人気再燃の今だから「戸建て」がアツい!
今回のスタッフブログでは、近年の「とある事情」から、その人気が再燃しているという噂の「戸建て物件」に関するお話をいくつかご紹介したいと思います。
ほとんどの方が「一生に一度」の機会となる「不動産購入」ですが、この所はかつて栄華を誇った「タワーマンションブーム」が一段落し、意外に感じる方も多いでしょうが「戸建て物件」の人気が戻ってきている、というのです。
ただ、単に「戸建て物件がアツい!」といっても、先入観や憶測だけでは、おうちを購入するための「決め手」とはなりませんし、より詳しい話を聴き、しっかりとした裏づけがなければ、例え不動産仲介店イチオシの優良物件であっても、おいそれと飛びつくわけにはいきませんね。
今回は、そんな皆さんにとって、お役に立つ知識やノウハウをいくつか解説していきますので、いつもの様に御用とお急ぎでない方はしばしお付き合いください!
戸建て物件が今アツい『理由』とは?
さて、早速セクションタイトルの『理由』について、詳しいお話を進めていく前に、まずは「現在の『不動産業界』の状況」について、改めて当ブログでもおなじみの「箇条書き」にて、ざっとご紹介していきましょう。
・「マンション価格」は新築を中心に上昇し続けている
・大手メーカーによる「建売住宅」の売上が好調
・多くの人は「他者と接触する機会をなるたけ減らしたい」と考えている
・世界的に不安定な情勢により「ウッドショック」と呼ばれる事態が発生
・「核家族化」が影響し「一般的な間取り」が変わってきている
・主に都心で「郊外にある物件」の人気が非常に高まっている
このように、近年では「不動産業界」だけに限らず、世界規模の「思いもよらないような事態」が原因となり「劇的な変化を迎えている」状況だと言えます。
なおかつ、このような状況に際して「これから住まいを購入したい」と考えている方の「価値観」も、従来の「それ」とは異なるものへと変化している、と考えられます。
ただ、これらのような「劇的な変化」とは異なり、どんな時代においても変わらない「普遍的な部分」である「価格の安い物件が求められている」という点は、いくら「この時代・状況下」といえども変わらないようです。
筆者がこのセクションにおいて何を言いたいのか、これだけでは良くわからない、という方も多いかもしれません。
しかし「いつの時代・状況下においても、購入者にとって『質の良い物件をできる限り安く購入したい』という願望がある」からこそ「そのニーズにピッタリと適応する物件が人気となる」という「傾向」があり、現在「戸建て物件がアツい」ということは、多くの人に「現在は『戸建て物件』が『そのニーズを満たす物件』だと考えられている」という図式になるのです。
まとめると、現在は「戸建て物件」こそ『質の良い物件をできる限り安く購入したい』というニーズにピッタリと適応する」物件であると、多くの消費者が考えているということになりますし、これがセクションタイトルの「問い」に対する「答え・理由」になるのではないでしょうか?
「ウッドショック」が「不動産業界」に与えた影響
続いては、先程の「箇条書き」部分でも登場した「ウッドショック」という言葉に関する解説とその影響について進めていきましょう。
この状況について簡単に説明すると「木材の需要が過剰に多くなったことで木材価格が高騰し、住宅価格に影響したり、建築工事における納期が遅延してしまう」という現象のことで、結果的に「木造の戸建て住宅が多いとされている日本の住宅事情」は、大きな影響を被る様になってしまいました。
ただし、この状況において知っておくべきことは「ウッドショックという言葉に対する明確な基準や規定などはない」という部分です。
ということは「このウッドショックが与えた影響を数値化し、いろいろな分野や人に対して、わかりやすく伝えることは困難」であり「ウッドショックという言葉が独り歩きし、風評被害さえ産む可能性がある」という考察も可能でしょう。
カンの良い方なら気づいたかもしれませんが、実はこの「風評被害」こそ、現在の「ウッドショック下」における「最大の問題点」であり、建築業者や、私たち不動産業界はもちろん「住宅を購入したいと考えている皆さん」に対しての影響は計り知れないものになっていると考えられます。
消費者の目線から見た具体的な対応策としては「ウッドショックという言葉ひとつで問題を片付けようとしない姿勢を持つこと」でしょう。
「なぜこの物件が、現在このような価格になっているのか?」や「なぜこの物件には輸入建材が使用されているのか?」、はたまた「どのような形で輸入材を入手しているのか?」など、住宅や購入価格に関係する「疑問」もあるでしょう。
そのような「疑問の解決」を仲介店や工事業者に任せっきりにするのではなく、自分自身がその「原因」について調べたり、現況を判断したりなどして「その内情を理解する」ようにすれば、少なくとも「ウッドショックという言葉ひとつ」に振り回される結果は避けられるかもしれません。
都心では根強い人気の「マンション」に欠かせない「設備」とは?
