今も昔も「ハイソな」な高級住宅地！！ 山手線「目白」駅 vol.２
都心には貴重な自然と触れあえる環境があり、交通・アクセスの便利さや、その落ち着いた雰囲気から高級住宅街として人気のJR目白駅周辺。今回はそんなJR山手線「目白」駅周辺エリアの気になる住宅事情をご紹介します。
目白駅の商店街情報
目白エリアではもはや生活の一部？となっているほど広く親しまれているのが「目白銀座商店街」です。
通勤・通学やお買い物など、目白駅に向かう方の多くが通る目白通りに位置するこの商店街は、目白三丁目交差点を起点として山手通りまで続く、その長さが大きな特徴です。
古くから地域に根付いたお店も多く、昔ながらのこだわりのお店と大手チェーン店が共存しているため、欲しい物や必要な物に困ることはまずないでしょう。
大きな買い物の際は一大商業エリアである池袋、もしくは足を伸ばして新宿に行く方も多いのですが、目白ならではの品を求めて商店街で買い物をする方も多いようです。
目白の学校情報
・学習院大学（目白キャンパス）
そのルーツは江戸時代、京都御所内の「学習所」までさかのぼる学習院大学。
およそ20万平方メートルという都内では有数の広大な敷地は、様々な施設、校舎や設備が立ち並び、独特の雰囲気を醸し出しています。
これらは最新の建築だけでなく、明治期や大正期のものも含まれていて、いわば学校自体が、「明治〜現代の建築様式の生きた資料」とも言えます。
現在、目白通りを挟んで向かい側に位置する「川村学園」や、「豊島区立目白小学校」も元々は学習院の敷地だったそうで（戦後にそれぞれ売却・区に譲渡）、学内の全学部や高等科〜幼稚園がこの敷地内で運営されています。
様々な施設の中でもユニークなのが「血洗いの池」という少々物騒な名前の池。
この池、かの赤穂浪士（「忠臣蔵」などで有名・主君、浅野内匠頭の仇討ちを行った）の中でも人気の高い「 堀部 武庸」（安兵衛という通称でおなじみです）が、「高田馬場の決闘」を行った際に血の付いた刀を洗ったという伝説からこの名がついたそう。
ですが、実は、この伝説は大正時代の学習院高等科の生徒による「創作」。
しかし、その創作のリアルさとユニークさから、この名前が定着し今に至るそうです。
その他の学校
・日本女子大学（目白キャンパス）
・川村学園
・豊島区立目白小学校
・豊島区立千登世中学校
など
専門学校
・目白デザイン専門学校
・赤堀製菓専門学校
・日本外国語専門学校
・東京教育専門学校など
＊川村学園
＊豊島区立目白小学校
目白駅周辺の地域のお祭り・イベント情報
目白駅周辺エリアのお祭りとして人気・知名度共に高いのが「鬼子母神堂 御会式」です。
鬼子母神
かの日蓮上人の忌日にあたるとされる10月16日〜10月18日まで行われるこの行事は、高さのある万灯（高さ4メートルほどのものも）が、太鼓を叩きながら音を立てて練り歩く姿は地域住民だけでなく、遠くから足を運ぶ方も数多くいるほどの盛況ぶり。
豊島区のイベントの中でも随一の人気と長い歴史のあるお祭りです。
チャンスがある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？
他にももう一つ、欠かせないイベントが「おとめ山公園 ホタル観賞会」です。
普段は夜間開放されていないおとめ山公園も、この夜ばかりは多くの人で賑わいます。
観光スポットでもご紹介した「おとめ山公園」では「東京の名銘水57選」を用いて、ホタルを飼育しており、公園内の飼育舎で行われる鑑賞会は、都心の真ん中でホタルの光を見ることができる貴重な機会ということもあり、親子連れを中心に様々な世代の方々が訪れます。
貴重な夏の風物詩、幻想的なホタルの光をご覧になりたい方はぜひ足を運んでみてください。
目白駅周辺の住宅情報・住みやすさ
様々な魅力あふれるこのエリア、では、気になる住宅事情はどうでしょうか？
目白の住宅事情で大きな特徴は「都心エリアでも随一の治安の良さ」です。
やはり皇族の方々も通われる学習院大学のお膝元ということもあり、その影響もあるのでしょうか？
学習院だけでなく、いろいろな教育施設があるので、学生街としての側面も無きにしもあらず、なのですが、騒がしいイメージは皆無。
ここにも「落ち着いた気品のある住宅街」という特徴が出ていますね。
豊島区の中でも「在住者が少ないエリア」という点も特徴の一つ。
街は全体的に綺麗で、ゆったりとしているので、道がごった返すこともなく、
おしゃれなカフェやレストランもあり、買い物にも困らない環境です。
ただし「スーパーでまとめ買い」というスタイルには向いていないので、買い物用の足（普段から電動自転車を多く見かけるエリアでもあります）は必須。
こまめな買い物を強いられるエリアでもあります。
さらに、その気になれば、池袋や新宿エリアまで歩いていけるアクセスの良さは買い物面だけでなく通勤にももってこい。
お仕事のある女性の一人暮らしには最適なエリアの一つです。
他には「高額家賃」を心配する方も多いようです、やはり高級住宅街のイメージが強いのでしょうか？
しかし、調べてみると驚きの結果がわかります。
平均的な一人暮らし物件やワンルームの場合、家賃相場で見てもそれほど高くはなく、都心エリアではむしろ若干リーズナブルな部類に。
目白の高級なイメージは、邸宅や旧家の敷地などのイメージが作り出したもので、都心エリアの中では、金額的にもかなり住みやすい土地になっています。
ちょっとした穴場感がありますよね。
無視できるデメリットのひとつが「娯楽などの施設がない」点です。
これはアクセス面で十分カバーできます。
ただ、この点も影響するのか「夜になると街並み自体は暗め」です。
周辺のお店も24時間営業のコンビニの他には早めに閉まります。
しかし、「遅くまでたむろする人がいない」ということでもあるので、その点安心はできますが、トラブルを避けるため早めに帰宅するように心がけるとよいでしょう。
もう一つ注意する点が「小児科の少なさ」です。
在住者が少ない割に、内科や歯科をはじめとして病院施設の数はエリアとして多い方ですが、子供が少ないことも影響しているのでしょうか、小児科はごくわずか。ファミリー層は事前に周辺エリアの小児科を調べておく必要がありますね。
少ないながらもデメリット的な部分はありますが、一人暮らしやご家族で生活するには非常にオススメのエリアです。
古くから、豊かな自然や穏やかで気品のある街並みなどで、多くの人々や芸術家、資産家にも愛されてきた由緒正しい地域、JR山手線「目白」駅。
今後も長く、その落ち着いた雰囲気を保ち続けてくれるでしょう。
機会があれば、是非とも住んでみてはいかがでしょうか？
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目白駅周辺地図
目白駅周辺の学区情報
http://www.city.toshima.lg.jp/353/kosodate/gakko/sho-chu/tennyugaku/003874.html
（豊島区役所ホームページ）
https://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/file04_04_00015.html
（新宿区役所ホームページ）
目白で利用できる路線
JR山手線「目白駅」（池袋まで2分・新宿まで約6分）
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