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西武池袋線・地下鉄有楽町線・都営大江戸線「練馬駅」駅・街の歴史編

西武池袋線・地下鉄有楽町線・都営大江戸線「練馬駅」駅・街の歴史編

毎回、都心のさまざまな「駅」に焦点を当て、その周辺エリアの住みやすさや街の便利な情報をお届けしている当「タウン情報」ですが、今回はガラッと趣向を変えて、以前好評だった「おかわり企画」をお送りいたします。

その企画とは、今までに登場したエリアをさらに徹底解析し、アクセス環境や住まい環境、駅・街の歴史などの項目別に特集しちゃおう!というもの。

 

 

そして登場するのは、まさにこの「練馬区」の顔とも言える存在「練馬駅」です。

 

では、さっそく「駅の歩み」からスタートです!

 


練馬駅

 

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「練馬駅」の歩み

 

「駅・街の歴史」という形(路線としては「西武池袋線」)では、以前の回でもご紹介していますが、今回はさらに「練馬駅」が歩んできた歴史を掘り下げてご紹介していきましょう。

 

その前回でもお話したように、この「練馬駅」がデビューしたのは非常に古く、なんと1915年(大正4年)のことでした。

ただ、当然のことながら当時は「現在この駅を通っている路線」の全てが誕生以前であり、後に「西武池袋線のルーツ」となることでも有名な「武蔵野鉄道」の「武蔵野線」の開業に合わせて、この「練馬駅」の歴史も幕を開けた、というわけです。

 

おまけに、この当時はまだ「板橋区」すら成立していない状況であったため、正確には「下練馬村」という「村」に鉄道駅が設置された、という段階でありました。(「板橋区」はその後、1932年(昭和7年)に「東京市板橋区」として成立)

 

この「板橋区」の成立にさかのぼること約5年前、前述の「武蔵野線」に加え、新たな鉄道路線がこの「練馬駅」に乗り入れることになりました。

その路線とは、1927年(昭和2年)、着工からわずか一ヶ月ほどで開業に至った「武蔵野鉄道豊島線」なのですが、この当時に付けた「豊島線」という名称は、路線が走る「北豊島郡」から取られたもの。

 

しかし、その後時代が下ると、この区間は「板橋区」となり、最終的には「練馬区」に含まれるようになります。(こうして「豊島線」でありながら、現在の「豊島区」を一切通らない珍しい路線ができあがりました)

 

 

これらの旧「武蔵野鉄道」路線は、太平洋戦争が終結したばかりの1945年(昭和20年)9月に、西武鉄道の前身となる「西武農業鉄道」の路線となりますが、早くもその翌年である1946年(昭和21年)11月に、現在の「西武鉄道」所属の路線へと変わります。

以後、しばらくの間はこの2路線が「練馬駅」に乗り入れている状況を保ちましたが、約50年後となる1994年(平成6年)に「西武有楽町線」として「練馬―新桜台」間の営業を開始、先行して営業していた「新桜台―小竹向原」間と合わせて、現在の「東京メトロ有楽町線」との直通運転を開始、実質的に2路線を新たに利用可能としたのです。(その後、小竹向原駅を利用することで実質的に「東京メトロ副都心線」も利用可能となる)

 

これほどの利便性を備えることとなった「練馬駅」ですが、1991年(平成3年)に、当時まだ「都営12号線」と名乗っていた「都営大江戸線」の「光が丘駅」とのごく僅かな区間が営業を開始します。

その後、1997年(平成9年)にはこの路線が、日本屈指のターミナル駅である「新宿駅」までの延伸開業となり、現在に至ります。

 

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村から区へ「下練馬村」の成り上がり! ~駅周辺の街の歴史~

 

さて、ここでは先程のセクションでもチラッとだけ登場した、現在の「練馬」のルーツとなる「下練馬村」のお話を進めていきましょう。

 

この「下練馬村」と、現在の「光が丘」などのルーツである「上練馬村」は、1644年(正保年間)の「正保の改」によって2つの村に分かれたと言われています。

しかし「上練馬村」が、当時さらに巨大であった「上板橋村」を大惣代とする「組合村」に取り込まれて行ったのとは対象的に、「下練馬村」は自らが小惣代となり結果的に「上練馬村」をも自らの管轄とする道を選びました。

 