さて、ここからはちょっと脱線して、今回の主役である「戸建て物件」の対局である「マンション物件」における「設備」に関するお話を。
この「マンション物件」ですが、相対する「戸建て物件」に対して専有面積や生活の自由度という点では劣るものの「コストがかかりやすい大規模な設備や豪華な設備(共有部分として)が実現しやすい」という点で優れているため、価格だけに留まらず、求めるライフスタイルによっては「マンション物件の方がいい」と考える人も多くなっています。
では、現在の「マンション物件」において、人気の「設備」にはどんなものがあるのでしょうか?
おなじみの箇条書きにしてみると、
・オートロックやディンプルキーなど「防犯・セキュリティに関する設備」
・ビルトイン食洗機や床暖房など「主に室内の住みやすさに関する設備」
・スマート宅配ボックスなど「主に室外の生活利便性を高める設備」
など、若干「分類が曖昧(あいまい)」ですが、これらの「設備」が挙げられるでしょう。
「戸建て」にしても「マンション」にしても、どちらも「住みやすい設備が求められる」という共通点がありますので、もしあなたが「戸建て物件一択!」と考えていたとしても、相反する「マンション物件」の「優れた部分・人気の要因」に着目することで、求めている物件の参考にしてみると良いでしょう。
住まいに関する「トレンド」に振り回されすぎないように!
さて、最後のセクションでは、簡潔にではありますが、今回の記事における「まとめ」的な内容を解説していきましょうか。
今回の記事でも冒頭でご紹介していますが、そもそも「ほとんどの方が『一生に一度の機会』となるのが『不動産購入』」であるため、その意思決定や全ての判断は「購入者自身」に委ねられるはずです。
しかし、肝心の「購入者」であるあなたが「現在の不動産トレンド情報」をなぞるのに終止し、「こういう設備・間取りを備えた物件が流行っている」という部分だけで購入を決定してしまえば、いつか必ず「こんなはずじゃなかった」と考える時が来るでしょう。
ですので、先程の「ウッドショック」に関するセクションでもご紹介したように「仲介店や工事業者に任せっきりにするのではなく、自分自身が調べたり、現況を判断したりなどして『そのトレンドの内情を理解する』」ようにすることで、前述の「こんなはずじゃなかった」も避けられる可能性が高くなってきます。
巷には数多くの「不動産情報」や「不動産トレンド情報」(もちろん当ブログも含まれます)がありますが、これらに振り回されて、いつのまにか「物件を購入・入居していた」という状況に陥らないためにも、しっかりと「トレンドを精査する自分」を意識して、住みやすく暮らしやすい『理想の物件』を手に入れてくださいね!
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
まずは、私たち「おうち不動産」まで、お気軽にご相談ください。
戸建て(新築戸建て・中古戸建て)でもマンション(中古マンション・リノベーションマンション)でも、お客様のご希望条件に合わせて多数ご紹介できます!東京23区を中心に首都圏で気になる物件が あればご相談下さい。