学生の街「高田馬場駅」の意外と知られていない驚きの事実とは?
今回ご紹介するのは、主に「学生の街」として知られる「高田馬場」駅です。
利用者数、知名度、共に高い山手線「高田馬場」駅ですが、日本の駅の中では意外にも感じる第12位(一日の平均乗降人数による)なんですね。
しかし、驚くなかれ、実は国内12位=世界12位(年間の平均乗降者数)という衝撃の結果が!日本の駅って、本当にすごいんですね。
それでは、高田馬場の駅・街の歴史から、行ってみましょう!
高田馬場駅早稲田口
「高田馬場駅」の駅・街の歴史
さて、高田馬場駅周辺の歴史を紐解くにあたり、今回はいつもと趣向を変えて、「意外と知られていない驚きの事実」を先に紹介していきましょう。
その「知られていなかった事実」とは、
「『高田馬場』駅とその周辺は、本来の『高田馬場』ではない」ということ。
なかなかビックリする事実ですよね?
現在の高田馬場駅が開業したのは1910年(明治43年)のことでしたが、
周辺の駅とは異なり、デビュー当初かられっきとした「山手線」の所属駅です。
これはこの駅が、周辺住民からの嘆願により他の駅よりも若干遅く新設されたためでしたが、このデビューの際に駅名になったのは、駅地から1kmほど離れた史跡の「高田馬場」でした。(駅周辺は本来「戸塚町」や「諏訪森」という地名でした)
しかも、この際に史跡や地名の高田馬場が「たかたのばば」と呼ばれていたのに対し、駅に関しては「たかだのばば」と呼ばれるようになりました。
(なぜこうなったかは諸説あり、ハッキリしていません)
このズレは、ある意味なし崩し的に、1975年(昭和50年)の住居表示によって解決し、現在では無事に(?)高田馬場駅は高田馬場に存在しています。
その後1927年(昭和2年)にデビューした西武鉄道の「高田馬場」駅も、1964年(昭和39年)デビューの東京メトロ(当時は営団地下鉄)東西線「高田馬場」駅も、このズレをそのまま採用しています。
(仮に採用しなければこんがらがってしまいそうですよね)
東京メトロ東西線 高田馬場駅①
東京メトロ東西線 高田馬場駅②
そんな紆余曲折があった影響もあり、今日「高田馬場」としてイメージされている地域は、実際のエリアよりも広く認知されています。
そんな高田馬場の地名の由来は1636年、三代将軍の徳川家光が、馬術の訓練や流鏑馬(やぶさめと読み、馬上から矢を射て的に当てるための儀式・技術の事)を目的として、この地に乗馬が可能な「馬場」を作らせたことにあります。
流鏑馬像がある穴八幡宮
流鏑馬像
では「高田」の方の由来は?というと、これもまた諸説あり、ハッキリしていません。(「高田殿」と呼ばれていた徳川ゆかりの人物に由来する説や、付近が高台であり、そのためにもともと「高田」と呼ばれていた説などがあります。)
「高田馬場駅」の周辺エリアは、このようにハッキリしないことも多く、まだまだ謎を秘めていたりしますが、今回はこの辺で。
戸山口
高田馬場駅前の広場
高田馬場駅周辺の商業施設
2大商業エリアである「池袋」と「新宿」に挟まれた形となる「高田馬場」は、
大型商業施設では2エリアに譲るものの、東口の駅前広場を中心に多くの飲食店や商業施設で賑わっており、一方西口は、学校施設が充実しているせいか、リーズナブルで味わいのある飲食店や、商店街がありこちらも連日、多くの人で賑わっています。
そんな中からご紹介するのは、駅から直行可能な総合商業施設「BIGBOX高田馬場」です。
その名の通り9階建ての「大きく広い」各フロアは、カフェやレストラン、食品や生活雑貨のお店で溢れています。
さらにBIGBOXでは「スポーツ・アミューズメント系施設が多い」という特徴があり、フィットネスクラブやカラオケ、ゲーセンなどが充実、買い物だけでなく「遊びに行ける」商業施設になっています。
もはや高田馬場のシンボル?なんて声もあるBIGBOX、文字どおり高田馬場を代表するにふさわしい商業施設ですね!
BIGBOX高田馬場
高田馬場駅周辺の観光スポット
皆さんは「映画館」に行った経験、ありますか?
