マンションに住むなら必須「騒音トラブル」に関する基礎知識とは?
今回は、当スタッフブログでもあまり取り上げてこなかった「住まいにおける騒音トラブル」に関するさまざまな背景や、法律に関するお話を「マンションに住むなら必須?『騒音トラブル』に関する基礎知識とは?」と題して進めていこうと思います。
意外にも、隣人との距離が比較的離れている「戸建て物件」であっても、隣人との「騒音トラブル」に発展した、という実例があるそうですので、ある意味「住まいを買う前に、誰もが知っておくべき話」かも知れませんね。
本編では、この厄介な「騒音トラブル」に遭遇した際の立ち回り方や、上手な対策など、知りたかった「基礎知識」満載でお送りします!
では、さっそく、最初のセクションから!
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「集合住宅」で繰り広げられる「壁ドンの応酬(おうしゅう)」とは?
まずは「ひとつの実例」としてご紹介しておきたい、真夜中のとある「マンション」でのひとコマです。
なかなか条件の良い「中古マンション」を購入したSさんですが、入居後しばらくして「夜中に隣室から発せられる、謎の騒音」に悩まされるようになりました。
その「謎の騒音」について、箇条書きでまとめると、以下のようになります。
【夜中に隣室から発せられる、謎の騒音について】
・時間帯は決まって深夜だが、休前日などは「19時頃など比較的早めの時間」の場合もある
・その「騒音」は、主に隣室と隣り合った「壁」から発生していると感じる
・「壁の振動」が起きる前後には、決まって「大きな奇声」も聞こえてくる
・建物自体は、遮音(しゃおん)性が高いとされている「鉄筋造」であり、周辺の住民の間でこれまで「騒音トラブル」のような話は聞こえてこない
・隣室には、どのような人が住んでいるか、あまり把握していない
状況としてはこのようなものだったのですが、あまりにひどい「騒音」に、Sさんはヒートアップし、とうとう「隣室からの騒音に対して、壁を叩くことでやり返してしまう」ようになります。
当然「騒音の主」と思われる、隣室の住人からの「報復の壁ドン」がはじまり、深夜にも関わらず、両室では「深夜の壁ドンの応酬」が繰り広げられる事態にまで発展してしまいました。
しかし、ある日、マンションの管理組合から、Sさんの元へ「深夜に騒音を発することに対しての注意勧告」がされることとなり、自分ばかりがなぜ?と感じたSさんは、管理組合に「一連の事態」を相談、その結果、Sさんを含め、複数のマンション住民に対する「聞き取り調査」が始まりました。
その結果、判明したのは「騒音元と思われた隣室の住人」は、実は「音の主」ではなく、実際には「階上の住人によるもの」だったという衝撃の事実でした。
実は、本当の「騒音元」は、なんと「YouTuber」であり、主に「ゲーム配信」を行っていたのですが、プレイが失敗する度に、俗に言う「台パン(※注1)」を行っていたため、その音と振動がSさん宅に伝わっていた、とのことでした。
※注1:「台パン」とは、主にゲームなどでミスをした際に、気持ちを鎮めるため「台を叩く」行為のこと。(「台パンチ」を略したもの)
では「隣室からの報復行為は?」と気になった方も多いでしょうが、これは「一方的に騒音を加えられた!」と感じた隣室の住人が、Sさん同様に「やり返してしまったこと」が原因となっており、最終的には3者ともに管理組合から厳重注意を受け、騒音トラブルは収まった、とのことだそうです。
※このお話は、筆者の友人が、過去に「管理会社の立場」で経験した、ウソのような誠のお話をベースにしています。
(実際には、管理組合や管理会社が、トラブルの当事者同士に、相手方の個人情報を明かすことはありません)
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「音」だけじゃない?「騒音トラブル」に発展する原因は「振動」が多い
続いては、前セクションでも実例として登場した「振動」に関するお話を。
「騒音トラブル」と言われるように、これらのトラブルの原因は「音」であるという認識を持っている人もきっと多いと思います。
しかし、意外なことに、周辺の住人がストレスを感じる原因となるのは、この「音」よりも「振動」であるケースの方が圧倒的に多いのだそうです。
その理由としては「近年の住宅は、防音性・遮音性にも優れたつくりが施されているが、振動に関しては『骨組みとなっている鉄骨や壁材自体の揺れ』が周辺に伝わりやすい」ためだと言われています。
しかし、この事実は、あまり広まっていないということもあり、住まいを購入する際に「この物件は遮音性の高い鉄骨造だから大丈夫」という間違った認識を広めてしまっているのだそうです。
実際に、どれぐらいの「騒音」が発生しているのか?を計測する「騒音計」を使用してみると、法律で「騒音による被害が認められる範囲」とされている「45dB(デジベル・深夜の場合)以上」は、意外と「小さな音」でしかありません。
ですが、前述のような「台パン」は、音量よりも「建物に伝わる振動」が大きかったため、立派な「騒音トラブルの原因」となってしまったようです。
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「やり返し」や「直接交渉」は、絶対にやめましょう!
