一日中楽しめる商店街!?人気急上昇中の東武東上線「大山」駅
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回お送りするタウン情報は、下町感溢れる佇まいと、豊富な物件数で近年、人気急上昇中の東武東上線「大山駅」をお送りします。
この地域は、板橋区の他のエリアよりもスーパーが多く、駅の両サイドに位置する商店街、様々な種類の飲食店、緊急時には欠かせないドラッグストアや、安心の医療施設など、住んで得する「実用性」の高いエリア!
そんな「大山駅」の魅力に迫る前に、いつもの通り、駅と街の歴史から行ってみましょう!
大山駅南口
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「大山駅」の駅・街の歴史
「大山駅」がある「東武鉄道東上本線」は、東武鉄道の前身である「東上鉄道」の成立が明治時代の後期と、現JRに負けず劣らず早かったこともあり、1914年(大正3年)の池袋〜田面沢間の開通がそのルーツとなっています。
しかし、開業当時は池袋・下板橋・成増というように、現在から見れば、駅間が非常に離れていました。(あくまで現在の感覚で見れば、ですが)
そのため、「大山駅」のデビューは、1920年(大正9年)の「東上鉄道」と「東武鉄道」の合併に遅れること11年後の1931年(昭和6年)。
現在では埼玉県の西部から池袋を結ぶ「東武東上線」も、開業以降、都心近郊の急激な発展に合わせて徐々に広がっていき、その過程の中で「大山駅」も誕生した訳です。
そんな背景を持った「大山駅」ですが、ちょうど今、新事業の舞台となりつつあることを皆さんはご存知ですか?
現在、この「大山駅」付近1.6km区間の「連続立体交差事業」計画が進行中で、実現すれば駅の前後にある踏切や、地下道が整備され、さらに利便性の高い駅前となることでしょう。今後の発展が期待できますね!
もうひとつ、駅に関するこぼれ話を。
この「大山駅」、実は最近見なくなった(聞かなくなった?)「あるモノ」が現役で稼働している珍しい駅なんです。
カンの良い方や、鉄道ファンならご分かりかもしれませんが、その「あるモノ」とは「発車ベル」のこと。(動画サイトなどでも聞くことができます)
この「発車ベル」の操作は、他の駅の「発車メロディ」などと異なり(発車メロディの操作は車掌さんが行う)、逐一ホームに立っている駅員さんが行なっています。
これらの理由はハッキリとしている訳ではありませんが、一説によると、
- 「大山駅」はホームが大きく湾曲しているため、注意を促している。
- 同様に湾曲している駅の中でも、1日の利用者数が非常に多い。
という点から「乗客の乗降の安全確保のため」と言われています。
大山駅ホーム
駅についてはこれぐらいにして、ひとつだけ地名に関するお話をご紹介しましょう。
「大山駅」のあるこの地域、正しくは「大山町」という地名となっていて、
その由来は「富士山大山道」の分岐点となる地域だったことから、と言われています。
この「大山」とは神奈川県伊勢原市にある「大山」のことですが、「なぜ板橋区に神奈川県の山から取った地名がつくの?」と思った方も多いでしょう。
その理由は、当時、信仰対象として登る人が多かった「大山」への道は「大山道」として知られていたことに始まります。
様々な「大山道」が成立する中、信仰のために富士登山を目指す人々も、この「大山道」のひとつを辿るようになり、それが徐々に「富士山大山道」と呼ばれるようになったためです。(当時、富士山への参詣と大山の参詣は両方行うのが通例とされていたそうです。)
このように「大山駅」に関しては、いろいろ面白い話が多くあるので、続きはまたの機会にしましょうか。
大山駅周辺の商業施設
それでは、次に「大山駅」付近の商業施設事情に触れてみましょう。
冒頭でもご説明した通り、このエリアの魅力のひとつに挙げられるのが、「スーパーや様々なお店、商店など商業施設の充実」です。
駅前から徒歩圏内に10件近くのスーパーがあるなんて、驚きですよね?
