学生の街「江古田」駅はファミリーにも便利で人気な街vol.１
とにもかくにも「学生の街」として、都心の中でも名高いエリアが、西武鉄道池袋線の「江古田駅」周辺です。
そして、江古田駅のもう一つの特徴「活気あふれる古き良き地元感」という点も見逃せません。
今回はこのエリアの持つ魅力に迫ってみましょう。
江古田駅南口
「江古田駅」の駅・街の歴史
そもそも、江古田駅の歴史からしても「学生の街」となることは、あらかじめ宿命づけられていた、と言えます。
江古田駅の前身は1922年（大正11年）、現在では学校法人根津育英会武蔵学園として知られている、武蔵高等学校（当時はもちろん旧制武蔵高等学校）の設立と同時に作られた「武蔵高等学校仮停留所」でした。
武蔵大学
この仮停留所は、こちらも西武鉄道の前身である「武蔵野鉄道」に属した駅。
さらには、学校の位置に合わせ現在の駅舎より、隣の桜台駅方面へおよそ200mほど進んだ所にあったといいます。
（さらに、当時の稼働・停車は通学のために、朝と夕方のみに限られていました。）
しかし、早くもその翌年には前述の通り、現在の位置に駅舎を移転し「江古田駅」の名称となりました。この際に旧来の付近一帯の地名であった「江古田」を駅名に採用しています。
ここで一つ、都心に詳しい方なら、疑問に感じたかもしれないポイントが、
「あれ、江古田って中野区じゃなかったっけ？」という疑問です。
この疑問は「かつて練馬区にも江古田という地域があった」が正解です。
さらに言えば、都営大江戸線の「新江古田駅」所在地も、実は「江古田」という地名ではありません。（「中野区江原町」1963年以前は「江古田二丁目」の一部でした）
こちらは「中野区」に属しており、それに対し「江古田駅」周辺は「練馬区旭丘」地域になります。（練馬区栄町・旭丘もともに1960年の住居表示法までは「江古田町」に属していました）これまた、ややこしいですね。
こちらのエリアが気になる方はお気軽にお問い合わせください
（お問い合わせページが別タブで開きます）
現在の「中野区江古田」は、古くは「多摩郡江古田村」（後に前述の「江古田町」へ）と呼ばれていました。
そして「江古田駅」周辺は「江古田村の新しい田」すなわち「新田」として開発された地域となり、実際の呼び名も「江古田新田」だったそうです。
その後、明治期の地域合併の際、「江古田村」は中野区に、「江古田新田」はなんと板橋区に（後に練馬区に再編されます）とそれぞれ異なる地域に属することとなり、どちらも駅名では「江古田」と呼ばれるようになりました。
ちなみに、「江古田駅」では「えこだ」と読みますが、「新江古田駅」は「えごた」とよみます。
ひょっとしたら「江古田新田」の呼び名から「新田」が取れた際に、読み分けることで区別していたのかもしれませんね。（この理由はわかっていません）
ちょっとした歴史の知識から、きっちり「えこだ」と「えごた」を使い分けられると、スマートかもしれませんね。
江古田駅北口
気になる物件・購入を検討中の物件をまとめて査定！
（購入査定フォームのページが別タブで開きます）
江古田駅周辺の商業施設
江古田駅前・周辺の商業施設は、東京都道439号・椎名超上石神井線である、千川通りに近い南口だけでなく、浅間神社を中心に賑わいを見せる北口の両方に数多くあります。
南口駅前はこぢんまりとした印象ですが、一本入ると非常に多くのお店が連なる「江古田銀座」に出ることができます。
江古田銀座①
江古田銀座②
反対側の北口にある「江古田市場通り商店街」「江古田ゆうゆうロード」は様々なお店や、飲食店が立ち並び、某大人気深夜グルメドラマに登場するお店があるなど、非常に賑やかな街の雰囲気が伝わってきます。
江古田ゆうゆうロード
江古田市場通り商店街
こちらのエリアで住まい購入を検討されている方へ
（現在公開中の当エリア物件一覧が別タブ・ページで開きます）
江古田駅周辺の観光スポット
江古田駅周辺の見ておくべき観光スポットとして外せない「浅間神社（練馬区小竹町）」。しかし、そもそも、「浅間神社」って結構いろんな所にありますが、
どのようないわれがあるのかご存じない方も多いかもしれません。
日本の各地に存在する「浅間神社」は、大雑把に言うと「擬似富士登山」ができるありがたい神社です。
もともと富士山は「霊峰富士」とも呼ばれ、登山すると様々なご利益があるとされてきましたが、遠隔地に住んでいる人々や、身体が弱く実際の登山ができない人達も富士登山のご利益にあずかれるように「富士塚」（擬似富士山）を設置しているのが「浅間神社」なのです。
ちなみに富士山頂自体「浅間神社（現在は富士山本宮浅間大社）の私有地」だったりします。（以前の持ち主はご存じ徳川家康公！）
現在、こちらの浅間神社の富士塚は、いつでも登れる状態ではないのですが、（年３回の山開きの時期のみ登山可能です）それでも気軽に富士登山同様のご利益がある富士塚登山、チャンスがある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか？