続いては、これら「騒音トラブル」に対する「対処法」として、オススメできないどころか、絶対にやらない方が良い「立ち回り方」をご紹介しておきましょう。
こちらも同じように、いつもの「箇条書き」でまとめると、以下のようになります。
【「騒音トラブルに対して、絶対に行うべきではない」対処の例】
・自己判断による「騒音元」の特定
・騒音元を特定するための「周辺住民へのプライバシー侵害行為」
・いわゆる「報復行為」
・個人間による「騒音防止交渉」
・注意するために「騒音元だと思われる部屋」へ「匿名の手紙」を送る
では、これらの立ち回り方は、なぜ「絶対にすべきではない」のでしょうか?
その理由としては、ほとんどのケースで「個人間の遺恨(いこん)に油を注ぐ結果となるため」なのですが、基本的には「当事者同士、お互いに頭に血が上っている状況では、まとまる話もまとまらず、冷静な判断もできなくなる」ため、安易に「直接交渉」すべきではありません。
逆に、このような事態に遭遇した場合は、必ず「管理会社・管理組合への相談」から対応を始めるようにしましょう。
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「騒音トラブル」に発展しやすい「行動実例」とは?
最後にご紹介するのは、これらのような「騒音トラブル」に発展しやすい「行動実例」をいくつかご紹介することで、トラブル回避のための「注意喚起(ちゅういかんき)」となるようなお話をお送りします。
こちらも、箇条書きでまとめてみましたので、まずはご一読を。
【「騒音トラブル」に発展しやすい「行動実例」集】
・大きな音を立てやすい機器を深夜にも関わらず、安易に使用する
・深夜であっても「室内で走ったり、勢いよくドアを閉めたり」している
・通勤や通学前など、ギリギリに起きて、慌てて準備する
(早朝などで慌てている際は、周りへの配慮を忘れがちになってしまうため)
・宅飲みや晩酌などの際に、大きな声をつい出してしまう
・お風呂で歌うなど、しょっちゅう歌っている
・ヘッドフォンの圧迫感が苦手で、ついついスピーカーから音を出しがち
・ダンスや筋トレを室内で行う習慣がある
この他にも、まだまだ注意すべき行動はありますが、大切なことは「他人に迷惑をかけている人の多くは、迷惑をかけていることを自覚していない」という点でしょう。
自分では、他人に迷惑をかけていない、という感覚でいる方も多いでしょうが、当然ながら「迷惑だと感じるのは、迷惑をかけられている方」であり、どんな人であっても「気づかずに他人に迷惑をかけてしまう可能性」は、決してゼロではありません。
そして、頭に血が上っている状態では、ほとんどの人が「冷静な判断ができずに、感情のままに振る舞いがち」の状態となってしまうため、最終的には、誰も得をしない「騒音トラブル」がスタートしてしまうでしょう。
ほとんどの「騒音トラブル」では、当事者も「お互い大人同士」なのですから、まずは冷静に「するべき対処」を行う所から始めてみてはいかがですか?
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
お気軽に、私たち「おうち不動産」までご相談ください。
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(2024年5月追記)