マンション派？戸建て派？メリット・デメリットで比較！
今回のおうち不動産スタッフブログでは、マンションと一戸建ての違いについて、お話をさせて頂きます。
ご自身、家族ににとって「マンション」と「一戸建て」のどちらが最善、最適なのか！？
どちらが自分の理想の暮らしに合うのか？
迷っている方も多いのではないでしょうか。
マンション、一戸建てにはそれぞれ特徴があり、購入にあたってはよく考慮したいところです。
早速ですが、それぞれメリットデ・メリットがあるので、比べてみましょう！！！
【マンションの特徴】
マンションは、１つの土地・建物を複数の人が所有するため、建物の管理を管理会社に任せるのが一般的です。
また、各マンションにより管理規約が定められており、暮らし方にルールがあります。
例えば、管理費や修繕積立金、駐車場代、駐輪代などを毎月支払わなければいけません。
最近のマンションは小型犬などのペットを飼える場合がほとんどですが、ペットに制限（頭数、サイズ）があるなど、様々な規約（ルール）が定められているので確認が必要です。
（マンションのメリット・デメリット）
マンションのメリットとは？
『立地の良さ』
駅前の一等地に一戸建てを建てようとすると、かなりの高額となり、資金が足りなくなってしまいます。
マンションであれば現実的な価格で購入できるのです。
都市部などでは駅直結型のマンションもよく見かけます。雨に濡れずに帰宅できるなんてとても便利ですね。
駅に近い物件を選ぶことで、商業施設に近いといった、ほかの生活上の利便性を感じることができます。
『価格の安さ』
都市部の駅近くに３LDK、４LDKの戸建てを建てたくとも、普通のサラリーマンには予算上、購入が難しいことがあります。
先にも述べたように、マンションでのほうが、比較的価格は安い傾向にあります。
ですが、近年では、マンションも立地や物件次第では、新築時より高値で売り出される場合があります。
「一戸建てなら資産性が高く、マンションはそうではない」とは、一概に、言えなくなっているのです。
『セキュリティの高さ』
当たり前となりつつあるオートロック。また多数の人が常に行き来するため、常に人の目が行き届いているといえます。
中・大規模のマンションや築年数の浅いマンションでは管理人が駐在している場合が多く、安全面に優れています。
防犯面では一戸建てよりもはるかに優れていると言えます。
『維持、管理が計画的に行われる』
管理費・修繕費が毎月かかってはきますが、自分で計画しなくても維持管理ができます。
また、一般的に、掃除、修繕などは、一括で管理会社へ委託しているため、維持、管理などのメンテナンスがラクです。
『その他』
（サービス）
ホテルのような綺麗なエントランスや庭園、フィットネスジムやキッズルーム、パーティールーム、ゲストルームなどの設備、コンシェルジュサービスなど、
さまざまな共用施設やサービスが、充実している中・大規模マンションがあります。
（バリアフリー）
・フラットなので家事導線が楽である。三階建ての一戸建てで、一階に洗濯機、三階にバルコニーがあったらどうでしょう。
毎日のことなのでかなり家事に負担がかかります。
また、最近のマンションでは、室内段差はほぼないバリアフリーが主流になってきました。
（宅配ボックス）
・ネット通販の普及により、利用する人が急増している宅配便などの郵便物を、不在時でも荷物が受け取れるマンションの
「宅配ボックス」を重宝している方が増えており、特に日中留守にしがちな共働きの家庭や単身者からの需要が高いです。
（ゴミ置き場）
・ゴミがいつでも出せる。各マンションの規約（ルール）次第ですが、24時間ゴミ出しできる物件もあります。
また、ゴミ出しの負担減などと、時間を有効に使えます。
ディスポーザー（キッチンに取付けた生ごみ粉砕機）が付いていたりするマンションもありますね。
マンションのデメリットとは？
『一番は騒音問題』
マンションに住んでみると上下左右の住人の生活音（掃除機の音など）、足音が意外と聞こえてきます。
隣や上の階の住人が音に対して無神経だと、とても気になります。
反対にこちらも音を立てないように生活しなくてはならず、気を使います。
『価格の低下』
一戸建ての場合建物が老朽化しても土地が残ると安心できますが
マンションの場合建物の価値は下がる一方なので売るときになってこんなに価値が下がっているなんて、と驚くことがあります。
管理が行き届いていないとそのスピードは急速に加速されます。
『トイレが一つだと不便』
４人、５人家族などでトイレが一つの場合、トイレ争奪戦が起こります。意外と不便なものです。
『リフォームしたいときに思った通りにできない』
いざリフォームしたいと思っても間取り変更が制限される場合が多いのです。
マンションでは、所有社全員で所有する財産のため、所有者個人が勝手にリフォームしたりできません。
なので、専有部と思われがちな「玄関のドア」や「窓」「窓のサッシ」などの部分は、共用部になるので、個人でリフォームすることはできません。
