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「住まい」に欠かせない存在「コンクリート」ってどんなもの?

さて、今回のスタッフブログでは、近代的な住まいはもちろん、法律によって、例え「木造建築」であっても、基礎部分の素材として使われている「コンクリート」に関するいろいろなお話をお送りしたいと思います。

もはや、私たちの暮らしには欠かせないものとなっている「コンクリート」ですが、建築に詳しい人でもなければ、この「コンクリート」に関する豆知識や、興味深い話には疎いものです。

今回の記事では、そんな「近くて遠い存在」である「コンクリート」に焦点を当て、都心の住宅事情などとも関連性のある「コンクリート」に関する話題を、皆さんと一緒に探っていきたいと思います。

 

詳しく知らない人のための「コンクリート」に関する「基礎知識」

さて、いつものように、最初のセクションは「テーマに関する基礎知識や基本」をご説明していきたいと思います。

と、その前に、まずは「逆質問」から始めていこうと思うのですが、一体「コンクリート」とは「どんなもの」でしょうか?もし可能ならば、一言でご説明してみてください。

唐突に逆質問されて、即座に応えられる人は、まずいないと思われますが、実は、一言で言うなら「コンクリート」とは「『骨となる素材』を『結合物』で固めた、複数の素材からなる『複合素材』を総称したもの」です。

でも、こう一言で言われたとしても、それが「合っているのか間違っているのか」の判断すらつかない状態、ではありますよね?

気を取り直して、さらに詳細な解説を進めると、一般的な「コンクリート」とは「砂や砂利を『骨材』として用い、それらを『水を混ぜてペースト状になったセメント』によって固めた素材」を指しており、現在の土木工事や建築工事の主力となる素材でもあります。

ただ、この「コンクリート」は、一見丈夫そうに見えますが、実は「引っ張られる力」にはめっぽう弱く、その弱点を補うために「鉄筋」を中に入れた状態の「鉄筋コンクリート」として建築などに使われることがほとんど。(この「鉄筋コンクリート」については、後のセクションで詳しく解説します)

さらに、中に入れる『骨材』によっては「モルタル」という「別の名称」が使われ、明確に「違う素材」として扱われることもあります。(エクステリアや外構工事では、この「モルタル」も多く用いられている)

その起源は、遥か遠い昔?「コンクリート」の歴史とは?

 

現在では「建築材」として、幅広い分野で使われている「コンクリート」ですが、その起源は、なんと「古代ローマ帝国以前」にまでさかのぼるそうで、彼ら「古代ローマ人」たちは、その製法を「先住民であるエトルリア人(※注1)」から学んだ、と言われています。

 

※注1:エトルリア人とは、現在のイタリア、ローマ近郊の地域に「紀元前9世紀頃」から住んでいたとされる先住民族のこと。実は「古代ローマ人と同化していく過程で消滅した民族」だと考えられていて「古代ローマ人のルーツ」の秘湯である可能性が高い、とも言われている。

 

しかも、この「古代(ローマン)コンクリート」ともいうべき素材を使用して建てられた建築物は、2,000年以上経過した現代でも現存しており、かの有名な「コロッセオ(正式には「フラウィウス円形闘技場」)」にも使用されているのです。

 

ですが、この「古代コンクリート」は、現在の「コンクリート」と同様に「引っ張る力」にはめっぽう弱いのですが、それ故に劣化しづらい(鉄筋コンクリートの劣化の原因は、そのほとんどが「内部の鉄筋がサビる」ことによるもの)という特徴があるため、一説によると「数千年単位」の寿命を持つ、とも言われているそうです。

 

ただし、この「古代ローマ時代」以降は、これらの「コンクリートに関する製法」が、なぜか広まらなかったために「歴史におけるコンクリートの空白期間」が存在しており、再び建築素材として「コンクリート」が表舞台に返り咲くまでには、約「13世紀」もの時間がかかることになります。

 

このように「謎」の部分も多く存在する「コンクリートの歴史」ですが、ここで登場した「古代コンクリート」に興味を持った方は、現代でもさまざまな専門家たちによって研究され続けていますので、一度調べてみることをオススメします!

 

  建築素材のエース格?「鉄筋コンクリート」に関するお話

 

さて、続いては、建築素材としての「コンクリート」が持つ、致命的な弱点を克服した「鉄筋コンクリート」について解説していきましょう。

 

前述したように、こちらの「鉄筋コンクリート」は「コンクリート素材」が持つ「引っ張る力に弱い」という弱点をカバーするために「コンクリートを型枠で流し込む前に、あらかじめ鉄筋を組んでおき、乾燥・硬化後はコンクリート内部に組み込まれる」という製法によって造られた「複合素材」です。

 

この「鉄筋コンクリート」と同様に「コンクリート内部に別の素材を設置した」ものを総称して「補強コンクリート」と呼んでいますが、建築現場では「鋼管」の内部に「コンクリート」を充填して固めた「コンクリート充填鋼管構造」というものも「柱」の代わりとして用いられることもあります。(この場合も「補強コンクリート」のひとつに含まれる)

 

ただ、こちらの「鉄筋コンクリート」であっても、前述したように「内部の鉄筋がサビる」ことで劣化する場合があり、その原因も「凍結防止剤」などに含まれる「塩化物」によるものや、二酸化炭素による経年変化で「コンクリート」そのものが「中性化」してしまうなどさまざまです。(「コンクリート」自体は元々「アルカリ性」)

 

このように、弱点も存在する「鉄筋コンクリート」ですが、それでも「一般的な素材の中では、建築・土木工事で最もポピュラーな素材であり、施工も容易で安価な素材」として数多くの建築物に利用されています。

 

もちろん、私たちが探している「住まい・住居」も、多くがこの「鉄筋コンクリート」を使用した「鉄筋コンクリート造(づくり)」を採用しているため、「コンクリート」に関して詳しい知識を持っておくことは、これからの「住まい探し」に「十分役に立つ知識」と言っても、決して過言ではないでしょう。

 

「コンクリート」に詳しくなれば「住まい選び」はもっと楽しくなる?

 

さて、最後のセクションでは、先程の流れを踏襲(とうしゅう)する形で、「住まい選びにおいて、コンクリートという素材を詳しく知っておくことも重要だ」というお話をしていきましょう。

 

現在、あなたが住んでいる所の「周り」を見回してみてください。

 

よっぽどな環境でなければ、必ず「コンクリート製の建築物」が目に入ってくるはずですし、その数は、おそらく尋常なものではないほどの「数」でしょう。

 

それほど、この「コンクリート」という素材は、私たちの社会を「文字通り支えてくれる建築物・建造物」として、さまざまな所で大活躍しています。

 

ですが、私たちの社会に「献身的な貢献」をしている「コンクリート」についての詳しい知識は、建築業界の関係者の方や専門家などを除き、あまり知られていません。

 

これって、何か「もったいない」と思いませんか?

 

これから「住まいを建てたい・購入したい」と考えている方にとって、今回の記事が「コンクリートについて詳しく知るきっかけ」となれば幸いですし、ぜひ、身につけた「コンクリートの知識」を、住まい探しの中で生かしていってもらえたら、とも考えています。

さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?

 

これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。

まずは、私たち「おうち不動産」まで、お気軽にご相談ください。

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