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不動産会社選びの決め手はこれだ! ~賃貸編~

あらゆる不動産取引に必要不可欠!おうち不動産は、「不動産会社選び」を徹底解剖します!

 

「住まい」選びの心強いパートナーである「不動産会社」。

しかし、多くの方が「物件」選びに終始してしまい、結果的に「失敗」の危険性を自ら高めてしまっていることに気づいていません。

 

では、なぜそうなってしまうのか?

今回は「賢く不動産を選びたい!」あなたのために「不動産会社選び」を特集してみました。

 

あなたにとって最高の物件をみつけるために。

この記事がそのお手伝いとなれば、幸いです。

賃貸の場合における「理想的な不動産会社」とは?

賃貸における「不動産会社選び」を考える前に、「どのような不動産会社が理想的か?」を挙げてみましょう。

 

ただし、「入居希望者であるあなたの立場だけを考える」限りは、明確な答えにたどり着くことは困難だといわざるを得ません。

 

そこで、今回は「理想的な賃貸物件選び~契約まで」を考えた上で「理想的な不動産会社」を導き出してみましょう。

 

通常、賃貸物件選びや契約において、登場する人物は3人…

 

・入居希望者(もちろん、この記事を読んでいるあなたのことです)

・物件のオーナー・大家さん(不動産会社がこの役を兼ねる場合もあります)

・不動産会社(今回のキーマンです)

この考え方のメリットが早くもここで出てきました。

それは「入居希望者が関わる以前の部分にまで、考えが及ぶようになる」こと。

 

賃貸だけでなく、不動産の売買も同様ですが、どんな物件もあなたに巡り合う前から関わっている人々が必ずいます。

(ここでは「物件の持ち主である大家さん」と「取り扱う不動産会社」です)

 

そんな方も、入居希望者と同様に「できる限りお得に取引をしたい」と願っていることは間違いありませんし、一連の流れの中でお互いに「ウィンウィン」の関係を作りたいと考えていることでしょう。

 

と、いうことは、理想的な不動産会社の実像として「お互いにウィンウィンの関係を作ることを重視している」という答えが出てきますよね?

 

ごく当たり前のことですが、「自分にピッタリの条件を兼ね備えつつ、新築で家賃も安い賃貸物件」にたどり着くことは非常にまれです。

 

しかし、それは大家さんや不動産会社の立場から見ても同じこと。

不動産会社も「この取引で多くの利益をあげたい!」と思うでしょうし、大家さんにとっても「欲張れば」キリはないはずですよね?

 

逆を返せば、「おいしい所をすべて不動産会社が持って行ってしまう」ような、やり方をする会社は絶対に選ぶべきではない、という指針も見えてくるはずです。

 

次のセクションからは、さらに具体的に掘り進めていきましょう。

 

ネット時代の「不動産会社選び」の「落とし穴」とは?

唐突ですが、日本人のスマートフォン所持率は、すでに80%近い数字をマークしているそうです。

 

現在、私たちが賃貸物件を探す時も、スマートフォンを使って「インターネット」経由で探すことがほとんどとなり、昔ながらに不動産屋さん巡りをする機会も減ってきています。(この記事自体もネット上のものですしね・笑)

 

しかし、「ネット」での不動産探しが一般化するにつれ、「ネット」上である事を逆手にとる「悪質な不動産会社」も増えているようです。

 

例えば、極上の「釣り・おとり」物件をネット上に掲載し、問い合わせがあった場合は「条件が良かったので満室になってしまいました」と嘘をつき、他の物件を執拗にすすめてくるケースなどがあるのだとか。

(不思議とネット上には多いようです、証拠が残りにくいからでしょうか?)

 

他にも「物件の持つマイナス情報をわざと掲載しない」ケースや、大家さん・オーナーさんの立場からも「広告費を払っているのにネットに掲載しない」などの「不当広告・不当表示」が多いようです。

(ひどい例になると、「家賃が安いので借りてみたら、実際はルームシェア物件だった」などのケースも報告されています)

 

最初の「釣り・おとり物件」の場合、表示されている住所や外観写真から「Googleストリートビュー」などで調べてみることも

 

この方法は、表示されていなかった「マイナス情報」を検証することもできるなどメリットは大きいです。

 

もちろん、このような「不動産会社」は理想的ではないので、避ける方が賢明でしょう。

 

どこのサイトでも「ダブっている物件」ってやめた方がいいの?

このセクションでは、引き続き「理想的な不動産会社」を探す上で「大家さん・オーナーさん」の立場からも考えてみましょう。

仮に、あなたがとあるマンションのオーナーだとしましょう。

そうなると目指すべきは「一刻も早く物件を入居者で満室」にし、「安定した家賃収入」を得、「物件の資産的価値を維持継続する」ことでしょう。

 

「理想的な不動産会社」の立場としては、最初の部分「物件を入居者で満室にする」を実現させるため、さまざまなサイトや媒体に物件情報を拡散することを考えます。

 

「どこのサイトでもダブっている物件を取り扱っている不動産会社は、優良な会社である可能性が高い」です。(もちろん例外もありますが)

 

大家さん・オーナーさんのメリットのために、物件情報をきちんと拡散できる不動産会社なのですから、借主となるかもしれない入居希望者のメリットも大切にしてくれると思いますよ。

 

必ずしも「地域密着」がいいとはいえないワケ

不動産会社のサイトで見ることが多いキャッチフレーズとして「地域密着」という言葉があります。

 

もちろん、書いているだけで本当にそうかは、ネット上ではわかりませんが、そんな「地域密着の不動産会社」を選ぶべきなのでしょうか?

 

実は「地域密着のデメリットも存在する」ため、重視する必要はあまりないのです。

 

もちろん、「地域密着」における「有益な地域情報」は、物件に住まう入居者にとって貴重な情報です。

 

そして「地域をよく知っている」ということは、その物件自体にもなじみがある=大家さんやオーナーさんと信頼関係を築いている可能性も高く、一見するとメリットだらけのように思えます。

 

ですが、仮にこの信頼関係が「大家さんと不動産会社の2者間だけのもの」だったとすればどうでしょうか?

 

実例として出すまでもありませんね。

前のセクションでも取り上げた「悪質な不当広告」をグルになってやられたら目も当てられません。

 

逆を返せば、「理想的な不動産会社探し」の一因となったとしても、特に「地域密着」に固執することはないということです。

 

一概には言えませんが、大規模な不動産会社(グループ店など)になると、数年ごとに担当する地域が入れ替わることもあるそうなので、「地域密着のメリットすらない」場合もあるんですよ。

 

いかがでしたか?

まだまだご紹介したい所ですが、そろそろ紙面が尽きてしまいそうですので、また次の機会にしましょうか。(Vol.2の登場をお楽しみに)

 

ステキな物件と巡り合うお手伝いをしてくれる「不動産会社」。

少なくとも、その後の数年間に深くかかわる存在になるわけですから、賢く最良の選択をしたいものですね!

 

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