「引越し」が決まった後の「各種手続き」！？

「引っ越し」が決まったら、スムーズに新しい住居への移転をするために
様々な手続きが必要となります。
慌てないようにしっかりと計画を立ててすすめていきましょう。

引っ越しの1カ月前までにしておきたいこと

引っ越し業者の手配

引っ越し時期や曜日、時間帯によって混み具合や価格も変わってきます。
３月後半の進学シーズンや連休前などは特に混みあいます。
引っ越し日が決まったら、引っ越し業者を調べ、問い合わせをしましょう。
引っ越し業者は全国展開している大手から個人で営業しているような小さな会社などたくさんあります。
なかなか相場の金額もわからないので、引っ越し業者を決めるには、何社かに相見積もりを取るとよいでしょう。

管理会社・大家さんに連絡をする

賃貸住宅に住んでいる場合、管理会社か大家さんに退居の連絡をしましょう。引っ越しが決まった時点でなるべく早く連絡をしましょう。

入居先の家具やカーテン、照明の準備

新しい住まいで快適に過ごせるように家具屋さんなどで家具の購入、準備をしましょう。
間取り図や、実際に入居先へ出向いてサイズを測ります。
入居後すぐ必要となる照明やカーテンなど、優先順位をつけながら選びましょう。

学校への転校手続き

・公立小中学校の場合
引っ越しが決まったらすぐに、担任の先生に連絡をし、「在学証明書」「教科書給与証明書」などを受け取ります。
また、必ず役所にて転入学通知書をもらうタイミングを確認しましょう。
体操服や上履きといった学校生活で必要なものを事前に確認しておくと後で便利です。

・公立高校の場合
都道府県によって手続きに違いがあるため、引っ越し先の都道府県の教育委員会へ問い合わせをします。

・私立小学校・高校の場合
小学校の場合は、日本私立小学校連合会、中学・高校の場合は都道府県庁所在地にある
私立・中学高等学校協会で学校名、所在地、電話番号、学科などを確認し、編入希望先の学校へ問い合わせをします。
編入試験があったり、入学金がかかるので、しっかりと準備、確認をしましょう。

引っ越しの２週間前までにしておきたいこと

固定電話の移設・名義変更、ネットプロバイダーの移転変更

電話
電話会社に電話をして新旧の住所、氏名、引っ越しをする日、移設希望日の連絡をしましょう。
電話局の管轄が変わる場合は、電話局へ連絡します。
引っ越し後にすぐに工事ができるように日程の予定を組みましょう。

プロバイダー
契約会社によって手続きが違うので、必ず早めに連絡をしましょう。
解約の締め日が決まっていて、締め日に間に合わず、翌月分の料金も払わなくてはならなくなってしまう場合もあります。

電気・ガス・水道の停止、新設

領収書、検針票などでお客様番号がわかれば手続きがスムーズに進みます。
電気会社、ガス会社、水道局へ
電話またはインターネットで住所、名前、電話番号、移転日、住所（旧住所と移転先の住）、お客様番号を連絡します。
転居先の営業所に連絡をして転居当日に使用できるようにしておきます。
＊ガスの開栓には立ち合いが必要なので転居先の営業所と日程の都合を合わせます。

行政の手続き

転居届
最寄りの市区町村の窓口で「転出届」を提出します。本人以外に世帯主本人または代理人でも可能ですが、
代理人の場合は委任状が必要となります。本人確認書類と印鑑、印鑑登録をしている場合は印鑑証明も用意して窓口で手続きしましょう。
提出すると「転出証明書」を受け取れるので、転居後２週間以内にその転出証明書を転居先で提出します。
届け出は引越しの2週間前から手続きでき、引越し後2週間以内に転入届を出す必要があります。
＊同一市区町村内で引っ越しをする場合は、「転居届」のみの提出となります。

国民健康保険
所定の「国民健康保険資格喪失届」を提出し、手続きをします。

印鑑登録の廃止
転出届を出すと、自動的に印鑑登録は消去されます。印鑑登録カードと登録印、本人確認書類を持って手続きしましょう。