不動産取引の主役!おうち不動産の「中古物件」徹底解剖 Vol.1
「新築」神話崩壊! もはや「中古物件」がメインの時代に?
現在、多くの記事や不動産取引の現場で話題になっているのが、日本の不動産市場における「新築神話」の崩壊についてでしょう。
先進国の中でも、「中古不動産の流通」においては不当に低いスコアを持つ日本でしたが、前述の神話が崩れ去ると同時に、市場における「中古物件」の価値はうなぎ登りとなっています。
今回は、そんな台風の目である「中古物件」に、おうち不動産(東京・池袋)は、スポットを当て、知って得する情報や知識・ノウハウをご紹介して行こうと思います。
「中古物件」だからこそ、お得にかなえる夢のマイホーム!
どんなに美しい新築物件でも、一度入居者を迎えた瞬間に「中古物件」となるのは、誰しもカンタンに理解できるでしょう。
もちろん「中古物件」になったからといって、その価値がすぐさま「0になる」ということはまったくありませんが、少なくともいくばくかは「価値が下がる」ものです。
ですが、数十年~数年前まで、この「価値」の下落は、現在よりももっと激しいものでした。
それはこの時代の「中古物件」を取り巻く人々の「価値観」において「新築であること」が「何よりも重要視されていた」ことを示しています。
難しい書き方にはなってしまいましたが、これが冒頭でご紹介した「新築神話」の正体です。
例えば「夢のマイホーム」というフレーズを想像してみましょう。
あなたに浮かんだイメージはおそらく「新築物件」ですよね?
このフレーズのどこにも「新築」との断り書きがないにもかかわらず、多くの人が「新築物件」を思い浮かべてしまうカラクリは「価値観」にあります。
以前の我が国では「新築こそがステータス」であり、働く人の大半が「いつかは新築物件を買えるようになりたい」と夢を見て、自分たちの子供や家族にもそういった「価値観」を広めていたものです。(右肩上がりで成長を続けた「戦後」においては、必然的な「価値観」であったことは理解できますね)
が、しかし、現在は21世紀を迎え、「平成」が終わり、「令和」が始まりました。ひと昔前に比べ「価値観」が変化しただけでなく、多様化している時代です。
当然のように「新築であること」よりも「実際のメリット」を重視する人々が増えた結果が「新築神話崩壊」ということです。
ということは。
ごく当たり前に「価格の安い中古物件で、かなえよう夢のマイホーム」と考える層が、現在の不動産市場を動かす存在になった、といえるでしょう。
ただ、少子高齢化が進行した現在、そんな従来の「価値観」が消えてしまったか?といえば、その答えは「No」。
不動産購入においては、依然として「裕福な高齢層」も力を持っているため、今後の「神話崩壊」がさらに進行するかどうかは、それこそ「神のみぞ知る」といった所でしょうね。
さて、ここまで、ごくごく当たり前な話に終止したのは、一つ理由があります。
それは「総合的に考えると、今は不動産購入に非常に適した時期である」ということを理解していただく狙いがあったから。
単純に考えると「どんなに価値がある中古物件」でも「中古」というだけで除外する層がいるのですからしめたものでしょう?
要は「マイホームを持つなら今がチャンス」です!
とあるフレーズを拝借するなら「勝機をこぼすな!」といった所ですね。
「耐震構造」の意外な「モロさ」とは?
現在、住まい探しにおいて重要視されるようになったのが「耐震性」。
わずか20年ほどの間に、壊滅的な被害を生んだ「大地震」を2つも経験した我が国だからこそといえます。
しかし、住まい選びの物件情報において、価格や間取りに並んで「耐震」に関する情報が掲載されていることは少なく、物件によっては仲介をしてくれる「不動産会社」に問い合わせる必要がある場合も。
これに関しては「売る」側だけの責任ではなく、「買う」側においても突っ込んで聞かずに契約してしまったケースも多々あります。
例として、少々イジワルな質問を投げかけてみましょう。
あなたは、マンションなどに用いられる「耐震」「制震」「免震」の各構造をキチンと説明できますか?