そんな誇り高き「下練馬村」は、その後もさまざまな紆余曲折を渡り歩きながら、再び「下練馬村」としての「強さ」を見せたのは1878年(明治11年)の「郡区町村編制法」の施行の際のこと。

後に「明治の大合併」と名付けられるほど、当時はさまざまな地域が合併を行うことでその力を増していきましたが、その流れとは対象的に「下練馬村」は「一村独立」体制を貫き通します。

 

そんな「下練馬村」が後の「練馬区設立」につながる動きを見せたのが1929年(昭和4年)のことで、この時に「下」の字がない「練馬町」へ改称、それまでと異なり一地域で「練馬」の名を背負うこととなりました。

 


西武豊島線

 

実際には、この後の旧「板橋区」の成立で、再度「練馬」の名前はさまざまな地域の冠名として分散しますが、皆さんもごぞんじの通り1947年(昭和22年)に現在の「練馬区」が成立、各地へ分け与えていた「練馬」を取り外すこととなりますが、そもそもが「練馬町」であったこの地域だけは取り去るわけにも行かず、栄えある「練馬区練馬」という町名を名乗ることになったわけです。

 

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「都営大江戸線」の縄張り?「練馬区豊玉北」 ~駅周辺の街の歴史②~

 

続いてのセクションでは、「都営大江戸線(正確には「東京都交通局」)」の所在地である「練馬区豊玉北(五丁目)」に関するお話を。

 

前述のように「上練馬村」と「下練馬村」の2村がお互いにしのぎを削っていた時代、現在の「豊玉北」を含む地域は「中新井村」という地名で呼ばれていました。

しかし、この村は前述した「上板橋村」が「大惣代として君臨していた側」に属しており、文献や記録によっては「中新居」や「中荒井」という記述がされるほどの「あまり重視はされていない」地域だったとも言われています。(逆に「中新居」を「中心部に住んでいた人たちの新居」という意味で捉えているのでは?という説もあるそうです)

 


練馬区役所

 

そして、時が下った1932年(昭和7年)、当時の「東京府東京市板橋区」に吸収された際に「中新井村」から「中新井町」と「中村町」の2町に分裂するのですが、我らが「豊玉北」はより力のある「中新井町」地域に組み込まれます。

悪名高き「太平洋戦争」への流れが刻一刻と近づいてくる1940年(昭和15年)、突如この「中新井町」に「地番整理」が実施されることとなり、そのまでとは全く異なる「豊玉」という地名に改称させられてしまいます。

 

ここから「豊玉」は現在の「豊玉上・豊玉北・豊玉中、豊玉南」などに細分化されるのですが、よく見ると「豊玉上・豊玉中」は方角ではなく、逆に「豊玉北・豊玉南」は方向によって分けられていません。(悪くいえば脈略がない分け方ですね)

成り上がっていった「練馬区練馬」に比べると、ややぞんざいな扱いを受けているような印象が否めない「練馬区豊玉北」ですが、最終的には同じ「練馬区」同士になれましたので、このお話はここまでにしておきましょうか。

 

お次はいよいよ、最終セクションです!

 

 

 

そんな「練馬」の明日はどっちだ?

 

最後のセクションは、最高の利便性を誇る「練馬」の今後を一緒に考えてみましょう。

 

冒頭のセクションでもご紹介した通り、実質的なものを含めると「6つの路線」を利用可能という「アクセスおばけ」となった「練馬駅」エリア。

ただ、このような度を越えた利便性を持ってしまったが故に、駅周辺は多くの商業施設で囲まれており、「住みやすさ」の面で言えば「不便」に感じることも少なくないでしょう。

特に、昨今の状況からすれば「周辺エリアからも足を伸ばして来る人達が居る」というのは、懸念される密状態や感染拡大を防ぐ上ではまさに「悪夢」ともいえるかもしれません。

 

とはいえ、都心の一等地のように「住まいとして利用できそうな物件が皆無」というほど厳しい環境ではありませんので、ご自身の考える条件にピッタリ合った物件が見つかった場合は、迷わずつかみ取りに行きましょう!

 

 

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練馬駅周辺地図

 

練馬駅周辺の学区域情報

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/shochu/gakkuiki/index.html

(練馬区役所ホームページ)

 

練馬で利用できる路線

西武池袋線・豊島線・西武有楽町線 「練馬駅」

都営大江戸線 「練馬駅」

 

 

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