新宿まで電車で3分!「中野坂上駅」はアクセス性抜群♪
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回は当タウン情報でもおなじみの「東京メトロ丸の内線」と徐々に登場回数が伸びている「都営大江戸線」の両方が利用可能な「中野坂上駅」をお送りします。
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この「中野坂上駅」を含む「東京メトロ丸ノ内線」は、当タウン情報でも何度か登場している、旧「営団地下鉄」の「荻窪線」がルーツとなっています。
古くから、発展するにつれ変わっていくこのエリアの様子を見守り続けてきた「あたたかさ」を感じさせる、まるで「祖父母」のような雰囲気の駅、そんな風に思うのは、おそらく筆者だけではないはず。
では、いつもの通り「駅・街の歴史」からはじめていきましょう!
中野坂上駅近くの青梅街道
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「中野坂上駅」の駅・街の歴史
当タウン情報においては、比較的登場回数が多い路線である「東京メトロ丸ノ内線」と「都営大江戸線」ですので、少しばかりおさらいをはさみながら駅の歴史を進めていきましょう。
こちらの「中野坂上駅」がその産声を上げたのは、1961年(昭和36年)の「荻窪線・中野坂上―中野富士見」間の開通によるもの。(同タイミングで荻窪線は「新宿―新中野」間も開通・開業しています)
荻窪駅に停車する丸ノ内線
この出来事は、「丸の内線」の第一世代となる1954年(昭和29年)の「池袋―御茶ノ水」間開業からは7年ほど後であり、その後正式に「丸の内線」に編入される1972年(昭和47年)までおよそ18年の間「荻窪線」の駅として過ごしています。
なおかつ、この「中野坂上駅」は、一体化して「丸ノ内線」となった現在でも「方南町支線」の「起点駅」となっており、両者の「分岐地点」としての役割は、今後よっぽどのことがない限りは続いていくと思われます。
さて、もう一つの雄である「都営大江戸線」においてですが、皆様もごぞんじの通り2000年(平成12年)からのスタートであるという認識なのではないでしょうか?
しかし、「大江戸線」と名乗る前の1997年(平成9年)には「都営地下鉄12号線」の「乗換駅」として同駅が開業しており「都営12号線」時代を含めると「第2世代」の開業となっています。
また、他の「大江戸線」の駅と同様に、都心の地下鉄としては再後発組となる「大江戸線」は、既存路線の「丸の内線」よりも深度が深い所に建設されており、若干ですが住所の町名がズレています。
続いては「丸ノ内線」の駅がある「中野区本町」について。
この「本町」という町名の由来については、これまでも何度が登場している「地名の由来パターン」にも多くある「直前の地名の中心部を意味」しており、この場合「中野の中心」という解釈となります。
しかし、先程あえてご紹介しなかった「都営大江戸線」の駅住所はなんと「中野区中央」であり、こうなると地名の由来としては少し信用し難くなりますよね?
実は、諸説ある内の一つに「本町は「中野区」としての中心部という意味」というものがあり、地理的にだけでなく「町としての性格上を含めた上での中心部である」という風に言われています。(あくまで諸説あるうちのひとつ)
もうひとつ、この「本町」という町名にまつわるお話を。
このエリアにある店舗や会社などは、「渋谷区」にも存在する「本町」との混同を避けるため、所在地住所を「中野本町」と記すケースが有るのだそうです。
中野坂上駅A1出口
確かに以前、当タウン情報でも取り上げたことのある「本郷本町」など、このパターンの町名は本来であれば「〇〇本町」と記すのが親切でしょう。
おそらくこの「中野」の場合は「区名と町名が同じ中野」という状況が数多くあったために、カブっている町名の方を省略したが故の問題かもしれません。
「中野坂上駅」だけでなく「中野区」にとっても微妙な知識を得た所で、次のセクションへ行ってみましょう!