そして、板橋区随一のアーケードを持つ「ハッピーロード大山商店街」(http://haro.or.jp/)と、多くのイベントで街を盛り上げる「遊佐大山商店街」(http://youza.jp/)の二大巨頭が、この地域の商業施設の「顔」として君臨しています。(後ほど改めてご紹介します)
遊佐大山商店街
大山駅周辺の公園施設(観光スポット)
さてさて次はこのエリアの公園施設(兼観光スポット)をご紹介しましょう。
お子様と一緒に休日を楽しむにはもってこい!の「こども動物園 本園」
(http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/000/000168.html)です。
板橋区によって運営されている、この「こども動物園 本園」は、「東板橋公園」内に位置しモルモットやシマリス、ウサギなどの小動物から、ヤギやシカ、ヒツジなどの大きな動物などと、非常に近い距離でふれあえる(エサをあげたり抱っこしたりもできるコーナーがあります)非常に人気の高いスポット。
こども動物園 本園①
時期によって「ヒツジの毛刈りイベント」や、ポニー乗馬体験(お子さんに限ります)などのイベント・催し物も充実しているので、リピーターも多い人気スポットとなっています。
ぜひ休日に、ご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか?
こども動物園 本園②
こども動物園 本園③
こども動物園 本園④
大山駅周辺の地元商店街情報
先ほど「商業施設」コーナーでもご紹介した「大山」商店街の二大巨頭から、今回は「ハッピーロード大山商店街」をお送りします。
ハッピーロード大山商店街①
この「ハッピーロード大山商店街」、一番の特徴が「板橋区随一を誇るアーケード」です。
このトレードマークと言えるアーケードは1978年(昭和53年)に完成し、1996年の大改修を経て、画期的な「電動開閉式」というモダンなものとなりました。(エメラルドグリーンのカラーもステキです♪)
しっかりしたコンセプト(「一生づきあいします」という地元愛に溢れたものです)に沿って運営されている商店街は、TVでの紹介や撮影などの機会も多く、なんと商店街100%出資の「まちづくり大山みらい株式会社」という広告会社も運営しているなど、商店街のモデルケースとして参考にしている人も多いようです。(Webサイトもかなりオシャレです!)
地元民ならずとも、一日中楽しめる商店街、ぜひご自身の目で確かめてください。
ハッピーロード大山商店街②
ハッピーロード大山商店街③
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大山駅周辺の住宅情報・住みやすさ
では、最後にこの「大山駅」周辺エリアの住宅事情をご紹介しましょう。
このエリアは、これまでもご紹介してきた通り「商店街をはじめとした買い物環境が非常に便利」という点が最大の特徴です。
買い物環境の充実は、得てして「物価の安さ」につながるケースが多く、そんな面からも快適な暮らしが送れる「大山」エリアだと言えるでしょう。
ただし、両立はできないもので、お店や飲食店が充実しているため「繁華街」となっており、手放しで「非常に治安が良い」とは言えません。
ただし、駅前を抜け、住宅街エリアに入ると閑静な顔も見せるようになります。
一人暮らし向けの物件と、ファミリー層向けの物件の住み分けがなされている面もあり、どちらにも非常にオススメできるエリアです。
家賃事情的にも平均的な水準をキープしており、経済的な面でも安定した生活が実現することでしょう。
忘れちゃいけない利点として、このエリアは医療センターがあり、個人開業医も多い「医療施設が充実」している地域でもあります。
できることならあまり多くは利用したくはないですが、もしもの時でも安心できますね。
駅から3分のところにある東京都健康長寿医療センター
もうひとつ特筆すべき点が「保育園が駅前近くに多くなってきている」という点です。
板橋区は2016年に待機児童数で都内ワースト3を記録して以降、認可保育園の整備に全力を注いでおり、現状も次々と保育園の数は増えてきています。
子育て中のママだけでなく、ご家族で暮らしたいと考える方も、頭に入れておくべき情報のひとつですね。
板橋区役所(駅から約10分)
・お気軽にお問い合わせください ~専門スタッフが丁寧に対応します~
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大山駅周辺地図
大山駅周辺の学区域情報
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/000/000388.html
(板橋区役所ホームページより)
大山で利用できる路線
東武東上線「大山駅」(池袋まで約6分)
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(2024年8月追記)