一般的に、室内のリフォームでも、管理規約が定められており、申請書、図面、工程表などを管理組合に提出して承認を得ます。
リフォームをすることが前提の中古物件を購入される場合、マンションの申請方法、工事開始の何日前までに申請が必要か！？などを、管理会社、管理組合に確認しときましょう。
申請書類の作成は、リフォーム会社が代行手続きをしてくれることが殆どです。
『駐車場代、駐輪場代、管理費、修繕費』
毎月のことになりますが、これが何十年と続くとかなりの負担となります。
マンション業者は、当初販売活動を行いやすくするため、
入居当初は、修繕積立金等は、低めに設定されていることが多く、数年後に値上がりする可能性があります。
また、都心部では、利便性の良いマンションの駐車場が不要であることが多く
当初予定していた駐車場収入が難しく、大規模修繕のための予想外の支出を強いられることがあります。
以上、マンションのメリットとデメリットでした。次に、戸建てのメリット・デメリットを見ていきましょう！
【戸建の特徴】
一戸建ては、土地・建物の全てが自分の所有になるので、場所により建築の制限などエリア内で建築ルールが定められておりますが、
自由に使用できます。ですが、自己管理なので、掃除、修繕などと色々と手間が掛かります。
（一戸建てのメリット・デメリット）
戸建てのメリットとは？
『土地の資産価値』
建物の築年数が経ってくると建物自体の価値はどんどん低くなります。
やはり、最大のメリットは、土地の資産価値しかし土地には変動はあるものの大きな資産となります。
土地に資産価値がある、ということがマンションにはない一番の魅力、安心感です。
また、車を所有され、駐車場スペースがある場合、駐車場代が掛からないのは、マンションと比べても大きなメリットですね。
『隣の家との程よい距離がある』
マンションで気になる騒音問題も、一戸建てでは隣の家との距離が離れているほどプライバシーが保たれ
騒音に神経質にならないで過ごせます。
時間を気にすることなく洗濯機を回せる、お風呂にはいれるのも魅力です。
また、ペットを飼育されている方は、マンションと違い大型犬をはじめ種類や頭数を気にせず自由に飼うことができます。
『自由に増・改築、リフォームができる』
そのほかにも土地、家が自分のものだ、という安心感があり、安定した気持ちで毎日を過ごせることにつながります。
注文住宅であれば希望に合った家を建てることができます。
一戸建てのデメリット
『立地』
駅前などの人気の高いエリアは、空地、空家が無い、予算の問題などで、希望条件が見込めない場合があり、
マンションに比べると立地条件が悪くなる傾向があります。
また、駅前などには商業施設やマンションアパートが並ぶため一戸建ては駅から離れ、郊外では車がないと生活できないこともあります。
『セキュリティーが低い』
マンションなどではオートロック、防犯カメラなどの設備があるが
一戸建ての場合自分で防犯設備を整えなければなりません。その費用もかかります。
『高齢者には住みにくい』
階段を上るのが大変になったり、掃除などをするのもマンションのほうがフラットなので楽です。
駅から離れた場所などに建っている場合は、商業施設や病院へ行くことが大変になります。
最近の傾向では、若い時に購入した戸建を売却し、マンションに住み替える高齢者の方が多くなりました。
『維持・修繕・メンテナンス』
マンションのような管理費や修繕積立金がないので、毎月の支払いの負担が軽いと言えますが、維持・管理を自分でしなければいけません。
例えば、定期的に外壁を塗り替えたり、庭や駐車場の手入れ・掃除など、自分でやらなければいけません。
また、木造の建物の場合シロアリ対策なども考えなければいけません。
建物は、時期に経年劣化します。
月々の管理費や修繕積立金の支払いがないからと放置しておくと、建物を修繕しようと思うときに予算がキビシイ場合があります。
また、建物の痛みの状況により、想定していた費用よりも割高になる場合がありますので、毎月の将来に向けて修繕費を貯金または確保おきましょう。
『他』
・ゴミ置場では、ゴミ当番などの仕事が必要なところもあり、決められた期日と場所にゴミを出す必要がある。
【まとめ】
マンションと一戸建てのメリット・デメリットをまとめてみました。
居住後にはどんな暮らしが待っているのでしょうか。
一戸建てでは住戸の広さ、音、プライバシー面、また、駐車場、ペット飼育などが有利になりそうです。
マンションでは駅近物件が多く、通勤、通学の利便性が高いのがメリット。
また、セキュリティ面での安心感、管理、維持（修繕計画）を委託できる点、ゴミ出しの負担減などとの時間を有効に使える生活ができそうです。
住んでから、どんなライフスタイルが待っているかをイメージしながら、選びたいですね。
迷っている場合は、希望条件を複数挙げ、条件に優先順位をつけることからスタートしましょう。
また、ご検討物件が出てきた際には、十分な資産計画を立て、決めるといいでしょう。
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