麴町駅は徒歩圏内に多くの駅があり便利で都会な街
都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや便利な情報をお届けする「タウン情報」へようこそ!
今回は久々の登場となる「東京メトロ有楽町線」から「麹町駅」をお送りします。
「やっぱり、お高いんでしょう?」そうおっしゃる気持ちもよくわかります。
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そもそも「オフィス街」として知られている街ではありますが、逆に考えると「交通の便が非常に良いからオフィスが集まる」ということであり、なにはともあれ「都心でも最高クラスのアクセス性を手に入れたい!」と願う方にとっては決して無視できないエリアのひとつではないでしょうか?
では、今回もいつもの通り早速「駅・街の歴史」からスタートしていきましょう!
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「麴町駅」の駅・街の歴史
当タウン情報においては、この「有楽町線」もかなり久しぶりの登場となるため、ここは本筋に入る前に少しばかりおさらいしておくべきかもしれません。
この「有楽町線」は、1962年(昭和37年)6月の「都市交通審議会」にて「10号線」として示された路線がそのルーツなのですが、同年8月の段階では早くもその計画が改定され「東京8号線」へと鞍替えしています。
また、こちらの「計画変更」は、最終的に「鉄道敷設免許の目論見変更」という珍しい状況を引き起こし、この路線最初の工事区間となった「池袋−銀座一丁目」間の着手以降となる1972年(昭和47年)には「第13号線」の建設と「向原−池袋」間での「8号線」との並行が決定されることとなったのですが、何を隠そうこの「第13号線」こそ、現在の「東京メトロ副都心線」のルーツです。
なぜこの話を進めたかと言うと、何を隠そう今回の主役「麹町駅」は先程登場した最初の工事区間「池袋−銀座一丁目」間の駅であるため。
「麹町駅」は前述の「第13号線」の決定から2年後の1974年(昭和49年)10月に無事開業を迎えることとなるのですが、この時点でこの区間の両端である「池袋駅」と「銀座一丁目駅」の「自動改札化」に伴い、開業時から「麹町駅」の券売機では「磁気化券」が販売されていたのだそうです。
「自動改札」ってもっと歴史が新しいものだという認識でいましたが、これはその考えを改めないといけないですね。
路線の開業以降、この「麹町」は順調に発展を遂げ、現在では都心でも屈指の「オフィス街」として知られるようになりましたが、その発展の一因はひょっとしたら「有楽町線」とこの駅のおかげ、だったかも知れません。
続いては駅のある「麹町」についてのお話を。
この「麹町」という地名がいつ頃付いたのか?に関しては、あまりハッキリしていないらしく、はるか昔、室町時代のとある文献には「国府方」という記述があり、この時代には「国府方」と呼ばれていたのではないか?と推察されていますが決定的な証拠はありません。
この地名に関して、確証があるのは「江戸時代、この地は文字通り麹の産地であった」ということ。
この「麹町」からは、江戸時代の屋敷跡が多く見つかっていますが、例え屋敷そのものが無くなってしまったとしても残るものである「地下室」から、味噌や麹を製造していた痕跡が発掘されており、前述の話につながるわけです。
さて、その後時代は下って、維新後の明治時代。
明治の始まりから大正を越え、昭和に至るまで、この「東京」は「都ではなく府」だったのですが、この「麹町」はその時代「麹町区」という独立した「区」でありました。
とはいえ、明治元年(1868年)から「区」であったわけではなく、昇格したのは10年後の1878年(明治10年)のことですが、このことからも分かる通り「江戸時代からかなり栄えており、その名が広く通っていた地域」であったことは間違いないでしょう。
ということは?
おそらくはこの「麹町」という地名が定着したのは「江戸時代初期〜中期までの間」であった、と結論付けられるわけですね。(あくまで個人的な推察です)
さて、歴史に関するお話はこれぐらいにして、次のセクションへ行ってみましょう!
