より一般化した「仲介手数料無料」について
さて、今回のスタッフブログでは、私たち「おうち不動産」の「不動のセールスポイント」のひとつである「仲介手数料無料」について、改めてご紹介していきましょう。
「おうち不動産」スタートした当初は、まだまだ不動産業界の中でも少数派だった「仲介手数料無料の不動産店」ですが、スタートから激動とも言える数年が過ぎ去った今では、同様のサービスを展開している「不動産店」もかなり多くなってきていますね。
今回の内容は、そんな私たち「おうち不動産」の原点とも言える「仲介手数料無料サービス」を自ら見つめ直す記事にしていきたいとも考えておりますので、御用とお急ぎでない方はしばしお付き合いください!
「仲介手数料無料サービス」とはどんなもの? 〜おさらい編〜
さて、さっそく私たち「おうち不動産」における「仲介手数料無料サービス」に関する解説を進めていきましょう。
まずは、当ブログでももはやおなじみとなった「箇条書きスタイル」にて、サービスの概略をご紹介していきましょうか。
■おうち不動産の「仲介手数料無料サービス」概略
・「不動産購入」に関しては、全て「仲介手数料無料」となる
・「新築・中古」いずれの物件に関しても「仲介手数料無料」となる
・「仲介手数料」以外の「諸費用」も抑えることが可能
・「営業・運営コスト」を大幅にカットすることで実現
・「仲介手数料無料」であっても、サービスの質は落としません
こうやって、こちらのサービスに関する概要を一覧にしてみると、なかなか充実した内容が取りそろっていますね。
この中でも注目すべきは、2つ目の「『新築・中古』いずれの物件に関しても『仲介手数料無料』となる」、または3つ目の「『仲介手数料』以外の『諸費用』も抑えることが可能」という点でしょう。
売却一件辺りの利益率が高い「新築物件」であればいざしらず、利幅が低くなるはずの「中古物件」にも「仲介手数料無料」が可能となるカラクリ、仕組みについては、簡単に言えば「それ以外の部分で徹底的なコストカットを行っている」からこその話です。
3つ目の項目の話も同様に、上記の「徹底的なコストカット」があればこそ実現できた「特徴」であり、私たち「おうち不動産」の強みでもあります。
そういった部分の裏側に触れている、4つ目の項目にも通ずる話ですが、ただ、これ以上は当社の「企業秘密」となる範囲であるため、この辺りでご容赦を。
これからの「不動産業界」は「多種多様なサービス」が重要になる?
さて、冒頭のセクションでは「仲介手数料無料を掲げる不動産店が増えている」ということに言及していますが、これは「このサービスが広い範囲で市民権を得ている」だけでなく「多くの不動産店が、他のお店と差別化を図った結果」である、とも言えるでしょう。
しかし、現在の「不動産業界」においては、多種多様なサービスがまさに「群雄割拠(ぐんゆうかっきょ・多種多様な選択肢や候補者がひとつの分野に入り乱れて存在している様子)」の状態で並列しており、それぞれ「不動産店」同士の競争が激化しているのです。
ただ、このような状況は、一部を除き「消費者(購入希望者)」には好まれる状況であり、中には「リーズナブルな価格で優良物件を手に入れられるチャンス」と踏んで、同じ物件でも多数の「不動産店」に見積もりを依頼するなどの動きを行っている「消費者」も多く存在しています。
では、このような「群雄割拠」の状況は、長い目で見た場合に「不動産業界」にどんな影響を与えるのでしょうか?
あくまで予想の範囲ですが、おそらくは「業界全体の衰退を招く」結果に繋がる可能性が高いのではないかと思われます。
理由としては「1件あたりの売却利益の低下→不動産店の減益・減収→廃業や撤退など「淘汰(とうた)」される→業界全体の衰退」というサイクルが定番化するためです。
さらに、このような流れの中では、結果的に「業界全体でのサービスの衰退」につながる恐れがあるため、将来は「仲介手数料無料サービス自体が消滅してしまう」という流れとなる場合もあるでしょう。
しかし、現実的な話をすれば「サイはもう投げられている」状況ですので、当然「後戻り」はできません。
正直、この流れを止めるのは、なかなか難しいでしょうが「不動産業界の時代の移り変わり」は「長いサイクルでゆったりと到来する」とされていますので、「10年経っても、あの時懸念されていた状況がやってこないのだけど?」ということも十分にありえるでしょうね。
「小規模・独立系不動産店」を利用するメリットとは?
さて、こちらのセクションタイトルに含まれている「小規模・独立系不動産店」という言葉ですが、これは便宜上、私たち「おうち不動産」が勝手に作り出した「造語」に過ぎません。
そして、この言葉の意味合いとしては「個人経営などの小規模で、独創的かつユニークなサービスをウリにしている不動産店」をイメージしています。(広い意味で言えば、私たち「おうち不動産」もこの範疇(はんちゅう)に入ります)
ただ、このような「小規模・独立系不動産店」を利用する場合、「消費者(購入希望者)」側にさまざまなメリットが存在します。
■「小規模・独立系不動産店」を利用するメリット
・お店の掲げる独創的でユニークなサービスが、自分を含めた少数派のニーズに刺さっている
・規模的に顧客数や相談件数が多くなり過ぎないため、きめ細やかなサービスを受けられる可能性が高くなる
・「非常に近い筋の物件ルート」を持っているため、交渉で優位に立ちやすい
これらのメリットの中身がどういうものか、完璧に把握するのは非常に難しい(専門的な知識や不動産店の仕組み、動きなどを知る必要がある)のですが、大規模な「不動産店チェーン」では実現できないサービスや営業も、これらのお店では可能となる場合があるので、興味のある方はいろいろ調べてみるのも良いでしょう。
今後も「仲介手数料無料サービス」は広がっていくの?
さて、今回最後のセクションでは、セクションタイトルにもある通り、今後の「仲介手数料無料サービス」が、どのような形で「不動産業界」に影響を及ぼすか?という点に関するお話を進めていきましょう。
現在の日本は、正直な所「今後の子育てを担う若い世代」や「社会基盤を支える働き盛りの世代」の負担が非常に大きなものになってしまっています。
そして、その流れを受けて、今後も「日常生活における若い世代の負担」は、日用品の物価上昇など、さまざまな形で増えていく可能性が高いといえるでしょう。
であれば、対象となる世代が「住まいを購入する」際、できる限り「金銭的な負担を軽減する」様になっていくはずです。
皮肉なことに、このような流れが加速化すれば、より多くの方に「不動産を購入して欲しい」と考えている、私たち「不動産業界」も「負担を軽減するような企画・施策」を次々に導入し、差別化を図っていかなければ仕事になりません。
ここまで言えば「仲介手数料無料サービスが今後どうなっていくか?」は、ほとんど全ての方が「正解にたどり着ける」でしょう。
ただ、このような時代が来るにしろ、この予想が外れるにしろ、私たち「おうち不動産」をはじめとする「不動産店」では「できる限り多くのお客様に『住まいを購入する喜び』を味わってもらいたい」と考えることでしょうね。
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
まずは、私たち「おうち不動産」まで、お気軽にご相談ください。
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