住みやすい街!都電荒川線「大塚駅前駅」の魅力とは!?
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回はこの「タウン情報」でもまだ登場したばかりの路線「都電荒川線」の駅(厳密には停留場)である「大塚駅前駅」が登場です!
以前から登場しているJR「大塚駅」、地下鉄「新大塚駅」に続き、今回は「駅名に大塚が入る駅シリーズ」の第三弾となるわけですが、「新大塚駅」とは異なり、まさに「大塚駅」の目と鼻の先の距離に存在している「大塚駅前駅」だけに、一風変わった回となることは必須!
屈指の買い物環境を誇る同地域だけに、心待ちにしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
では、さっそく「駅・街の歴史」からスタートしていきましょう。
「大塚駅前駅」
今、このエリアで住まい購入を検討中の方へ特別なお知らせ
🔍【物件一覧をチェック】(別タブで開きます)
「大塚駅前」の駅・街の歴史
今回は、以前にご紹介したJR「大塚駅」からもすぐとなる距離のため、駅の歴史としては共通点が多いと思いきや、いくつか「意外な一面」が浮き彫りになりました。
ごぞんじの通り、現在の「都電荒川線」のルーツとなったのは、旧「王子電気軌道」(「向原駅」の回参照)なのですが、この「大塚駅前駅」も路線開業時(1911年(明治43年))に同時に開業した「発足メンバー」のひとつ。
大塚駅前
出自的には驚くことなどありませんが、実は開業時の名称は「大塚駅」。
なんとこの時期、「大塚駅」は二つあったんですね。
しかし、そんな「ダブル大塚駅」どころか「トリプル」になるとはだれも予想していなかったでしょう。
(まあ、現在の「新大塚駅」を含めるなら「トリプル」ですが)
1925年(大正14年)には、さらに当時隆盛を迎えていた「東京市電(現東京都電)」の駅である「大塚駅前電停」と今に通じる名称で開業します。
実はこの「東京市電」、「大塚駅前駅」が開業した同年に、当時の東京市が「東京鉄道」を買収したことにより発足したもので、現在の「都電」の正式な前身となっていました。
この3駅並列時代は、1942年(昭和17年)に経営的な雲行きが怪しくなった、王子電気軌道の「大塚駅」が「東京市電」の「大塚駅前電停」に吸収される形で幕を閉じます。(3駅→2駅へ)
しかもこの翌年には「東京市電」から「東京都電」と団体名称が変更になったため、「大塚駅前駅」が「東京市電」であった時期は1年弱という短いものだったのです。
大塚駅前を走る都電荒川線
ここまでお話を進めてきましたが、実にややこしいお話になってしまっていますよね?
続いてこちらの駅がある「南大塚」について進めていこうと思うのですが、すでにご紹介した通り、この地域名も「駅名によって地名が変化した」もの。
(詳しくはJR「大塚駅」の回をご覧ください)
実際に町名が「南大塚」に変更されたのは1969年(昭和44年)の「住居表示」によるものであり、それ以前の町名は「巣鴨・西巣鴨」でした。
すでにご覧になって知っている方も同じ気持ちでしょうが、やっぱり「ややこしい」印象は否めませんね。
理解するのに頭を使うこと間違いなしの歴史の話はここまでにしておいて、次のセクションでは、このエリアの商業施設についてご紹介していきましょう!
大塚駅前駅周辺
大塚駅前駅周辺の商業施設
さて、今回のエリアにおける商業施設に関してですが、基本的には「大型の商業施設が立ち並ぶエリアではなく、商店街や飲食店が数多く存在するエリア」となっています。
ただし「商業施設」という枠組みでいえば、若干異質ではありますが「宿泊施設」が多いのもこのエリアの面白い部分であり、JR「大塚駅」の駅ビル的なポジションとなっている「ホテルベルクラシック東京」をはじめとしたさまざまな「宿泊施設」が所せましと並んでいます。
ホテルベルクラシック東京
これは「商業施設」とは直接関係ありませんが、JR線の高架下に「大塚駅前駅」が道路に沿うように配置されているため、まるで「JR駅施設の連絡通路」のような状態となっており、比較的スムーズに線路をくぐって反対側へ行けるのも、この辺りに商業施設が乱立しているポイントのひとつかも知れません。
JR線の高架下に「大塚駅前駅」が道路に沿うように配置されています
・そのほかの大塚駅前周辺の宿泊施設
「OMO5 東京大塚」は星野リゾートが展開する都市観光ホテル
アパホテル<山手大塚駅タワー>
R&Bホテル大塚駅北(写真右側)
大塚駅前周辺の観光スポット
さて、今回の観光スポットは、久々の「グルメ」回!