浅間神社
FPが住宅購入のお手伝いをします！
（ファイナンシャルプランナーのご紹介ページが別タブで開きます）
江古田駅周辺の地域のお祭り情報
かの有名な日芸（日本大学藝術学部）や武蔵野音楽大学を有する江古田は「音楽の街」とも言われています。
それを体感できるイベントが「江古田音楽祭」です。
前述の大学に武蔵大学を加えた江古田３大学と、江古田の商店街や町会、さらには西武鉄道なども協力する一大イベントです。
他にも江古田の商店街が共同で行っている地域活性化プロジェクト「とにかく江古田！」による様々なイベントや、前述の江古田浅間神社で毎年9月第2土曜・日曜に行われる「例大祭」（富士塚に登れる貴重な機会です！）など、活気のある学生の街だけに、楽しみなイベントが沢山ありますよ。
武蔵野音楽大学
日本大学藝術学部
江古田駅周辺の地元商店街情報
江古田の地元商店街は非常に充実しており、周辺だけでも旭丘銀座商店会、旭丘千川通り商店会、旭丘中央商栄会、旭丘東商店会、旭丘文化通り商店会、江古田市場通り商店会、江古田駅北口商店会、江古田銀座商店会、栄町本通り商店街振興組合、日大通り商店会など10もの商店街が軒を連ねています。
これらの商店街に共通する特徴は「リーズナブルでおなかいっぱい食べられる飲食店がある商店街が多い」ということ。
やはり学生街だけに、価格もボリュームも、味も大満足できるお店が愛されるんですね。
それともう一つ、江古田の商店街の特徴に「レトロな雰囲気」が挙げられます。中でも「市場通り」は大正11年から続く老舗中の老舗！
まるでタイムスリップしたか？のような感覚を求め、多くの人で賑わう商店街です。
日大通り商店会（江古田駅北口前）
日大通り商店会（日大芸術学部前）
こちらのエリアが気になる方はお気軽にお問い合わせください
（お問い合わせページが別タブで開きます）
江古田駅周辺の住宅情報・住みやすさ
こんな魅力的な江古田駅周辺の住宅事情、実に気になるところですよね？
いろいろな側面からご紹介していきますよ。
まずは生活面で欠かせない「買い物」事情について。これまでのご紹介でもお分かりいただける通り、日々の買い物に関しては文句なしです。学生さんの初めての一人暮らしにも、非常にオススメです。
小売店だけでなくスーパーや専門店、コンビニも多めで充実しており、深夜スーパーもあるので生活必需品には困ることはないでしょう。
ファミリーで暮らすにもなかなかオススメです。
江古田駅と新江古田駅を結ぶ道路
江古田駅からすぐの千川通り
ただし、周辺には大型の商業施設はありませんので、そのような雰囲気を求める方は若干難しいところでしょう。
しかし、大型施設が軒を連ねる池袋や新宿などへのアクセスの良さがあるので、十分カバーできるはずです。
次は治安について。
江古田エリアは治安もハイレベルに「良い」と言えます。
街にお住まいの方は年齢層も豊かで、深夜まで開いているお店も多く、夜道は明るい方。ただし、飲み屋さんも多いので、若干騒がしさはありますが。
さらに、商店街を中心に地域レベルでの「見守り」が光っていて、その部分もこの治安の良さに貢献していると思われます。
今も昔も、学生さんたちは「住みやすい場所を見つける達人」です。
そんな学生さんたちに古くから愛され、地元住民から大切にされてきた「江古田駅」。機会があれば是非とも住んでみてはいかがでしょうか？
大江戸線新江古田駅（江古田駅から徒歩６分くらい）
新江古田駅前の目白通り１
新江古田駅前の目白通り２
マルエツ新江古田駅前店
【周辺関連記事】
池袋から２駅！！商店街と歴史を楽しむ西武池袋線「東長崎」駅の魅力とは！？
住まいとしては最高クラスの環境！「石神井公園駅」の魅力とは！？
閑静な住宅街と治安の良さが魅力的な有楽町線・副都心線「氷川台」駅
西武有楽町線「新桜台駅」は自然の多い住宅街でファミリーにおすすめ
江古田駅周辺地図
江古田駅周辺の学区情報
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kosodatekyoiku/kyoiku/shochu/gakkuiki/index.html
（練馬区役所ホームページ）
江古田で利用できる路線
① 西武池袋線「江古田駅」 ※「池袋」駅まで約7分
② 都営大江戸線「新江古田駅」 ※「新宿」駅まで14分
池袋中心に・練馬エリアは、ご案内物件を強化中。この街で気なる物件があれば今すぐチェック！
戸建て（新築戸建て・中古戸建て）でもマンション（中古マンション・リノベーションマンション）でも、お客様のご希望条件に合わせて多数ご紹介できます！東京23区を中心に首都圏で気になる物件が あればご相談下さい。
当エリアの公開中物件一覧はこちらから
（2024年４月・再追記）
