都営三田線「西巣鴨駅」の住みやすさは?街の情報をお届け!Vol.2
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回は以前にご紹介した中でも人気の高い駅を、また別の角度から改めて掘り下げる「Vol.2」シリーズが待望の再登板です。
今回お送りする「Vol.2」は、もはや常連路線となりつつある「都営三田線」の「西巣鴨駅」が再登板!
今回も「Vol.2」シリーズ定番の「エリア内の近年住宅事情」からではなく、まだまだ登場例の少ない「都営三田線」のために、もう一度「駅・路線の歴史」からスタートしていきましょう!
西巣鴨駅A2出口
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「西巣鴨駅」の駅・路線の歴史
通常であれば、路線の名称は「路線上重要な地域名・駅名」などからつけられることが多いもの(例外は「都営大江戸線」ですが、「大江戸」という部分から考えれば、例外とは一概に言えないかも知れませんが)。
そして、「重要な駅名」を路線に冠する場合、一番多いのは「起点、ないし終点にあたる駅」がその役割を果たすということですが、今回の「都営三田線」の場合、なぜか途中駅の「三田駅」が路線名に使用されているのです。
ただ、これは「鉄道免許申請の際に「志村(現在の高島平駅)−三田」間が使用されたため」であり、後の開業時には「都営6号線」が正式な路線名であったことが大きく関係しています。
この「都営6号線」、今の「都営三田線のルーツ」というには若干「物足りなさ」が残る出来であり、1968年(昭和43年)の開業時は前述の「志村−巣鴨」間のみの開通となっていました。(後の1972年に「巣鴨−日比谷」間が、翌年には「日比谷−三田」間がようやく開通、そして「都営三田線」に改称したのは1978年(昭和53年)のこと)
ということは。
今回の「西巣鴨駅」は「都営6号線開業時からの数少ない生え抜き駅」ということになるのですよ。
都営三田線
さて、こうして紆余曲折ありながらも、お話は「西巣鴨駅」にたどり着いたのですが、ここで再度「都営三田線」に話を戻します。
実はこの「三田線」、便宜上皆さんは「都営三田線」と呼んでいますが、この路線名が正式な名称だったのは2000年(平成12年)までのお話であり、この年の4月20日からは「三田線」が正規の路線名となっていますので、お間違いなきよう。
では、次のセクションへ!
西巣鴨駅エリアの近年住宅事情
このエリアに関しては、駅のすぐ近くを「首都高速中央環状線」が通っているため、もともと住宅事情的にも「あまり背の高い建造物が建てられない」という制約があります。
しかし、このエリアにおける不動産物件の傾向として「タワーマンションはまだまだ比較的数が少ない」という状況であり「どちらかと言えば中規模のマンション」、または「戸建て物件」が中心のエリアとなっているようです。
西巣鴨駅前の街並み(白山通り)
ですので、今後もこのエリアでは「新築高層分譲マンション」が乱立することは考えにくく、今後の傾向としては、おそらく「新築戸建て物件」が徐々に増えていくのではないか?と思われます。
もうひとつ、このエリアの特徴を挙げると「池袋・巣鴨・大塚・王子などの主要駅のちょうど中間地点に位置している」という点でしょうか。
目まぐるしく変化し続けている「主要駅周辺エリア」より、一歩遅れがちなエリアとなっていることもあり、このエリアの住宅事情が短期間で一変するような事態はまずないと言えるでしょうね。
西巣鴨駅周辺の住宅街
西巣鴨駅周辺にはどんなお店が多い?
今回の「西巣鴨駅」は前述した通り、「池袋・巣鴨・大塚・王子などの主要駅のちょうど中間地点に位置」しており、「白山通り」と「明治通り」の第道路が交差するポイントであるため、交通量が多く賑やかな印象は受けるものの、どちらかと言えば、ロードサイド店舗中心でその数もあまり多くはありません。
「白山通り」と「明治通り」の第道路が交差するポイント
買い物環境に関して言えば、同じ「巣鴨」を名乗る「巣鴨駅」エリアとは比較にならないほどです。
ただ、そうは言っても日常の買い物に「スーパー」は皆無ではなく、駅近の「スーパーみらべる西巣鴨店」をはじめ、エリア内にいくつか存在していますのでご安心を。
スーパーみらべる西巣鴨店
続いて「飲食店」に関して言えば、これはロードサイド店が多いエリアにありがちな「大規模チェーン店中心のラインナップ」となってしまいます。
ただし、このエリアの場合は、大きな道路から1本外した裏通りまで足を運ぶと、上記の様子が一変し、「個人経営飲食店がその勢力を増す」という2段構成になっていますので、自分好みのお店を発掘する楽しみも十分あります。
大きな道路から1本入った裏通り
ですので、これからこのエリアの住まいを検討される上で気になる方は、下見もかねて一度ブラついてみることをオススメしておきますね?
