練馬のお隣駅「中村橋」は高レベルの極上「穴場」エリア！Vol.1
これまでも東京都心の「住まいの穴場」を数多くご紹介してきた当タウン情報ですが、その経験から「穴場」と言われる場所の特徴を掴みました！
「穴場のほとんどは、周辺地域よりもマイナーな存在である」
これがその極意ですが、今回ご紹介する西武池袋線「中村橋駅」こそ、この極意を体感できる極上「穴場」エリアのひとつ。
といったら失礼に聞こえるかも知れませんが、もちろん褒めています。
なぜならこの「中村橋駅」エリア、非常に住環境が充実していて、どの面から見ても「高いレベルでバランスが取れている」オススメの地域！
早速、住まい探しの達人も唸る「中村橋駅」の歴史から、今回もスタートです！
練馬区立美術の森緑地
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「中村橋駅」の駅・街の歴史
都心を走る鉄道の中でも、設立が古い方である西武池袋線。
ルーツである旧「武蔵野線」は1915年（大正4年）の開業であることは、これまでもご紹介してきたのでおなじみですよね？
こちらの「中村橋駅」は路線開業から遅れること9年後、1924年（大正13年）のデビューとなっており、かなり古参の駅の一つとなっています。
（現西武池袋線で同期となる駅は、以前にもご紹介した「椎名町駅」など）
その駅名から近くに「中村橋」があるのか？と思いきや、周辺には橋はおろかかかる川すら見かけませんね。
しかし、実は「地上から見えないだけ」で、今でも川、というか上水が存在している、というと気が付く人もいるでしょう。
そう、駅近くにある「千川通り」に沿って、現在でも「千川上水」はその殆どを「暗渠（地中に埋設された水路や川のこと）」として存在し続けています。
ここまでくればお察しの通り、この駅名は「千川上水にかつてあった中村橋」にあやかって付けられました。
練馬区にある千川上水の用水路や河川の暗渠化が進められたのは、1952年（昭和27年）からでしたので、駅の開業からしばらくは橋もかかっていたはずです。
ちなみに、そんな歴史ある「中村橋駅」ですが、西武鉄道の中で「第1位」の記録を持っているタイトルホルダーでもあります。
それは「各駅停車のみが停車する駅での乗降人数」という、地味ながらも偉大なもの。実際、朝ラッシュ時の混雑ぶりからも納得できる記録ですね。
中村橋南口
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次は「中村橋駅」を有する「練馬区中村北」エリアについて進めてみましょう。
この「中村北」もずいぶん特徴的な地域のひとつで、ほぼ西武池袋線の南側に沿った形で両隣の駅近くまで伸びる細長い形をしています。
（反対側の北口方面は「練馬区貫井一丁目」）
「中村北一丁目」は、目白通りと千川通りが交差するポイントを起点としているようで、「中村橋駅」がある辺りはちょうど2つの大通りに挟まれた形となっていますが、江戸時代には「豊島郡中村」の一部でした。
明治に入り1889年（明治22年）には「北豊島郡中新井村（中新居・中荒井とも）」の一部として再編され、一旦「中村」の文字が分断されますが、地名の由来上の一説に「中新居村」＝「中村」の住民の「新居」という意味を示しており、この地域にとって「中村」が本村とされていたのではないか？ともいわれているそうです。
その後、1932年（昭和7年）には「板橋区中村町」となり、1947年（昭和22年）には新設された「練馬区」入り、それと同時に「練馬区中村北」と現在の地名へと変遷するのです。
「北豊島郡」→「板橋区」→「練馬区」と、明治から昭和初期にかけて都心の再編・合併の中をさすらい歩いた土地、というイメージが浮かびますね。
ちなみに「中村北」エリアの東端は、一級河川である「江古田川」ですが、この川「中新井川」という別名を持っているそうです。
現在はほとんどの川が暗渠化されてしまっているこの地域、仮にタイムマシーンがあったとしたら、川が見える頃のこのエリアを歩いてみたいと思うのは、きっと私だけではないでしょうね。
中村橋駅周辺の商業施設
「中村橋駅」を降りて、すぐの東側「中杉通り（都道427号線）」一帯には、駅前ということもあり多くの商業施設が立ち並んでいます。
その中でも駅東側出口の真正面にある「西友中村橋店」は、周辺住民にとっての生命線のひとつ、と言っても差し支えないほどの1店ですね。
ほとんどの生活必需品は、ここで全て揃うといっても決して大げさではないと思います。
駅東側出口の真正面にある「西友中村橋店」
さらに駅北口（貫井側）には、あると便利な100円ショップの「キャン・ドゥ中村橋駅前店」やドラッグストア「マツモトキヨシ中村橋駅前店」も揃っており、駅前だけでほぼ毎日の買い物を完結できるので一人暮らしの方にもおすすめ！
「中杉通り」だけでなく「千川通り」沿いにも多くのお店が立ち並び、すぐ近くには「中村橋交番」もあるので治安も良く、非常に充実した環境を持つ好エリアですよ。