中野坂上駅A2出口
中野坂上駅周辺の商業施設
このエリアでは、利用できる2路線が両方とも「地下鉄」であるため、地下鉄駅では多い「駅前らしい駅前が存在しない」エリアです。
この場合、ありがちなパターンとしては「上を走る大きな道路・通りのロードサイド店として充実していく」もしくは「交通量が多い道路が走っているため商業施設自体の数が少なめ」という状況に陥ることが多くなります。
残念なことに、この「中野坂上駅」周辺エリアにおいては、上記の2つが揃ってしまっている、買い物環境にとっては「困る」状況となっています。
しかし、日用品の買い物が可能な店舗が皆無、というわけではなく、駅周辺には都心ではおなじみのスーパーチェーン「ライフ」「オリンピック」「まいばすけっと」の店舗があるため、かろうじて絶望的な状況は免れています。
ライフ中野坂上店
ただ、「神田川」が流れる「駅南西」方面は「住宅街メイン」の状況となっているため、日々の買い物には苦戦を強いられることを覚悟したほうが良いでしょう。
オリンピック中野坂上店
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中野坂上周辺の観光スポット
さて、今回の観光スポットは、「中野区」を代表する広大な敷地を持ち、周辺の喧騒が嘘のように穏やかな時間が流れる古刹「宝仙寺」をご紹介しましょう。
宝仙寺①
このお寺の創建は、なんと「寛治年間(1087年〜1094年)」というのですから、圧倒的な歴史を持っているお寺ではありますが、当時は現在の「杉並区阿佐ヶ谷」にて開かれた、と伝えられています。
とはいえ、この地に移転したのはこれまた古い「室町時代」のことで、1490年(正長2年・永享元年)だというのですから、どちらにしろ古くからこの地を見守ってきたことには変わりませんね。
都心のお寺や神社は、比較的「徳川幕府」との深い関係を持っている寺社が多いのですが、こちらの「宝仙寺」においてもそれは同様で、歴代の将軍から手厚い保護・支援を受け、この広大な規模を維持しているそうです。
残念なことに、このお寺も「戦火」による被害や損傷を避けることはできず、かつて「江戸六塔」として親しまれてきた「三重塔」が焼失。
しかし、1992年(平成4年)にはこの「三重塔」が「飛鳥様式」にて再建されており、現在の「宝仙寺」に彩りを与えています。
現在の三重塔
太子堂(宝仙寺内)
宝仙寺
住所:中野区中央2-33-3
※こちらは墓所も含む仏閣ですので、訪問の際は服装などに注意しましょう
中野坂上駅周辺の住宅情報・街の情報
さて、最後のセクションは、今回登場した「中野坂上駅」周辺エリアの住宅事情・住みやすさ情報をお届けしましょう。
このエリア最大の特徴が「買い物環境は乏しいものの、優れたアクセス性と静かで落ち着いた住宅街を併せ持ち、比較的治安も良い」という点です。
山手通り沿いは歩道も広くお散歩にも最適
まずはこのエリアの看板!ともいえる「優れたアクセス性」から見ていきましょう。
やはり「東京メトロ丸ノ内線」と「都営大江戸線」の両方が日常的に利用できるメリットは大きなものです。
世界的に見ても屈指の大都市である「新宿駅」まで、電車でわずか3分!というメリットには計り知れないものがあるでしょう。
他にも「渋谷」「池袋」「東京」の各駅まで「最大20分足らず」という距離感は非常に大きなものだと思います。
しかし、明確なデメリットとして「残念な買い物環境」を抱えているため、買い物環境で優れている「新宿」への依存度が大きくなってしまいますので、実際に住むとなれば「ライフスタイルを選ぶ」環境であるとも言えます。
となると心配になるのが「家賃・物件価格帯」。
でもご安心ください、「丸の内・大江戸線」の近隣駅エリアと比べると、1ランクほどリーズナブルな水準でまとまっているため、それほど強い懸念材料とはならないはずです。
中野坂上駅前(山手通りと青梅街道が交差する点)
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【周辺「住みやすさ」情報】
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中野坂上駅周辺地図
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中野坂上駅周辺の学区域情報
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https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/652000/d005748.html
(中野区役所ホームページ)
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中野坂上で利用できる路線
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地下鉄丸ノ内線 「中野坂上駅」
都営大江戸線 「中野坂上駅」
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(2024年10月追記)