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西巣鴨駅周辺の主な公共施設
このエリアの公共施設における特徴としては、かなり意外な線でしょうが「公立学校や保育施設が数多く存在する」という点が挙げられます。
特に、駅北西側となる「滝野川地区」にその傾向が強いようですが、その理由としては「教育に力を入れている「文京区」に近いこと」や「かつて「滝野川地区」自身が「文京区」との統合を望んでいたこと」などがあるようです。
(同地区自体からは表立って「教育に力を入れている」というアナウンスはない)
そして、純粋な意味では「公共施設」ではなく、「地方公営企業」のひとつとなりますが、このエリアには「東京都中央卸売市場豊島市場」が存在します。
(どちらかといえば「巣鴨駅」寄りの位置ではありますが)
こちらの市場で取引されている品物は「野菜・果物」となり、当然のことながら「私たち一般市民は購入できない」類の市場ではありますが、そのルーツはなんと江戸時代〜それ以前に至るというのですから筋金入りですよね。
当時には「神田」や「千住」の市場と並び「青物三大市場」のひとつとも称されたこの市場、前述の通り私たち一般市民は入ることができませんが、この市場の中を楽しむことができる数少ないチャンスが「市場祭り」となっています。(祭りの際は一般客の購入も可能です)
ただ、場内の飲食店の一部は「市場関係者でなくても利用可能」なお店もあるとのことですので、祭り以外の『本当の市場の雰囲気を味わってみたい!』という方は、こういったお店を利用してみるのも一興でしょう。
東京都中央卸売市場豊島市場
どんな場所も、エリア内の「公共施設」からその特徴が見えてきたりするものですが、この「西巣鴨」も同様かもしれません。
もし、あなたに「現在気になっているエリア」があるのなら、その地域の「公共施設」に着目してみるのもいいかも知れませんよ?
総合的な「西巣鴨駅」周辺エリアの「住みやすさ」は?
さて、最後のセクションは、今回登場した「西巣鴨駅」周辺エリアの「総合的な住みやすさ」をご紹介していきましょう。
アクセス性の高さや活気のある雰囲気などで、年配者を中心に絶大な人気を誇る「巣鴨」とは異なり、この「西巣鴨」においては「アクセス性には優れていながらも閑静で穏やかな住宅街」が一番の「ウリ」になっていると言えます。
ただ「住まい」となる「住居」だけではなく、これからの「暮らしの舞台」である重要な「エリア選び」を「不動産購入」は兼ねています。
その視点から考えれば「必ずしも賑やかで便利な場所」が「優れている」とは限りませんよね?
特に今回の「西巣鴨駅」エリアでは、すぐ近くに圧倒的な知名度を誇る「巣鴨」をはじめ、「池袋・板橋・王子」という派手な競合エリアを擁していますが、仮に「落ち着いた静かな環境こそ重視すべき」と思ったとしても決して間違いではないのです。
不動産は「買って手に入れたら終わり」ではなく、その場所で長く「快適に暮らす」ためのもの。
当店では、皆様が「長く快適に暮らすことができる」住まい選びを全力でお手伝いしますので、今回の「西巣鴨駅」周辺エリアに限らず、気になる物件がある方は、お気軽にご相談ください!
西巣鴨駅周辺の住宅街の様子
・お気軽にお問い合わせください ~専門スタッフが丁寧に対応します~
閑静で穏やかな雰囲気を持ち、主要なエリアにも程近い「西巣鴨駅」周辺エリアにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽におうち不動産までご相談ください。
専門スタッフが丁寧に対応し、あなたの理想の物件探しをサポートいたします。
【周辺「住みやすさ」情報】
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西巣鴨駅周辺地図
西巣鴨駅周辺の学区情報
http://www.city.toshima.lg.jp/353/kosodate/gakko/sho-chu/tennyugaku/003874.html
(豊島区役所ホームページ)
西巣鴨で利用できる路線
都営三田線 「西巣鴨駅」
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(2024年8月・再追記)