麴町駅
麴町駅周辺の商業施設
この「麹町駅」は、非常に大きな道路である「新宿通り」に連なる形となっている、通称「日本テレビ通り」の真下に位置しています。
現在の「日本テレビ」は、ごぞんじ「汐留」に移転してしまっていますが、移転前はこの「麹町」に「分室(別社屋)」が存在しており、かつてはそれらを利用するお客を狙ったさまざまな飲食店がこのエリアに多く出店していたそうです。
その名残からか、このエリアではターゲットこそ異なれど、現在でも豊富な飲食店を利用することができます。(ただ「オフィス街」であるため、平日のお昼時はかなり混雑します)
ただし、日用品・食料品を購入できる環境は残念ながらかなり乏しく、かろうじて「新宿通り」を渡った先の「成城石井麹町店」を利用するしかありませんが、駅周辺には日用品などの入手も可能な「ドラッグストア」が数店舗あるのでこちらを積極的に利用していくの一つの手でしょう。
麴町駅周辺の観光スポット
さて、今回のスポットは、外からは全くそのように見えない、モダンなデザインが特徴の「カトリック麹町 聖イグナチオ教会」をご紹介しましょう。
この教会は、正確な数字ではありませんが、おそらくは「日本最大規模」の信徒を持つ「カトリック教会」であり、歴史の授業でも登場する「聖フランシスコ・ザビエル」が創設メンバーのひとりである「イエズス会」の「日本本部」でもあります。
その外観は、緩いカーブのある「半円筒」のような造りですが、最下層の一部分が抜けている「門」のようになっており、文字通り敷地への「門」の役目を果たしているかのようです。(隣にはあの「上智大学」の施設もあります)
このようにこちらの教会は、多くの信徒を持つ「教会」ではありますが、ここで開催されるミサの中には「カトリック信徒」ではない方でも参加できるものもあり、信徒でなくて定期的に通っている「ファン」もいるのだとか。
施設内には圧巻の「ステンドグラス」もあり、その眺めはまさに必見!
天気の良いお昼に、外からの光を美しく彩る「ステンドグラス」を見れば、あなたもきっとこの「教会」のファンになってしまうことでしょうね。
(それがきっかけとなり信徒となる方も非常に多いのだそうです)
もちろん宗教的な施設であるため、ワイワイガヤガヤと見に行くような場所ではありませんが、この厳かな雰囲気に興味を持った方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
カトリック麹町 聖イグナチオ教会
住所:千代田区麹町6-5-1
(住所は「麹町」ですが最寄り駅は「四ツ谷駅」となります)
※宗教的な施設ですので、訪問の際は節度のある行動をお願いします。
※すでに新型コロナの影響は少なくなりつつありますが、感染防止の観点から、見学の際はあらかじめ問い合わせした上で訪れることをオススメします。
麴町駅周辺の住宅情報・街の情報
さて、最後のセクションは、今回登場した「麹町駅」周辺エリアの住宅事情・住みやすさ情報をお届けしましょう。
このエリア最大の特徴が「単体でも優れたアクセス環境を持つが、徒歩圏内に多くの駅があり、併せて利用することで最強クラスの利便性を得られる」という点です。
このアクセス性に関しては、実際の地図や地図アプリなどを見れば一目瞭然であり、わずか徒歩数分で「半蔵門駅」や「四ツ谷駅」に到達できるだけでなく、少し足を伸ばせば隣駅の「市ヶ谷駅」や同じく隣駅の「永田町駅」も簡単に行けてしまいます。(この両隣駅は他路線に接続できる)
そして、あえて特筆はしませんでしたが「すぐ近くが皇居」であるため、警察による警備が厳重である事も手伝ってか、最高レベルの「治安の良さ」をも兼ね備えています。(警察の目の前で犯罪を犯す人はいないはずですからね)
しかし、そうなると心配なのは買い物環境の面でしょう。
ただ、先程のセクションでもご紹介した通り、日用品や食料品の入手が全くできないというわけでもなく、一部の品物に関しては店舗数が多い「ドラッグストア」でもお得に入手が可能ですので、工夫次第でどうにでもなるはず。
「いえいえ、そこではなく、やっぱりお高いのでしょう?」
そんな声があるかとは思いますが、確かに都心でも「家賃や物件価格」の面で最高ランクにはなりますが、学校施設が多い土地柄ということもあり、エリア内にはいくつかマンションなどの物件が多く集まっている区域もあるため、意外にも「現実的な家賃・価格」の範囲にとどまっていますよ?
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【周辺「住みやすさ」情報】
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麹町駅周辺地図
麹町駅周辺の学区域情報
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/gakko/index.html
(千代田区のホームページ)
麹町で利用できる路線
東京メトロ有楽町線「麹町駅」
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(2024年9月追記)