「それは不動産のプロに必要な知識であって、一般人は知らなくても…」
いいえ、マンションの購入を考えている方であれば、現在では必須の知識だと思います。
では、この機会に覚えてください。
・「耐震構造」=強度の高い素材を用いて「建物自体の強度を上げる構造」
・「制震構造」=振動を軽減する機構を導入し「建物の揺れを抑える構造」
・「免震構造」=地面との間に「免震装置」を挟んだ「揺れを伝えない構造」
これを例に挙げた理由ですが「立地や建物の状況においては、これらの構造が有効に機能しない場合がある」ということをご理解いただきたかったから。
過去には、「地盤が弱い所に強固な耐震構造のマンションを建ててしまい、地震によって建物自体の損傷は抑えられたものの、建物全体が倒壊する危機を迎えてしまった」という笑えない実例もあったのですから、あながち「無駄な知識」ではないはずですよね?(最終的には全住民が退去したそうです)
一般的に「1981年以降に建てられた物件」であれば、現行の耐震構造基準に沿った建築であり、震度6以上の地震に対応できるとされていますが、先程の例の通り「ちぐはぐな設計・施行」に当たってしまえば元の木阿弥。
セクションタイトルのような「意外なモロさ」を発揮されても困りますので、住まい選びの際は、必ず入念なチェックをするようにしましょう!
(今は「地盤の強さ」すら、ネットで調べることもできるんですよ?)
思いもよらない「手厚さ」が充実している「火災保険」を見直そう!
さて、このセクションでは「中古物件」からは少し離れて「人生設計を支えるパートナー」である「火災保険」に関するお話を。
現在利用している人も多い「火災保険」。
しかし、有効な機能や特典・特約を使いこなしている方はあまり多くないのではないでしょうか?
しかし、「火災保険」という名称により、本来の恩恵から遠ざかってしまい、その存在に気づかないということもあり得ますね。
なぜなら、販売店や保障会社によっても異なりますが、本来の「火災保険」は次の「5つのリスク」に対して保障がされていることがあり、全てをひっくるめて「火災保険」と呼ばれているからです。
・「火災」に関するリスク(落雷や爆発に対応する場合もあり)
・「水害」に関するリスク
・「風災」に関するリスク(降雪や降「ひょう」被害に対応する場合あり)
・「破損・汚損」に関するリスク(家具やガラス窓に対応する場合あり)
・「日常的な被害」に関するリスク(盗難や水漏れにも対応する場合あり)
どうですか?
人によっては、こんな「広範囲の保障が可能なスグレモノ」であることを今知ったかもしれませんね。(一部は「特約」となる場合もあります)
せっかく手に入れた「マイホーム」だけでなく、ご家族の健康や被害を支えてくれる「火災保険」、一度じっくりと目を通してみることをオススメします!
きっと頼りになるはず、魅惑の「仲介手数料無料」を狙え!
さて、今回最後のセクションは、これまでも何度が取り上げてきた弊社の「仲介手数料無料」のおうち不動産(東京・池袋)に、関するお話です。
不動産物件の購入において絶大な威力のある「仲介手数料無料」の不動産会社ですが、利幅の大きい「新築」ならともかく、購入価格や仲介手数料の低い「中古物件」においても「仲介手数料無料」になるのでしょうか?
結論からいえば「なります」。
物件にもよりますが、「物件が新築であろうが、中古であろうが『必ず発生する部分のコストを削って』サービスを提供出来る可能性があります。
例えば、これらの会社が「仲介手数料無料」を実現するために行う施策のひとつに「店舗運営費を大幅に削減する」といった手法があります。
皆さんがイメージする「不動産会社」。
おそらく大半が「豪華で質の高いきれいな店舗」をイメージしたかと思います。しかし、「仲介手数料無料のおうち不動産)の場合、このような「店舗を持たずに営業すること」でコストカットにつなげています。
これらの「店舗」、当然のことながら維持・継続していくにはそれなりのコストが必要となり、場合によっては家賃の高いテナントを借りていることも。(もちろん、「不動産店」という「権威・重厚さ」を大切にしているとも取れますが)
このような部分をカットすることで、中古物件でも「仲介手数料無料」を実現しているのですから、ここは遠慮なく恩恵に預かっちゃいましょう!
いかがでしたか?
他にもいろいろな役立つ知識をご紹介したい所ですが、そろそろ紙面が尽きてしまいそうですので、また次の機会にしましょう。(Vol.2の登場をお楽しみに)
「新築」に代わる不動産流通の新たな主役「中古物件」。
ここは、じっくり吟味して、よりよいお家を手に入れたいものですね。
【スタッフブログ】
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