数多くのTV番組でも紹介され、地元では知らない人がいないほどの「おにぎりの名店」をご紹介しましょう!(ここまでで気づく人も多いでしょうね)
そのお店の名前は「おにぎりぼんご」さん。
(https://www.onigiribongo.info/)
しゃれたお名前ですが、実は創業60年近い老舗店でもあるんです。(筆者も一時期通いつめておりました)
おにぎりぼんご
現在では2代目代表となる「右近由美子」さんと店長である「越部 努」さんがお店を切り盛りしています。
特長はやはり「握らないおにぎり」でしょうか?
この「ぼんご」のおにぎり、実は通常のおにぎりのように「握って」はおらず、「軽くまとめて海苔で包み込んでいる」状態になっているのです。
具材の割合が多く(お米との比率は2:1になっているのだとか)、お米の味・風味を一緒に味わうためには、この「握らない」というポイントが非常に大切だそうで、ぼんごのおにぎりを握る(調理する、という意味ですね)には「かなりの職人技」が必要となるのだそう。
具材のオススメは一番人気の「鮭」と最高峰である「筋子」!
おいしさがさらに染み渡る「味噌汁」が付いたセットメニューも定番です。
この地を訪れたなら、食事はここでキマリ!
ぜひ足を運んでみてくださいね?
おにぎりぼんご
170-0004 豊島区北大塚2-26-3
今、このエリアで住まい購入を検討中の方へ特別なお知らせ
🔍【物件一覧をチェック】(別タブで開きます)
大塚駅前周辺住宅情報・街の情報
さて、最後のセクションは、今回登場した「大塚駅前駅」周辺エリアの住宅事情・住みやすさ情報をお届けしましょう。
このエリア最大の特徴が「ほぼ「大塚駅」同様の利便性を兼ね備え、飲食店も豊富なにぎやかな街、しかし住宅地までは少し距離がある」という点。
この特徴は「大塚駅とほぼ同じ場所にある」という、ゆるぎない事実がそのまま反映されている点が大きいでしょう。
もちろん通勤・通学には「大塚駅」を利用する人がほとんどのはずですので、大手を振って「山手線沿線駅」の便利さを満喫できることは保証できますね。
大塚駅周辺
ただし、この特徴はそのまま「デメリットにも跳ね返る」ことを忘れないでください。
例えば、駅の周辺は豊富な飲食店や飲み屋街となっており、治安面で少々不安があったり、住宅地に向かう道を進んでいくと(夜間)、極端に暗い地点がチラホラあったりするなど。
大塚駅近くの「うつせみはし」
続いて、前回の「大塚駅」の際は、不動産物件的に古めの街並みとなっている、とご紹介しましたが、周辺エリアでは高層マンションの建設がいくつか見られるようになったため、住宅事情的には変化し始めていることもお伝えせねばなりませんね。
建物が古ければ、価格・家賃面で「リーズナブルな相場」に落ち着くことも納得できますが、新築の建物であれば、まがりなりにも「山手線沿線エリアの高級物件」と言えるわけです。
ただし、それらを差し引いても「住みやすい街」であることには間違いありません。
そして、さらにこのエリアを魅力的なものにしてくれているのが「充実した買い物環境」でしょう。
以前にもご紹介した「南大塚ネットワーク」をはじめ、このエリアには大小さまざまな商店街(商店会)があり、日用品・食品をはじめとした買い物で困ることはまずあり得ないでしょう。
サンモール大塚商店街①
サンモール大塚商店街②
時期的にも、飲食料品には「軽減税率」が適応されるため、従来の「商店街」が見直される流れになっていますし、抑えておいて間違いないポイントだと思われます。
大塚駅南口駅前広場
・お気軽にお問い合わせください ~専門スタッフが丁寧に対応します~
住みやすく便利な「大塚駅」に付随する形の「大塚駅前駅」周辺エリアにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽におうち不動産までご相談ください。
専門スタッフが丁寧に対応し、あなたの理想の物件探しをサポートいたします。
【周辺「住みやすさ」情報】
山手線 大塚駅(そもそも大塚駅の周辺は「本当に大塚?」なのでしょうか!?)
質の高い教育環境で人気の街「護国寺」駅!特徴を色濃く残す「文教地区」!
野球観戦!コンサート!アトラクション!楽しみいっぱいの後楽園駅
大塚駅前周辺地図
大塚駅前周辺の学区情報
http://www.city.toshima.lg.jp/353/kosodate/gakko/sho-chu/tennyugaku/003874.html
(豊島区役所ホームページ)
大塚駅前で利用できる路線
東京さくらトラム(都電荒川線) 「大塚駅前駅」
JR山手線「大塚駅」
戸建て(新築戸建て・中古戸建て)でもマンション(中古マンション・リノベーションマンション)でも、お客様のご希望条件に合わせて多数ご紹介できます!東京23区を中心に首都圏で気になる物件が あればご相談下さい。
(2024年8月追記)