今注目を集めつつある「マンションの資産価値向上」がアツい!
今回のスタッフブログでは、決して「シリーズ化」というわけではないのですが、タイトル通り今注目を集めつつある「マンションの資産価値向上」に関する話題をいくつかご紹介したいと思います。
ほとんどの方が「一生に一度」の機会となる「不動産購入」ですが、どんな物件でも「購入〜入居後の資産価値」という部分が、必ずと行っていいほど付いて回りますよね?
今回は、この中でも、より「今後の状況が厳しいのでは?」と言われている「マンション物件」の「資産価値」に着目して、皆さんのお役に立つ知識やノウハウをいくつか解説していきますので、いつもの様に御用とお急ぎでない方はしばしお付き合いください!
「マンションの資産価値」が、なぜそこまで重要視されるのか?
さて、早速セクションタイトルの『理由』について、おなじみの「箇条書き」にて、ざっとご紹介していきましょう。
・どんなに長く住んでいても、いつかは「売る時がやってくる」から
・高く売れるのであれば、住まいに関する「選択肢」が広がるから
・高い「資産価値」を持つ物件は「賃貸化」すれば収入になるから
・仮に「将来、経済的に苦しくなった場合」でも、まとまった額が売却によって用意できるから
・資産価値が高ければ「リバースモーゲージ」も可能になるから
・単純に「不動産を含めた総資産」を多くしておきたいから
もちろん、上記の理由以外にも、さまざまな理由が考えられますが、基本的には「不動産を購入するすべての人が、結果的に資産価値を気にするようになる」ことは間違いなく、どんな人であっても「自宅の資産価値が下がることは、できる限り避けたい」と考えているようです。
しかし、現在ではさまざまな「不動産情報」やニュースなどで「今後不動産の資産価値が下落していく」という話や、その根拠などが数多く聞かれるようになっており、長い目で見れば「タイミング次第で下落に転じる」可能性が高まっているようです。
ただ、覚えておくべきは「今後がどうなるかは誰にも分からない」という、かなりありきたりなアドバイスになるのですが、まだまだその影響も大きい「コロナ禍」を経験した方ならば「確かに、あんなことだって現実になった」と、納得してもらえるのではないでしょうか?
であれば、どうなるか分からない「将来」を悲観するよりも、その時が来る前に少しでも影響を軽減できるよう「積極的に自宅の資産価値を高めるための努力」をすべきではないでしょうか?
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「マンション資産価値向上」に不可欠なファクター①:管理組合が活発に活動していること
続いては、今回の「目的」である「マンションの資産価値向上」において、不可欠と言っていいほど重要な「ふたつの項目」について、それぞれ解説や根拠などお話していきましょう。
すでに知っている方も多いとは思いますが、ここで「管理組合」について、改めて解説しておくと、マンションなどの集合住宅の場合、自分たちの持ち物である「自室」などの「専有部分」の他に、全ての所有者が共同で使用する「共同部分」を維持・管理する目的で「管理組合」が設けられる場合があります。
しかし、中には「所有者たちそれぞれが、自ら管理しているマンション」なども存在しており、新築分譲マンションの場合でも「結果的に管理組合発足に至らなかった」ケースも存在しています。
これらの「管理組合」、または管理業務を委託された「管理会社」における、重要な業務のひとつに「長期修繕計画の立案・決定・実行」がありますが、もし「管理組合」が存在せずに、マンションの「長期修繕計画」が実現しなかった場合、そのマンションの「資産価値」は、当然ながら「下落する」ことがほとんどです。
そして、このような「長期修繕計画の実施」において、あまり力が入っていないマンションの場合、これもまた「資産価値」という局面において「限りなく赤に近い黄色信号」の状態だといえるでしょう。
マンション所有者にとって、自らが所有し、場合によっては「リフォーム」なども可能な「専有部分の資産価値向上」は、あとからいくらでも対策を行うことができますが、マンションの「資産価値」は「それ以外の共有部分」にも大きく左右されます。
ですので、あなたがもし仮に「マンションの資産価値」を向上させたいと考えているならば、同じ志を持った住民が多く存在するであろう「管理組合がしっかりと活動しているマンション」であれば、実現する可能性はそれだけで高くなるでしょう。
「マンション資産価値向上」に不可欠なファクター②:元々の建物の構造が「しっかり」しており、長く居住できる条件がそろっていること
さて、続いてのファクターは「元々の建物の構造が『しっかり』しており、長く居住できる条件がそろっていること」という、少々「曖昧(あいまい)」な表現となっていますが、その内容が理解できれば「なるほど、これ以外の表現が難しかったのか!」と納得していただけることうけあいです。
冒頭のセクションでも列記したように、多くの人々が「マンションの資産価値」は、主に「売却することを前提として」、高くあって欲しいと考えられています。
では、実際に売りに出した場合、その物件を買いたいと思う方の心理とは、一体どういうものになるのか想像してみてください。(ご自身がマンションを「買いたい・買おう」と考えたときの心理を思い出してみてください)
ほとんどの方が「せっかく購入するのなら、より良い物件、より『長く住むことができる物件』を選びたいし、購入したい」と思ったはずです。
この「長く住むことができる物件」は、明確な定義などは存在しませんが、基本的には「修繕などに手間やお金がかからない物件」であることが前提になるはずですし、もしあなたが「中古マンション物件」を購入したいと考えていたならば、まず間違いなく同じことを「あなたの次の購入者も考える」でしょう。
なおかつ「元々の構造が『しっかり』としている物件」であれば、リフォームや修繕を施すことで「良い状態を長くキープ、または改善できる」わけですから、その土台としては、やはり「しっかりしている」ことが大前提になるはずですね。
当人の努力だけでは、どうにかならないのが「資産価値」ではありますが
さて、最後のセクションでは、簡潔にではありますが、今回の記事における「まとめ」的な内容を解説していきましょうか。
セクションタイトルにもあるように、多くの人が集まる「マンション」においては、さまざまな人々の価値観や人生計画などが左右するため、一人の所有者が「マンションの資産価値をもっと向上させたい!」と考えたにしても、その実現はかなり「ハードルが高い」ものとなるでしょう。
ただ、そのまま「どうせ何もできやしない」と諦めてしまっては、将来の「選択肢」に「大きな影響が出てしまう可能性」が、ただ悪化していくだけに過ぎません。
本当にそれで良いのでしょうか?
実は、近年になって、前述のように「それまで管理組合のなかったマンション」において、所有者の働きかけにより「新たに管理組合が設立された」というケースが出てきているのですが、きっと彼らも「今所有している物件も、このままでは一層資産価値が低くなっていくだけ」という状況を懸念(けねん)し、自ら動きだしたことが「管理組合の設立」につながったのではないでしょうか?
もちろん、どうするのかを決めるのは、あなた次第ですよ?
さて、今回のお話、皆さんいかがでしたか?
これから住まいを、不動産を購入したいとお考えの皆さん。
まずは、私たち「おうち不動産」まで、お気軽にご相談ください。