近代的で最新の「3Dなんとかシアター」(もちろんそれはそれで楽しいですが)みたいなのではなく、どこか懐かしくて、落ち着いた雰囲気と、大きくて趣のあるスクリーンがある「映画やドラマに出てくるような映画館」。
高田馬場にはそんな、レトロさ溢れる名画座映画館(旧作を中心に上映する映画館のこと)があります。それが「早稲田松竹映画劇場」です。
アクセスは駅から徒歩5分、早稲田通りを向かって、明治通りに抜ける途中、外観からもう雰囲気のある建物が見えてくるはずです。
「名画座」らしく、今ではなかなか珍しい「二本立て」の上映をメインに行っており、一本分の料金で二本見れちゃうんです、しかも大きなスクリーンで!
上映される作品は実に様々、ファンからのリクエストに応えてくれることもあり、スケジュールによってはオールナイト上映も楽しめちゃいます。
映画好きのみならず、こだわりのあるあなたにオススメのスポット、ですよ!
高田馬場駅周辺の地元商店街情報
高田馬場駅周辺には多くの商店街がありますが、学生を中心とした多くの人で賑わうのは、やはり西口側かもしれません。
そんな西口を出てすぐ、駅前の交差点を斜め右に入ると迎えてくれるのが「さかえ通り商店街」です。
この商店街の特徴は、なんといっても「豊富な飲食店・飲み屋さんの絶品グルメ」!
焼肉、定食、焼き鳥に中華、魚やステーキ、ハンバーグ、空腹時でなくてもお腹が空いてくること請け合いの充実度ですよ!
さかえ通り商店街
さらにもう一つ、同じく西口を出てすぐ、早稲田通り沿いに構えているのが
「高田馬場西商店街」です。
こちらもさかえ通り同様に多くの飲食店が連なっていますが、日用品や雑貨など見ているだけでも楽しくなってくる「買い物エリア」でもあります。
さらに食べ過ぎてお腹が膨れてしまったあなたのために、ボウリングやアイススケートなどが楽しめるスポーツ施設「シチズンプラザ」まであったりします!
まさに至れり尽くせり?高田馬場の商店街は毎日盛り上がってますよ!
高田馬場駅周辺の住宅情報
賑やかな雰囲気と、抜群のアクセスが共存する街、高田馬場。
そんな高田馬場の住みやすさはどうでしょうか?
「高田馬場」エリアの最も大きいメリットは、何と言っても
「どこに行くにも不自由しない最高レベルのアクセスの良さ」ですね。
通勤通学にも、お出かけにも、アクセスの良い街は、それだけで大きなアドバンテージとなります。
アクセスの良い街は自然と人が集まり、それによって地元が賑わい、地域が自然と活性化していくため、街の発展しやすさにつながるのです。
しかし、それに反比例して「治安が悪い」というデメリットが出てくるのは否めませんが、駅東口方面から早稲田エリアにかけては比較的治安の良いエリアとなり、下落合〜目白に至るエリアも同様に治安は良い方です。
もう一つ、深夜まで営業しているお店が多いため、夜でも「非常に明るい」のは押さえておいた方が良いポイントですよ?
駅前を通る早稲田通り
巣鴨駅周辺と同様に「日常の買い物環境の良さ」は大きなメリットです。
買い物にはほぼ困りませんし、快適でしょう。
巣鴨とは異なり、娯楽関係も充実しているので、駅周辺だけで様々なことが完結してしまいます、あまり頻繁に遠出したくない人にはもってこいの環境かもしれません。
周辺の駅に比べ、地価が高いせいか家賃などに関しては若干お高めな印象。
しかし、単身者向けの物件はリーズナブルなものも増えてきているので、掘り出し物の物件を期待しても良さそうです。
トータルで考えると「家族で住む」よりも「一人暮らし」にオススメの街かもしれませんね。
最高レベルのアクセスの良さで、高い評価が安定している「高田馬場」。
今後も多くの人が訪れる街の一つです。そんな「高田馬場エリア」、機会があれば、ぜひとも住んでみてはいかがでしょうか?
オフィスビル「住友不動産新宿ガーデンタワー」
オフィス棟の上層階は高級賃貸マンションのラ・トゥール新宿ガーデンとなっています
「住友不動産新宿ガーデンタワー」の隣に建つ住居用タワー「スカイフォレストレジデンス」
【周辺関連情報】
「高田馬場」エリアからも近く、明治通りに面していている「西早稲田駅」の魅力とは!?
現代も昔も「ハイソな」な高級住宅街! 山手線「目白」駅vol.1
高田馬場駅周辺地図
高田馬場駅周辺の学区域情報
https://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/file04_04_00015.html
(新宿区役所ホームページ)
高田馬場で利用できる路線
JR山手線 「高田馬場駅」
東京メトロ東西線「高田馬場駅」
西武新宿線 「高田馬場駅」
東京メトロ副都心線 「西早稲田駅」
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