「マツモトキヨシ中村橋駅前店」 同じビルの２階には「キャン・ドゥ中村橋駅前店」があります。
中村橋交番
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中村橋駅周辺の観光スポット
この「中村橋駅」周辺は美術館や図書館など、休日のんびり見て回ることができるスポットが多く、そのほとんどが子供と一緒に楽しめる作品の展示などもされているため、親子でのお出かけに最適なエリアのひとつ。
その中から今回ご紹介するのは「練馬区立美術の森緑地」です。
自然と美術だけでなく、なんと「動物」にも触れ合うことができるという触れ込みらしいのですが、動物園でも併設されているのでしょうか？
さて、実際足を踏み入れてみれば、さっきの疑問も一目瞭然！
動物たちをモチーフとした、さまざまな美術作品が所せましと立ち並ぶ姿はまさに壮観！
そのコンセプトから「幻想美術動物園」とも呼ばれており、これらの作品はすべて「実際に触る」ことができるので、お子さんもきっと大喜びですよね。
練馬区立美術の森緑地①
練馬区立美術の森緑地②
この緑地は、敷地内に「練馬区立美術館」が併設されているので、作品はどれもかわいらしく愛らしいルックスながら、どこかアーティスティックな感性をくすぐるものばかり。
（「練馬区立美術館」の公式キャラクター「ネリビー」の作品も展示中）
一粒で3度美味しい思いができる、超オススメのスポットですので、お近くにお寄りの際は足を運んでみては？
敷地内にある「練馬区立美術館」
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中村橋駅周辺の地元商店街・お祭り情報
さて、大人から子供まで楽しめるこの「中村橋駅」周辺エリアで、人気のキャラクターをごぞんじですか？
そのキャラクターとは「猫飛」と書いて「にゃんぴー」。
その人懐っこそうな外見とはうらはらに、身長2メートル22センチ（！）というビッグサイズの「マスコット」キャラクターですが、その「にゃんぴー」が住んでいるのが、今回ご紹介する「サンツ中村橋商店街」。
その規模もまるで「にゃんぴー」のように大きく、さまざまな種類のお店が「中杉通り」に集結するさまはまさに圧巻の一言！
実は某アニメの作中にも「サンツ中村橋商店街」が登場するなど、有名な商店街なんですよ。
商店街の中には「にゃんぴー」の像も
そんな商店街の方々が、毎年大切にしてきたお祭りが「中村橋阿波おどり」。
もちろん地元だけでなく、遠方からも見物客でごったがえすほど、盛り上がるイベントですので機会がある方はぜひ！
サンツ中村橋商店街①「中村橋阿波おどり」もこの通りで開催されます
サンツ中村橋商店街②
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中村橋駅周辺の住宅情報・街の情報・住みやすさ
さて、ここまで「中村橋駅」周辺エリアの持つ魅力をお話してきましたが、実際にこの土地の住みやすさ事情は、どうなっているのでしょうか？
こちらのエリアの特徴は「アクセスの良さ・買い物環境・治安の良さなど全てが高いレベルで揃っている」という点です。
お隣の「練馬駅」から有楽町線・副都心線をはじめ、さまざまな路線への接続もラクラク、「池袋」や「渋谷」、さらにはそのまま「横浜」まで乗り換え無しで直通が可能なので、何かと重宝すること間違いなし。
さらに前述の「サンツ中村橋商店街」や「西友」などの充実度合いからも、このエリアの買い物環境の素晴らしさがご理解いただけるかとは思いますが、これらのお店や地元住民の相互協力のおかげで、夜道といえども明るく、治安の良い街が実現しています。
この辺りを考えても、このエリアは「ファミリー層向け」の特性があり、一軒家やマンション・アパートなど物件数も豊富なので、一人暮らしを考えている方にとってもオススメの場所。
飲食店も多いので、外食が多めな方も「中村橋駅」周辺は最適ですよ！
知名度は高くないですが、それを補って余りある住まいの穴場「中村橋駅」周辺エリア、機会があればぜひとも住んでみてはいかがでしょうか？
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中村橋駅周辺地図
中村橋駅周辺の学区域情報
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/shochu/gakkuiki/index.html
（練馬区役所ホームページ）
中村橋で利用できる路線
西武池袋線 「中村橋駅」
戸建て（新築戸建て・中古戸建て）でもマンション（中古マンション・リノベーションマンション）でも、お客様のご希望条件に合わせて多数ご紹介できます！東京23区を中心に首都圏で気になる物件が あればご相談下さい。
（2024年6月・再追記）
