時代に合わせた暮らしのために「リモートワークが快適なおうち」
さて、今回のスタッフブログでは、この所、継続して公開している「〇〇のあるおうちシリーズ」の新作として「時代に合わせた暮らしのために『リモートワークが快適なおうち』」をお送りしたいと思います。
この「〇〇のあるおうちシリーズ」ですが、改めてご説明すると「おうちに導入、または参考にしたいシチュエーションや設備に関する話題」を中心に進めていきますので、興味のある方は今回だけに限らず、シリーズ全体で見ていただければと考えています。
今回の記事では、近年で最も広く浸透した「新しい働き方」のひとつである「リモートワーク・テレワーク」に焦点を当て、都心の住宅事情を踏まえた上で「リモートワークに適した住環境」を、皆さんと一緒に探っていきたいと思います。
まずは一般的な「リモートワーク」について掘り下げてみると?
すでにごぞんじの方も多いかもしれませんが、まずは「リモートワークって何?」という所からお話をスタートさせていきましょう。
ズバリ「リモートワーク」を一言で表すなら、おそらく「場所に縛られない仕事スタイル」がその答えになるでしょう。
従来であれば「仕事を行う場所」は「会社やオフィスなど『仕事を効率良く進めることに適した場所』、または『共に仕事を行う同僚や上司などと同じ場所』」とされてきました。
しかし、現代では「インターネット」を通じて「会社やオフィスに不在でも、他の人員と密接に連携を取り、効率よく仕事を行うこと」が可能になっているため、このような「働き方」を選ぶことも可能になっているのです。
ただ、これは裏を返せば「会社や企業」の方が「リモートワーク」を「選択肢のひとつとして許可している」だけに過ぎず、労働者の側で好きに働き方を変更しても良い、ということではありません。
さらに、もうひとつ重要な部分としては「リモートワークのための環境を整えるのは、労働者本人が行う必要があり、そのための費用も同様」という「暗黙(あんもく)のルール」がまん延していることです。
このようなルールがあるおかげ、またはあるせいで、私たちが「リモートワーク」を行う場合「自宅に必要な環境をすべて揃えなければならない」のです。
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「快適なリモートワーク」のために知っておきたいポイント
では「快適なリモートワーク」を行う上で、あらかじめ知っておきたいポイントを、いつもの「箇条書き」でご紹介していきましょう。
・ストレスなく業務が行えるように「スムーズで高速なインターネット回線」が必須となる
・自宅のパソコンは、職種にもよるが、オフィスと同様の処理が可能な「スペックの高いもの」が必要となる
・出来る限り「日々の暮らしから距離のある静かな部屋」を確保すべき
・文書印刷や書類作成のために「すぐに稼働できるプリンター」などの周辺機器が必要
・これらのすべてが、故障やトラブルなどに見舞われた場合、迅速に対応できるような「パソコン・インターネットに関する知識」を持っておくべき
考えられるものは、おそらくこれぐらいになるでしょう。
なんとなく気がついた方もいらっしゃるでしょうが、正直「快適なリモートワーク環境を用意するには、時間もお金もかかる」ものです。
さらに、何らかのトラブルに遭遇した場合の対応などを考えると、ある程度「リモートワーク環境を整えることを、趣味的に楽しめる気持ちの余裕」がなければ、形にすることは難しいかもしれません。
このような「効率的に仕事ができる環境」は、本来であれば「職場やオフィスにお膳立てされている」だけでなく、その環境構築の他に「故障などのトラブル対応」も「費用・責任はすべて会社持ち」となるわけです。
ただ、YouTubeなどの動画サイトでは、多くの人の「リモートワーク環境」を、ていねいな説明付きで見ることができますので、環境づくりを楽しむためにも、まずは「自分の理想に近いリモートワーク環境を構築している人」を探してみることをオススメします。
「リモートワークに適した環境」を自宅に備えるなら、どんな点に注意すべき?
さて、続いては、これまでの内容を踏まえた上で、ご自宅を「快適なリモートワークが行える環境に変えたい!」と考えている方へ、いくつか「注意すべき点」について解説していきましょう。
【リモートワークには、家族の協力が必要不可欠!】
「リモートワーク」は、本来なら「生活する場」である自宅で「仕事を行う」という、ある意味「矛盾した仕事スタイル」です。
そのため、集中して、会社やオフィスでの業務・作業を上回る仕事をこなすには、同居する家族との『ONとOFFの境目』を見極めるだけでなく、家族の側からも「理解と協力」が不可欠になるでしょう。
【長時間の作業でも疲れにくいデスク・椅子を必ず用意する】
基本的に、一般的な「オフィスや会社」には、ある程度「快適に仕事を行うためのデスク・椅子」などが用意されています。
もちろん、全てではありませんが「疲れにくく・使い勝手が良い」という面も考慮して作られている製品ばかりです。
しかし「リモートワーク」では、「リビングにあるダイニングテーブルで、食卓用に椅子に座りつつ仕事をしている」という例もあり、これでは「会社やオフィスと同じパフォーマンス」を発揮するのは難しいでしょう。
高価なものを選ぶ必要はないので、まず「リモートワーク用のデスクと椅子」ぐらいは、専用のものを使うようにしてみると、作業効率や疲れ方が一気に改善されるでしょう。
【自宅で働くことで「無駄にダラダラ作業している」場合も】
これまでの2つの注意点とも関連がある話となりますが、「リモートワーク」を行っている方の多くは、あまり「仕事とプライベートの切り替え」が上手くなく「会社やオフィスに居るよりもデスクに向かう時間が長くなってしまう」のだそうです。
食事の時間や、掃除の時間、お子さんが学校から帰ってくる時間、などなど、本来であれば「集中を切らさずに仕事を続ける」べきタイミングで、あえて「一旦中断」しなければならないのが「リモートワークの弱点」かもしれません。
現在、「リモートワークの環境が整っていない」と感じている方は「集中が切れ、無駄にダラダラ長時間作業していないか?」という点に注意してみてはいかがでしょうか?
「快適なリモートワーク」と「充実した住まい環境」を両立させよう!
さて、最後のセクションでは、セクションタイトルにもある通り「快適なリモートワークと充実した住まい環境の両立」について、当記事における「まとめ」をお送りして行きましょう。
「新型コロナ感染症」の影響により、従来の「毎日職場に出勤するスタイル」を困難な状況になってしまった所から、この「リモートワーク」という「新しい働き方」の台頭が始まり、またたく間に社会へ浸透していきました。
しかし、少しずつ「コロナ禍」の影響が薄れていく中で、そのまま「リモートワーク」だけが定着し続けています。
「ワークライフバランスが良くなる」という特徴を持つ「リモートワーク」ですが、今ある環境そのものが「リモートワークに適していない」ものであるならば、きっとその特徴も本末転倒してしまうことでしょう。
これから「住まいを建てたい・購入したい」と考えている方にとって、この「リモートワークに適した環境」も、住まい選びの中で考慮するべき内容のひとつとなるでしょうが、前例も少ない中ですから、まずは、自分自身が「理想的なリモートワーク環境」をイメージする所からはじめてみてはいかがでしょうか?
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
まずは、私たち「おうち不動産」まで、お気軽にご相談ください。
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(2024年11月追記)