぜこんな複雑な範囲となっているのか?
これまでも何度かご紹介してきましたが、そもそもこの近辺は「練馬区」発足前は全て「板橋区」であり、当時はこの「小竹向原」もごく自然に利用されていた地名でした。
しかし、この仲の良かった2つの地域は、1947年(昭和22年)の「練馬区」発足時、警察署の管轄の関係から「江古田町(現在の「旭原」・現「江古田駅」近辺)」と共に「小竹町」のみが「練馬区」へと移管され、現在に至るというわけです。(後に駅名として「小竹向原」という名前が採用されたのも、この出来事に由来するそう)
さて、歴史の話はここまでにしておきますが、実際このエリアは「板橋区と練馬区の区境」であるため、同エリア内でも住む地域によっては「板橋区」となるケースもあります。
そのため、購入・入居後の行政施設や、地域のルールなども異なる場合がありますので注意してください。
同エリアの物件情報をチェックする際は、このポイントをお忘れなく!
小竹向原駅周辺の街並み
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「板橋区?練馬区?」区境となる「小竹向原」の中古マンション事情
さて、続いては今回の「小竹向原」における「中古マンション事情」に迫っていきましょう。(当記事中での「小竹向原エリア」は、基本的に「練馬区」として扱っております)
エリアの中心となる「小竹向原駅」に関しては、冒頭でもご紹介しましたが「東京メトロ副都心線」「東京メトロ有楽町線」と2つの地下鉄路線につながるだけでなく「西武有楽町線」も利用可能であり、その高いアクセス性から「利便性の高い駅」として人気を誇っておりました。
そのため、現在のような「郊外志向」がトレンドとなり「練馬区」の人気が高まる前から「不動産物件の回転(購入→売却→建て替え・リフォーム→再度中古住宅として販売)」が行われていたため、現状でも比較的「きれいな物件」が多い印象となっています。
加えて「地下鉄路線がメイン」ということもあり、従来の「駅前」という概念がなく、若干買い物がしにくい環境ではありますが、閑静で落ち着いた住宅街を持っているエリアとしても知られています。
徐々に「郊外志向」にシフトしている現在でも、従来からの人気を保つどころか、改めて再評価を受けているエリアでもあります。
ここまでを踏まえた上で、このエリアにおいて主流となる物件を探ってみると、やはり「中古リノベーション・リフォームマンション」が人気です。
しかし、駅の真上にはなんと「小学校」が建っているほど、落ち着いた建物の多いエリアですので、ド派手な物件などは皆無といっていいほど。
もちろん、それなりの築年数を持っている物件も多いため、そのあたりにこだわる方にとっては住まい探しに苦労することもあるでしょう。
ただ、商業施設が少ない分、より多くの豊富な物件がひしめき合っている状況ですので、あまりにも厳しすぎる条件を突き付けない限りはすんなりと希望の物件が見つかる可能性もあります。
ということで、気になる物件を見つけたら、まずは当社までご相談ください!
小竹向原駅前の要町通り
「小竹向原中古マンション物件」傾向と対策
このセクションでは「小竹向原中古マンション」に関するさまざまなトピックをいくつかご紹介しましょう。
・「小竹町」に住む場合は「江古田駅」も利用可能!
最初のセクションでも触れた、このエリアの一角を占める「小竹町」。
駅から見て南側となるこの地域に住む場合は、そこからわずか数百メートル先にある「江古田駅」の利用も検討しておきましょう。
前述の通りアクセス性の高い「小竹向原エリア」ですが、利用できる路線はすべて「地下鉄路線」となるため、地上路線である「西武新宿線」にも接続できるというメリットは大きいはず!
・「環七通り」と「要町通り」が交差するポイントは交通量・騒音多め
「閑静な住宅街」という定番のセリフが似合うこのエリアですが、唯一大道路となるのが「環七通り」と「要町通り」が交差するポイントです。
このエリアは例外的に交通量も多く、「環七通り」も高架上ではない「地上」であるため「排気ガス」の影響がダイレクトに届いてしまいます。
騒音はもちろん、排気ガスによる健康被害が気になる方は真っ先にこのエリアを避けるようにしてくださいね。
小竹向原駅近くの環七通り
・商店街・大型商業施設がない状況はそれなりにリスクも高い
さて、前のセクションでもご紹介した通り、通常の「駅前」の概念がないこのエリアにとって最大のデメリットが「商業施設・お店の少なさ」でしょう。
かろうじて日用品や食品を取り扱うスーパーこそ点在しているものの、出店スペースの関係から売り場規模が小さく、その品揃えに不満を持つ方も少なくありません。
中には「全く気にならない」という猛者もいるでしょうが、そんな外食派にとっても「飲食店も非常に少ない」状況を迎えてしまっては、白旗を掲げるしかないかもしれませんね。
ただ、エリア内の一部地域に住んでいる方であれば、徒歩圏内となる「江古田駅」周辺の豊富な飲食店を利用するのもオススメですよ!
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どうなる?今後の「小竹向原マンション事情」
さて、いよいよ最後のセクション!
ここでは、「マンション」という観点から「小竹向原」の今後を、この記事をまとめつつ皆さんと一緒に考えてみましょう。
このエリアにおいて、今後について予想できるのは「従来からの人気が急速に衰えることはまずないが、今後は『地元からあまり出たくない』という層のニーズに答える街づくりが必要となる」という点です。(あくまで筆者個人の予想の範疇ではありますが)
「新しい働き方」として定着した「リモートワーク・テレワーク」ですが、その普及と重なって「自宅や地元から出ない」という日常生活を選択する人々も急速に増えています。
実は現在の「郊外志向」にも、その辺りのニーズは含まれており、通勤が発生しないはずの「テレワーク・リモートワーク」においても、商業施設が集まっている「駅前エリア」の物件が人気を続けているのには、そういう理由があるのです。(もちろん、まだまだ仕事のために外出をしなければならない層が多いということもありますが)
もちろん、この「小竹向原エリア」においてもその部分は同様であり、今後も現在の人気を保つためには、商業施設の充実を図る必要がありますね。
今後もその人気を保てるのか?「小竹向原駅」エリア。
機会があればぜひとも住んでみてはいかがでしょうか?
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小竹向原駅周辺地図
小竹向原駅周辺の学区域情報
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/000/000388.html
(板橋区役所ホームページより)
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/shochu/gakkuiki/index.html
(練馬区役所ホームページ)
小竹向原で利用できる路線
東京メトロ有楽町線「小竹向原駅」(「池袋」駅まで約5分)
東京メトロ副都心線「小竹向原駅」
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(2024年5月 追記修正)